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この件は最初にインターネット上に画像が掲載されました。山階鳥研の職員が画像を見て、捕食されたベニアジサシに鳥類標識調査の足環が装着されていることに気づき、投稿者の上原勝さんに問い合わせた結果、残骸を拾いに行ってくださいました。
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足環を確認したところ、この個体が約 6,000km 南のオーストラリア・クイーンズランド州・スウェイン環礁で2002 年 1 月 12 日に足環を装着された21 歳以上の個体であることが判明しました。
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ノネコやノラネコが野生鳥類を捕食することによる影響は、世界中で懸念されています。オーストラリアでこの個体に足環を付けた研究者、ポール・オニールさんも、長距離往復飛行に何度も成功したのに、ネコに捕食されるという非常に悲しい結末ですとコメントしています。