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前日練習で捻挫して、普通の試合なら棄権するところを出場し、フリーで一番良い4Aを9歳の自分といっしょに跳ぶって……大河少年マンガのクライマックスシーンじゃないか。
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ドーピング問題うやむや、下回り放置、シリアスエラー狙いうち、回転不足判定もあいまい、すべて後味悪く終わった男女シングル。
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今一度、この言葉をかみしめたい。
羽生結弦選手「芸術とは、あきらかに、正しい技術、徹底された基礎によって裏付けされた表現力がないと、芸術として成り立たないと思っています」
#YuzuruHanyu𓃵
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平昌から四年間は、正しい技術や基礎をおろそかにし、てっとり早く三回転でも四回転と認定し、スケーティングも無視して、ただ特定選手を祭り上げるためだけの恣意的ルール採用ISU寸評会になってしまった。
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下回りの蔓延、シリアスエラーの恣意的適用、回転不足見逃しの自在化を野放しにした罪は重いです。競技をドーピングと同じくらい崩壊させた。
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中沢新一さんの見開きコラム「氷上の阿修羅」があまりに素晴らしく、週刊現代を買ってしまいました。ちょっと手に取りにくい雑誌ですが、ファンの人たちに読んでほしい。国際ルールという理不尽な神々に挑む阿修羅の比喩といい、理解の深さといい、全文素晴らしいです。
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草野仁の日々是精仁 隔世の感
「羽生結弦」という天才の出現で不可能と思われたことが可能に。長い手脚、バランスのとれたスリムで美しい体形、表現をより深いものにする体の柔軟性、そして常により高いところを目指していく飽くなき追求心、全てがチャンピオンにふさわしい。 kusanohitoshi.com/hibikore/befor…
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レゾンの感想をまとめて書こうと思ってたけど、サプライズ・ダムパリにやられてしまい、ダムパリの話を先にします。ダムパリとは2012-2013シーズンのフリープログラム「ノートルダム・ド・パリ」のことで、たいへん思い出深いプロでした。振付はデビット・ウィルソン。レゾンと同じ人。
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毎年ジェットコースターと呼ばれる羽生選手の競技生活ですが、この2012-2013シーズンほど角度が急でスリリングだった年はないように思います。そのときいっしょに苦楽をともにした名プロ。いろいろな思い出がこみあげるプロでもあります。
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2012年シーズン最初、フィンランディア杯でダムパリは正式披露されました。怪我明けで練習でもほとんどジャンプが決まらず案じていたら、本番では初めて4T4Sを決めて優勝。そのときはライストさえなく、ただ同じ試合に出ていたミーシャG氏によって結果を知った深夜でした。
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競技プロとしてのダムパリはこれがラストになりました。ソチ前のシーズン、パリで開催されたGPSフランス大会のエキシで披露されたダムパリは美しかった。そして10年後の今日のダムパリ、感無量……。
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ダムパリに特別感があるのは、まだ五輪金メダリストではないカナダに渡ったばかりの高校生スケーターがもがいて頑張って、ときにはぼろぼろになってNHK杯全日本と掴みとっていったテーマのような感じがしていたからかな。10年後の今日、再演してくれてありがとう。ファンも幸せでした。
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一日たって感想をまとめます。ソチ以降、五輪メダルは持ち回りなのか理由は定かではないが、連覇はさせないようさまざまなルール改正がされてきた。たいていの選手はそこで心折れるけど、羽生さんはそのたびにルールを攻略し、進化していった。もともと苦手がないオールラウンダーだから可能だった→ twitter.com/tvtokyosports/…
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ミーシン氏が「地獄の釜の蓋を開けた」と評した数々のルール改悪です。GOE加点を増やし恣意的操作する。明確な理由がなくてもPCSを低下させられるシリアスエラー導入、下回りの容認だけでなく大幅加点、自由自在な回転不足判定etc。なし崩しに歯止めがなくなり、曖昧だったルールは崩壊した→
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「僕が大好きだった時代の僕が追い求めている理想の形のフィギュアスケートをさらに追い求めたい」と決意し、ルールが崩壊した採点競技に見切りをつけた決断は正解であり、嬉しいかぎりで拍手を送ります。新しい世界に飛び立った羽生さんをいっそう応援したいです。
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#nottestellata
前半
ノッテステラータ 羽生
オープニング群舞
ザプレイヤー 本郷
燐燐 無良
ファイアーダンス シェイ
ゲイリームーア 田中
フラフープ
メランコリー ジェイソン
サティ他 宮原
異種格闘技戦コラボ
ヴァンゲリス 内村+羽生
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