阿乱隅氏(@yoiinago417)さんの人気ツイート(新しい順)

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エリザベス女王がお亡くなりになりました。 ロンドン五輪の開会式でダニエル・クレイグのボンドと共演されたお茶目なお姿が思い出されます。 安らかにお眠りください。
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今日はピーター・セラーズ誕生日。「博士の異常な愛情」の芸術的1人3役にクルーゾー警部にフーマンチューに不気味な「ロリータ」、狂った役柄から「チャンス」のイノセントな庭師。多くの名人芸を堪能させてくれた彼も54歳の若さで逝ってしまいました。もっと笑わせて欲しかったのに泣かせるなんて。
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今日は永井豪氏誕生日。「デビルマン」はジョージ秋山氏の「ザ・ムーン」と並ぶ2大トラウマ漫画でした。何せ「あばしり一家」を読んでいたらアレだもの。そして破滅後の暴力世界を容赦なく描いた「バイオレンス・ジャック」、何という先見性!「マジンガーZ」も含め当時の氏はまさに天才でありました。
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今日は草刈正雄氏誕生日。資生堂やグリコのCMが初見。ドラマ「プロハンター」映画は「卑弥呼」「エスパイ」、私には2枚目過ぎて兄貴感の無かった人。少し存在を忘れていたら90年代に渋みを帯びて覚醒、そして21世紀の大河ドラマブレイクはかつてのハンサムボーイを知る我ら世代の喜びでもありました。
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今日はキアヌ・リーヴス誕生日。キアヌやっちゃったか?の後に当たり役を繰り返す我らの不死鳥。ゲイ報道の時は同性愛者に配慮し否定も肯定もせず、さらに50過ぎてバカっぽくテッドを演じる。天使かよ。惚れるだろ。「リトル・ブッダ2」が製作されたらきっと出るぞ。いつでも味噌ラーメン食いに来なよ。
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ミハイル・ゴルバチョフ氏が亡くなりました。歴史的評価はさておき、氏が実践したペレストロイカ、グラスノスチが導いたソ連の民主化〜冷戦終結という、かつてあり得ないと思っていた歴史の激変をこの目で見て世界平和は夢じゃないんだと信じた世代としては、一つの時代の終焉を感じずにはいられません
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グッチによるキューブリック作品をモチーフにしたキャンペーンムービーが公開されました。何気に違和感がないのはキューブリックの映像が持つ瀟洒で洗練されたセンスゆえかと。ミーハーのあちきはこういうのが好きでありんす(誰だよ) youtube.com/watch?v=pk1oTh…
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1日遅れで昨日は荻昌弘氏誕生日。我ら洋画劇場世代は「月曜ロードショー」のソフトで知的な語り口で週明けの憂鬱を忘れました。育ちの良さが滲み出てる上品さ、多趣味もこの人の特徴。文章にも独特の品格があり、「地獄の黙示録」公開時に映画雑誌に寄稿した若者向けの解説も勉強になりました。
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今日はショーン・コネリー誕生日。スパイブームだった子供時代、007は雑誌や父の話に聞く伝説でした。私にはリバイバルで観たボンドとザルドス以降がリアタイコネリー。男臭い渋カッコ良さに英国紳士的重みを兼ねた「アンタッチャブル」「レッドオクトーバー」の彼はボンド以上に私の目指す星でした。
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今日はボラジ・バデジョ氏誕生日。「エイリアン」1作目のスーツアクター。ナイジェリア出身の学生で、208cmの長身がスタッフの目にとまりスカウトされました。男は手足の長さがモノを言います。言わないか。その後母国に帰りますが39歳の若さで病死されました。
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今日はH・P・ラブクラフト誕生日。私たちがこの裏文学史の巨人に惹かれるのは、正の立場から邪の恐怖に慄くだけではなく、その邪に対する狂おしいような憧れがあるからではないでしょうか。そのおぞましい作品群がこの世に出て100年。彼が開けた次元の亀裂の向こう側を、私たちは今なお探っています。
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今日はロバート・レッドフォード誕生日。私の劇場黎明期、神に愛でられた美貌の持主ながらどこか堕天使のようなアウトロー感が最高にカッコ良かった人。「大統領の陰謀」のリベラルな正義感、「華麗なるギャツビー」の虚無、「ナチュラル」のイノセンス。無邪気で寂しげな笑顔、健康美と破滅感の同居。
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今日はロバート・デ・ニーロ誕生日。「ゴッドファーザー2」で既に完全体として僕らの前に出現。「タクシードライバー」「ディア・ハンター」「レイジング・ブル」と私の映画時代を駆け抜けた文字通りおれたちの名優。映画に出過ぎとも言われますが、だからこそ私たちファンへの「近さ」を感じます。
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今日はアルフレッド・ヒッチコック誕生日。私が若い頃、日本ではスリラーの巨匠ではあっても作家としては語られていなかったと思います。難しい話はさておき、彼の映画が卓抜した語り口や映像の造形力以上に面白いのは、その洗練された映像の奥に、性癖を含めドロッとした内側が潜んでいる事でしょう。
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今日はジョン・カザール誕生日。何度観てもフレドに泣ける。確かにおれは弱い人間だ。だからってそんな扱いはないじゃないかという「出来る弟」への屈折。きっと気の回る人間で接待も上手かったはず。他の道もあったでしょう。「狼たちの午後」のサルも至高。生きていればきっと素晴らしい名優に。
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本日の読売新聞社会面より 私は「ジョーカー」という映画が決して好きではありませんし記事も映画のせいとは書いていませんが、この見出しは引っかかります。
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オリビア・ニュートン・ジョンが亡くなりました。享年73歳。 私の世代はまさにこれ↓ そして映画「グリース」 爽やかな歌声、爽やかな笑顔は永遠に。
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フィリップ・K・ディック「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」は気温が上昇した灼熱の地球から他の天体に強制移住させられた人々の話。 J・G・バラード「沈んだ世界」はやはり気温の上昇で地表が水没し動植物に覆われた世界の話。 若い頃に読んだSF小説のそっち方面だけ実現しつつあるのかよ。
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今日はピーター・オトゥール誕生日。王道の名優でありながら、全身から漂わせるヤバ目な妖気がロレンスをはじめ「将軍たちの夜」「パワープレイ」の陰湿な悪辣感、「マーフィの戦い」の執念を際立たせます。「おしゃれ泥棒」の2枚目や高潔な「チップス先生さようなら」もどこか目は妖しくて素敵です。
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「世界サブカルチャー史」の再放送がBSPにて明日8/1深夜より5日連続で始まります。50sから10年区切りでアメリカ社会の変容を、特にその時代の映画から読み解いてゆくファン必見の番組。そして8/6は遂に2010s。もう歴史なのかよ。ていうかNHKなんかくれ。
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今日はアーノルド・シュワルツェネッガー誕生日。コナンの筋肉もインパクトありましたが、リアタイで観た「ターミネーター」の人間じゃない感は強烈で「コマンドー」の娘に優しいヒーローには最初違和感があったほどです。私の映画時代を輝かせた1人。20代は彼の肉体派エンタメ大作と共にありました。
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「ムーンフォール」のアマプラ配信が始まったので近々に観ますが、エメリッヒの映画が劇場ではなくサブスク鑑賞というのは、例えば本来なら浴衣の女子と縁日の参道を歩きながら食べるはずだったチョコバナナを、事もあろうにオカンが買ってきてしまい家で食べてるくらいの落差を感じるのも事実です。
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今日は渡瀬恒彦氏誕生日。70年代東映作品の不良性を最も体現した人。「暴走パニック大激突」「狂った野獣」の強大な敵や権力に刃向かってゆく若者の不敵感。「戦国自衛隊」の悪の魅力に善良な「神様のくれた赤ん坊」。不貞腐れた暗い眼差しと無邪気な笑顔が両立した、私のカッコいい兄貴の1人でした。
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スタンリー・キューブリック生誕祭「博士の異常な愛情」 人類の良識を前提とした核抑止などたった1人の狂気で崩壊する。その狂った状況こそコメディだ。まさに天才の発想である。ディフォルメされた喜劇描写とドキュメンタルな映像の完璧な融合。その戦慄は58年の時を経て、いま再びリアルになった。
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今日はスタンリー・キューブリック誕生日。偉大なる映像の先駆者にしてジャンル映画の鉄人。SF、ホラー、ノワール、戦争、史劇、喜劇…脱構築ではなく、鉄則を忠実に貫く事でジャンルの最高峰を創りあげる稀有な存在。決して傲岸で孤高の芸術家ではない、開かれた商業監督気質。冷たいようで暖かい。