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えーと、製作者の一人として言いますが、『ポケットの中の戦争』は、半分以上は『まっぷたつの子爵』と『戦場の小さな天使たち』からパクっています。もしアニメを気に入られた人がいれば、是非。前者は岩波文庫(俺が読んだ時は晶文社だったけど)、後者はこちら。amazon.co.jp/%E6%88%A6%E5%A…
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マクロスをやっていた頃、山賀博之君が『ミス・マクロス』の演出担当で、原画が「使い物にならない」とヒイヒイ言っている。見たら確かにひどい原画。開き直った山賀君が友人を呼びます!と言って、参加したのが貞本義行君と前田真宏君。こういう人材がいるならアニメ業界の未来は明るいと思った。
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30年ほど前(今もそうなんだけど)TVアニメの作画枚数制限がうるさく言われた頃、インフルエンザが大流行している世界で、登場人物全員がマスクをしている設定にすれば、口パク(口を動かすための動画で基本3枚)が省略できると冗談を言い、周囲の失笑を買ったのだが、現実化するとはなあ。
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フィルム産業はイカサマ商売なんだから、職歴なんぞ適当にでっち上げればよかろうと、嘘八百を書いた四十年近く前。公文書じゃないから、この程度は許されるだろう。 twitter.com/ree_yokoyama/s…
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そこはかとなく漂う諸星大二郎感 twitter.com/womensart1/sta…
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アニメの関係者は大抵経験しているはずだが、原撮(原画のみを撮影したテスト映像)を見て、「おお、素晴らしいカット!」と感動するのだが、その動きの魅力が動画・仕上げと進むにつれ、少しずつしぼんでいって失望する事がままある。あれはいかなる理由によるものか、未だによく判らない。
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ガキの頃、雑誌や新聞でボリショイサーカスの記事をやたら見たせいか、「ボリショイ」というのは地名か人名みたいな固有名詞だろうと思っていたら、実はロシア語で「大きい」という意味だそうで、木下大サーカスと変わらんのであった。何となく騙された気分だ。
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マクロス(初代)放送時、放映一ヶ月で現場は火の車。放送時間が日曜昼間なので、日本シリーズで土曜日に中日が勝って第七戦までもつれれば、アニメが一回休みになると知り、必死に中日を応援した(相手は西武)。結果は後半グダグダの負け試合、翌日の秋の天皇賞をヤケ買いしたら当たった苦い記憶。
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後に判明したが、あの二人はプロ野球で言えばドラフト一位候補だったのだが、ああいう人材が一箇所に集中した理由がよく判らない。河森君や板野さんや美樹本君も含めて。
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#あれ実は私なんです
『ママは小学4年生』の元アイディア、未来から自分の娘がタイムスリップで来て云々は、サンライズの山田さんに女児物(女の子向けのアニメの業界用語)のアイデア無いかねと言われ、俺が適当に思いつきを言ったら、その後実際にアニメになった。もちろんクレジットなど無い。
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大家さんに身バレして、この時期に話題となる自分が関わったソフトにサインするはめに。息子さんが四人いらっしゃるそうで、ありがたいことに四枚もブルーレイを買い求めて頂いた。おまけにクリスマスプレゼントまで頂戴する始末。この年になってサンタの存在を肯定したくなってきた。
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小林七郎さん、美術の上がりチェックに小林プロに行くと、よく出来た背景を見せる時は、凄く嬉しそうな感じを全身から発散していて、「見て見て」感200%みたいで、大御所というより絵が好きな子供みたいだったなあ。
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会社合併が流行していた頃、アニメ業界でもスタジオぴえろとマッドハウスが合体して『気狂いピエロ』になったら良いのに…と考えていたなあ。 twitter.com/HuverEva/statu…