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禁止薬物の検出。多くは疾病や傷病を治療する目的で獣医師が使用した薬物。解熱、消炎剤が残っていた、風邪薬が出ましたレベルの話
今回、盛岡競馬で検出されたのはアナボリックステロイドという筋肉増強剤。治療に使用することの無い明らかなドーピング薬。関係者が未だに使用しているとは考え難い
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馬は人参🥕もリンゴ🍎も食べた経験が無いと食べません。
そこで牧場一のベテラン競走馬に青森産のリンゴを与えてみました。
#サクラシャイニー
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種馬になって1度も整歯されてないとの事でウインバリアシオンの整歯も行いました。
とても大きい種馬🐎なので緊張しましたが拍子抜けするほど扱いやすい子です。
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頚椎に痛みを抱え種付け不能なディープに対し“日本で初めて”の頚椎手術を実施した社台グループ獣医陣
リスクと非難を承知で実行したその心境は計り知れない。助けることは出来なかったが、社台獣医陣とディープインパクトによって将来、首に問題を抱える馬達が救われる一歩となったのは間違いない
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手術の始まりです。
気管挿入し各種モニターを装着。
全身麻酔、仰臥位にて手術を行います。
右前膝にも骨折が見つかりましたので両膝を手術する事になりました。
#ファニーフラッシュ
#リアルダビスタ
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無事手術が終了しました。
手術時間は77分
覚醒室へ移動し目覚めを待ちます。目覚めるまでには大抵は40-50分かかります。
馬の麻酔事故は覚醒時に起こり易い。
ここが一番緊張する場面です。
#ファニーフラッシュ
#リアルダビスタ
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手術後、1時間半。
社台クリニックを後にします。
骨折や外傷は日帰り手術が基本。
お世話になりました🤲
社台クリニック🏥
あとは牧場で抗生物質、消炎剤の注射や患部の消毒、バンテージ交換などの治療を行います。
まだ麻酔が効いてふらふら
#ファニーフラッシュ
#リアルダビスタ
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正解は、、、
右前肢でした。
解答へ結びつける動作は頭部の上下運動です。
点頭運動と呼ばれるこの動作は基本的に前肢跛行で見られます。
負重時に頭を上げることで重心を後方に逃がし患肢への軽減しようとします。
頭を上げたタイミングで負重する足は?
右前肢となります。
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馬は同じ四つ脚動物でもウサギとは走方が異なるので正面に真っ直ぐは走っていない。
左手前では推進力は右後→左前方向
右手前では推進力は左後→右前方向
推進力は対角線方向に作用するのでコーナーの向きと手前を一致させる必要がある。
*動画は右手前
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ジャスティン 東京スプリント(JpnⅢ)優勝おめでとうございます。
当歳からの成長記録を振り返れる幸せ✨
equineracing.jp/horse/%E3%82%B…
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ゲート練習
馬は閉所恐怖症。
先ずは本番ゲートより1.3倍ほど幅広な練習用ゲートを日常的に通過し、安全で何も無いことを教えます。
一度トラウマを与えると取り除くことは非常に難しいため、とても慎重に進めます。
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全身麻酔からの起立
馬が立ち上がる気になったタイミングで前肢(頭部)を先に引き上げる。
ビデオを見返すと僕の後肢を引き上げるタイミングが少し早い。それでバランスを崩してます。
とは言え無事に起立。
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ミズイロキキョウ
社台ホースクリニックでの倒馬法
鎮静の後、注射用全身麻酔剤(ケタミン)を投与。馬を人力で壁に押し付け緩やかに倒します。
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静脈麻酔(ケタミン)にて倒馬後、気管挿管を行います。
吸入麻酔を行うためです。
馬は口で呼吸出来ませんが
馬の気管挿管は非常に簡単なのです。
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静脈麻酔による倒馬後
気管チューブを挿入し手術台へ移動します。500kg以上の大動物ですから電動クレーンを使用します。
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さあ、いよいよ乳母との対面です。
乳母はホルモン処置と頸管マッサージの効果で今まさにお産を終えたと勘違いしています。
『ブルル、ブルブル』と乳母が優しい鳴き声を出し仔馬を受け入れてるサインを出しています。
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カビからアナボリックステロイドであるボルデノンが生成されるとはペニシリン以来の大発見か⁉️
news.yahoo.co.jp/articles/0f337…