瀧波ユカリ(@takinamiyukari)さんの人気ツイート(新しい順)

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自分の怒りをしっかり捉えて効果的に表出する方向での「アンガーマネジメント」が必要だと思う。本によってはそういうことも伝えてるのかもだけど、怒りは良くないもの、鎮めるもの、というイメージが強すぎる。感情的なのは幼稚で未熟、という風潮も強い。自分の感情を尊重するのは大切なことなのに。
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雑誌のお悩み相談を数年やってて思うこと。女の人は怒りを悪いものだと思って抑え込み過ぎ。傷付けられても貶められても「このモヤモヤを鎮めるにはどうしたら」と考える。「モヤモヤ」と表現してるのは「怒り」にもたどり着けてないから…。「アンガーマネジメント」が流行してる弊害もある気がする。
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痴漢(による性的暴行)を見つけて声をかけたりして助けたあと、被害にあった人がお礼を言えなかったり無愛想に感じても「なんだ、助けたのに冷たいな」とは思わないでほしい。心は恐怖や恥ずかしさへの対応で精一杯だから。電車内で倒れた人を救護しても倒れた人はお礼言えないのと同じだと思ってね。
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東京の駅前や繁華街はちょっと座れるような場所がほんとに少ないな…お金を払わないと「席」にありつけない。
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受験日を狙って高校生に性的暴行する痴漢の存在や、ネットで痴漢予告や煽動が行われていることを多くの人が知って危機意識を共有できるようになったのは、Twitterで何年も前から周知や啓発をしてくれた人たちがいたから。この流れを作ってくれた人たちに感謝と敬意を伝えたい。 #共通テスト痴漢撲滅
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当時コンドームがトレンド的な意味を持つほど社会の関心が大きく啓発も盛んだったのは、「妊娠」は主に女性の問題(※本来そうあるべきではない)だが、「HIV」は男性の命にも関わる問題であるから、と当時を振り返ると思えてくる。だから啓発による進歩はあったけど持続はせず今は後退してるのかも。
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当時、コンドームは「HIV感染を防ぐもの」として強く啓発されていた記憶がある。勿論「妊娠を防ぐもの」としての啓発もあっただろうけど。社会全体としてHIVのインパクトがとても大きかった。その中で「持っていることは先進的」というイメージも付いて、若者の間で持ち歩きが流行ったのかもしれない。
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多くの大人は忘れているかもしれないが(私も朧げだが)、1990年前後のHIV予防への関心は今とは比べ物にならないほど高く(治療法も未発達だったから)、社会問題からジョークのネタ(これは最悪)としてまで語られていて、コンドームも「お守り」なんて名前がついて土産物屋で売られたりしていた。
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「コンドームは財布に入れたら劣化する」、それは当時の若者たちもだいたい知ってた。そもそもほとんどは「使うから」ではなく「流行ってるから」財布に入れていた。でも、どんな時にどう使うものかくらいは知っていた。 これは90年代当時、HIVへの恐怖と関心が社会現象だったことと関係すると思う。
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中学生当時、コンドームを財布に入れるのが流行ってて、みんなで持ってたら先生に見咎められたので「持ってるのは大事なことじゃん」って言ったら先生は「確かにそう。でもふざけて見せ合うものではないから、そのためならダメだぞ」的なことを答えてくれた。30年前でもそれくらいの意識はあったよ。
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こういった記事で、周囲の人たちの協力の必要性が語られるようになったことに進歩を感じる。あとは「痴漢」とは「性的暴行」であることも、改めて明示してもらえたらと思う。これは【公共交通機関内での性的暴行】の話。 共通テストの受験生狙う痴漢 電車内の注意点は| NHK www3.nhk.or.jp/news/html/2023…
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Twitter Blue、 iPhoneからアプリ経由で購入するとAppleの手数料が足されて1380円、ウェブブラウザから購入すると980円らしい。
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ちなみに自分の子には「若い時分にやられたらやり返せの教えを実践してわかったのは単独での抵抗は力でねじ伏せられるってことです。だから周囲を味方につけ周到に準備せねばなりません。周囲とは友達や親、そう私のことです、私はいつでもその準備ができて…」くらい話して「話が長い」と言われますね
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私は親から「みんなに優しくしなさい」と言われなかったな。言われたのは「やられたらやり返せ」「自分は正しいと思ったら折れるな」「欲しいものは欲しいと言え」「困ってる人がいたら助けなさい」かな。外ではゴリゴリに「女の子は優しくしなさい」の圧を受けたけど、親の教えの方が強かった😂
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みんなに優しくしなさい、と言われ続けると、自分を削ってでも相手に譲って与え続けてしまったり、優しさを搾取したい人にロックオンされてしまうことって実際ある。そんな同世代の女の子たちをたくさん見てきたし、「優しくしなさい」はとても深い呪いだと思う。
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2001年のフランス映画『女はみんな生きている』がめちゃくちゃ面白かった…家族に家政婦扱いされてる中年女性と、麻薬と売春が絡む人身売買組織から逃亡する若い女性のシスターフッドストーリー。彼女たちの周りにいる、優位な立場に安住した男性たちの姿もリアルすぎた。 amazon.co.jp/gp/video/detai…
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不二家の2023年の福袋、子供を恐怖のどん底に突き落とす気まんまん!!ペコちゃん最高!!不二家ありがとう!!
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『女たちよ!男たちよ!子供たちよ!』が入手できないなら先に『ぼくの伯父さん』を買ってください。「怒りの旅」がすごいから。 ぼくの伯父さん 単行本未収録エッセイ集|伊丹十三|Amazon amzn.to/3G9eK9X twitter.com/takinamiyukari…
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(続き)だって女は人間じゃないんだもの、彼にとって」 何度も何度も薦めてますが人類全員これ買って読んで〜!(そして版元は復刊して!) 女たちよ!男たちよ!子供たちよ! (文春文庫) amzn.to/3WFbv11
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(続き)つまり、男にとって女というのは勝負の対象じゃないんだね、勝負すりゃこっちが勝つに決まってる相手、要するに一段ランクが下の劣等人種という発想が男には抜きがたくあるのね。だから、見ているけど見てないわけね。女の中に人間を見てない。自分と同じ人間を見てない。(続
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伊丹「やっぱり女に対する果て知れぬ軽蔑があるんですよね、男の中には。どんな駄目な男よりまだ下があってそれが女だというような安心の上に男は安住してるわけで(続 「正常位の正常とは何なのか」と疑問を呈し…40年前から“フェミニスト”、伊丹十三の何が新しかったのか bunshun.jp/articles/-/544…
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これからリアルタイムで観るしめっちゃ楽しみだけど、女性だけのキャスティングに何も疑問を感じてなかったところにプロデューサーの解説文を読んで、まだそんな説明がいる世の中だったんだ!?って卒倒しそうになってしまった…
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番組プロデューサー曰く、制作のリーダーを全て女性が務めた「RBG 最強の85歳」を観て「主要制作陣を女性が占めているからといって、全く偏向は感じませんでした」、だからこの番組も女性だけでやってみようと… 女性だけでやることにまだ「説明」が必要なのか…と驚いた😂 nhk.or.jp/meicho/famousb…
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あるひとりの男性の暴力をなかったことにするために団結した人たちが、何人もの女性たちの声を封殺し、言葉を書き換え、彼には事情があり、彼女には落ち度があったと言い連ねる。それはいつものこと、当たり前に起きていること。原作で描かれた1944年の小さな町で起きた暴力から、今この時までずっと。
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萩原葉子が当事者と関係者への取材の上で書いた『天上の花』はDVのケーススタディとして使えるほどにDVへの解像度が高い作品。その映画化に際し、DV擁護の対談(読んだけど見出しだけじゃなく中身もそうだった)を行い、さらに女性脚本家の書いたものを改変し訴訟となると記事が出て…目もあてられない