急に言うけど、作家志望者の皆様、小説というのは、自己実現感はとても満たしにくい所業だということは念頭に置いといて下さいね。書いても書いても出版しても出版しても、自分には足りないところだらけと思い知らされるばかりで、自己実現感はないです。そこは覚悟しといて下さい。
クラシックもそうなのよね。「クラシックは名曲ばかり。だから流行歌なんか聴いてないでクラシックを聴け!」的な人っていつの時代にもいるけど、今クラシックと呼ばれてる音楽は「生き残った名曲」の集合体なんだから、そりゃクラシックは名曲ばかりなはずやん。 twitter.com/sabo_reco/stat…
年齢から言ったらめでたい大往生だけど、世界がロシアを愛さないこんな時代に亡くなってしまってちょっと気の毒ではある。合掌。 「チェブラーシカ」生みの親、シュワルツマン氏が死去…「雪の女王」で宮崎駿監督にも影響 : 読売新聞オンライン yomiuri.co.jp/culture/202207…
これは文芸作家の団体も早く声を上げて欲しい。登録しない作家とは「面倒だから」と仕事をしようとしなくなる出版社が現れる前に。 「日本漫画家協会」がインボイス制度導入反対の声明を発表 nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/22… @itm_nlab
とっさにこれだけのことを答えられる川上弘美さんはさすがだと思ったことです。報道側の薄っぺらさとの対比がものすごいことになってます。作家志望者必読の記事。 選考委員・川上弘美さんも「違和感を覚えます」と苦言…テレ朝「報道ステーション」の芥川賞取材に感じた疑問 a.msn.com/01/ja-jp/AAZNv…
小説(というか、創作物全般)は、人間にとっては「無くても生存に問題がないムダなもの」なんだけど、その「無くてもいいムダもの」が、人間は何故か無いと生きて行けない。その矛盾の中にこそ創作物の存在意義があるのだと思っている。
今池袋のジュンク堂で、こんなパロディブックカバーを売っている。私はブックカバー使わないので買わなかったんだけど、『時計じかけのおれんち』と『2001年普通の旅』はちょっとホシイ気もww
ぎゃーーこれはホシイ!と思ったけど、探偵堂さんのファンアートで非売品だそうです。金田一耕助関係はライセンシーが厳格なので販売は無理という情報も。でも画像は保存した。すばらしいw
今日の「サラメシ」の「あの人も昼を食べた」のコーナーが西村京太郎先生をフィーチャーしてたんだけど、「三十でデビューした遅咲き」と紹介しててぶっ飛んだ。あの、小説家の三十デビューは遅咲きじゃないからね! みんな、NHKに騙されて落ち込むなよ!
日下三蔵さんが、古い小説の差別表現への封殺圧力で悩んでいるようだ。昔はピューリタンの時代ってなんであんな風になったのか不思議に思っていたけど、最近のポリコレ圧の強さを見ていると、なるほどピューリタン時代ってこんなふうにできていったのねと思わされる。ちょっと怖い。
販売価格は1880万円ですって!  映画「犬神家の一族」の旅館が売りに出される 経営する高齢夫婦が「苦渋の決断」 nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/23… @itm_nlabより
さんざん見直してもうミスはないと思った文章の「じここうていかん」が「自己皇帝感」になってて膝から崩れ落ちる。そんなラインハルト・フォン・ローエングラムみたいな人はそうそういないよ……
世界中(特にロシア)に、日本文学のデタラメ翻訳が蔓延していることをご存じだろうか。海外出版社の目的は国際交流基金の助成金。日本の作家も、作家団体も、実は結構そのことを把握しているが、声を上げる者はいない。藪蛇になって翻訳されなくなると困るからだ。「翻訳された」という看板(続)
が大事であって、どう読まれているかは気にならないのかもしれない。どうりで世界における日本の小説って、翻訳者に恵まれた少数者の一人勝ちなはずだよ。残念極まりない。
ネットで「目に青葉 身にアニサキス 初ガツオ」っていうのを見てしまったら、もう元の句が思い出せないww
私事になりますが、訃報です。もし「いいね」を押してくださる方がいらっしゃれば、弔意として受け止めさせていただきます。 2023年6月12日18時15分、夫・井上徹が永眠いたしました。享年58歳。死因は脳幹梗塞となります。
6月4日朝に倒れたのですが、発症から搬送まで数十分という異例の速さで、しかも、運び込まれた帝京大学医学部附属病院は井上のかかりつけの病院という幸運に恵まれました。しかし、その幸運と大学病院の医療技術をもってしても、脳幹部の動脈瘤の梗塞という
どうしようもない圧倒的な事実を変えることはできま せんでした。 本人の希望もあり、近日中に近親者と少数の友人をお招きして、無宗教のお別れ式を執り行います。
井上は映画を愛し、芸術を愛し、何よりも仲間を愛しました。親兄弟にも仲間にも恵まれ、そういう意味では幸せな人生だったかと思います。ただ、本来かなりの自由人であるはずの井上を、もっともっと自由に生きさせてあげられなかっただろうかと思うと、悔やまれます。
しかし井上は今、大きな自由を得ました。恩師である山田和夫先生や由良君美先生のみならず、タルコフスキーやゲルマンやエイゼンシュテインにも会いに行ける自由です。皆様の生前のご厚意に感謝しつつ、どうか、井上のことを心のどこかに置いてやってくださればと思っております。