本日の『琉球新報』文化面に連載『まつろわぬ邦からの手紙』第14回「言わねばならないこと——翁長雄志・沖縄県知事への緊急公開書簡/山城博治さん救出と『オール沖縄』の蘇生を」を寄稿しました。翁長知事に、当初の理念に立ち返り、政府の弾圧に対峙する明確な態度表明を求めた〝公開書簡〟です。
那覇地裁前。山城博治さんらの即時釈放を求める大集会、さきほど終了。しかし、まだ多くの人びとが、おのおの、思いを共有する参加者とともに、現場に。
宜野座映子さんの挨拶。「今朝、島袋文子さんから電話がありました。『とても元気だよ~』と。『戦争は、みんな死んでゆくんだ。だから、絶対にしてはならないんだ。血の水を飲んで生きてきた私は、脚が不自由でも、最後まで声を上げ続けるんだ』と」
矢ヶ﨑克馬さん・講演——「チェルノブイリ原発事故と、東京電力・福島第1原発事故との対応の比較。旧ソ連の専門家は事実を直視し、救済に全力。日本の専門家は政府と共に隠蔽に加担」 なんと絶望的な犯罪国家か。この日本という国は。
集会には御令兄の他にも、博治さんのお身内が参加されていた。現在、御家族も接見できないとのこと。既報の通り、山城博治さんは昨春、悪性リンパ腫で入院されており、現在も体調は万全ではない。こうした方への今回の弾圧は、何度も言うとおり、直接的な害意をすら感じさせるもの。一刻も早い解放を。
支援者の拍手と声援を受けながら、名護警察署を出る島袋文子さん。だが、これで「取り調べ」が終わったわけではなく、この後も事態は予断を許さない模様。今日はともかく、ゆっくりお休みくださいと言うほかない。