名護警察署前。島袋文子さん。「こういうことも、面白い。お見合い以来、初めて口紅つけてきました」周囲から大喝采。「ちゅらかーぎー(美人)になってるよ!」
宜野座映子さんの挨拶。「今朝、島袋文子さんから電話がありました。『とても元気だよ~』と。『戦争は、みんな死んでゆくんだ。だから、絶対にしてはならないんだ。血の水を飲んで生きてきた私は、脚が不自由でも、最後まで声を上げ続けるんだ』と」
山城博治さん。「我々の闘いが、ここまで必死にならざるを得ないほど国を追い込んでいるということ。搬入は残念だがねたとえどんなに機材が運ばれようと、それだけではただの鉄屑。作業員を入れない闘いをしよう。そのためには、より多くの結集を!」
三宅洋平氏が「首相の妻」を高江に引き入れた事件。たとえそれが絶望的に稚拙な〝善意〟に発したとしてすら、理念として完全に破綻しており、現実には決定的マイナスとなるだろう。現場に立つ山城博治さんの苦衷を忖度すると涙が出る。それにしても「分断」とは常に最もおぞましい形で画策されるもの。
安倍政権が、いま沖縄にしていること。国政選挙に全敗したから、暴力で威圧。豊かな自然と自らの生活を守ろうとする声を弾圧。生活道路でもある県道70号線を封鎖、ヘリパッド建設に抗議する人びとの自由を奪い、人権を侵害し、物理的な暴力も。ヤマトのメディアの大半は、この実態を正確に報道せず。
本日の『琉球新報』。ついに「一部の警察、防衛関係者」からすら「異論」が出るに至ったという規模の大弾圧。もはや安倍政権は沖縄に対し、主権者の意思表示たる選挙を全否定し『日本国憲法』を根底的に停止し、ファシズムの完成状態に突入している。