276
長義「本散歩への参加は任意である……が、政府は運動不足の長期化に懸念を示している。実力を示す機会は、無駄にしないことだ。なお、本散歩においては監査官が同行し評定する」
277
刀剣男士「俺たちが乱舞するのに三年かかり、主が散歩を始めるのに七年かかった」
278
無骨「和泉守兼定もいると聞いたが」
山姥切「カネサンおみかんも食べろ」
和泉守「おっサンキュ」
山伏「菓子もあるぞカネサン」
堀川「兼さん寒いからこれ羽織ろうね」
加州「あそこの堀川家の末っ子みたいな顔してるのが和泉守だよ」
279
とうらぶCM妄想
肥前「おい、おいっ!ったくどこほっつき歩いてんだあいつはよぉ。たまには顔ぐらい見せろってんだ。新機能も追加されて新しい仲間も増えてんぞ……DMMどっとぉ💢こぉむ💢」
280
自慢だが私の妹は可愛い。超可愛い。
文句のつけようがないお姫様だ。
そんなに可愛い妹だから、いつかは刀剣男士に狙われることになるだろうとは、まあ思っていた。
そしてついに今日、その日が来てしまった。
281
長義「集団で出られない部屋に閉じ込められるとは」
水心子「ぬふぅ」
源「乱交しろと命じられたら少し困るよね」
燭台切「かなり困るよ。主が潰れちゃう」
審神者「命令出た!審神者に下心を抱いたことのない者のみがドアを解錠できるだって!よし行け昨日私を振った肥前君」
肥前「今両腕折れてる」
282
豊前「じゃあ主戻ってくるまでお嬢は俺たちと遊ぶか」
幼女審神者「うん」
豊前「俺が豊前江でそっちが松井江と桑名江、でもってそこの耳つけてるのが五月雨江と村雲江だ」
鶯丸「主の娘か。俺は鶯丸だ」
幼女審神者「鶯丸江」
松井「最初に出会ったのが僕らなのがいけなかった」
283
私の住む田舎ではお盆と年末年始は女が外を出歩くことを許されなかった。とある家に審神者とかいう仕事をしている娘が毎度帰省してくるからだ。その娘が連れているブゼンゴウを目にするとたちまち心を奪われそれのことしか考えられなくなるのだそうだ。
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妙なことが起こった。
鶴丸の頭上に『5』という数字が浮かんでいる。
どうやらそれは私だけに視認できるらしくて、何かのバグで間違いなかった。
よくある抜いた数とか好感度とかそのあたりではないだろうかと思い当たり、取り敢えずは本人のプライバシーを守る為に沈黙を貫いた。
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豊前「はははっ、カッターで怪我したら刀剣男士が嫉妬するって噂真に受けて俺を避けてたのか。あーおもしれーなあんた」
審神者「だって結構実例上がってたし」
豊前「だからってそこまで逃げるか普通」
審神者「でも良かった。豊前は嫉妬しないんだ」
豊前「いや?腸煮えくり返ってるけど」
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ずっと片想いしていた刀剣男士に『縁談が来たんだって?受けるべきだ主は人間と一緒になった方がいい』と遠回しに振られたので長年の恋を諦めて、一途に自分を好いてくれていた刀剣男士と一緒になったら途端に『人間相手なら祝福したけど刀剣男士が相手なら話は変わる』と怒り出すのいっぱいいるよね
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『ガキの本丸か。負ける気しないな』
笹貫「カッチーン」
幼女審神者「喧嘩は買っちゃだめ」
笹貫「でも言われっ放し悔しくない?」
幼女審神者「喧嘩は転売するの……えぇん酷いこと言われたぁ」
『ちょっとそこの審神者!小さな子泣かしてんじゃないよ』
『何だお前偉そうに!』
笹貫「天才じゃん」
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豊前君ってサバサバしているからそういうの気にしないんだろうなと思っていたのに、ある日他の刀剣男士たちとじゃれてたら「あのさ、あんた俺の女って自覚あるか。独占する権利欲しいの込みで付き合ってんだけど」って言われる豊前さに
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審神者「私まだ未熟だから、一人私にお説教できる存在を置いておくべきだと思うの」
歌仙「いい心掛けだね。それなら僕が…」
審神者「こんな嫌われ役、誰なら引き受けてくれるだろう」
歌仙「嫌…われ」
291
源「水心子と大包平は最後まで生き残ると思う。僕は最終話一歩手前で水心子を庇って…感じかな。豊前は三話が限度だろうか」
篭手切「りいだあは三話でも厳しい。二話あたりかと…悲しい」
水心子「何の話だ?」
源「ガンダムに出たときどこまで生き残るか」
水心子「大掃除しなさい」
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松井のプロポーズの言葉「これから貴方の確定申告はすべて僕にさせてくれないかな」に抗える乙女は少ない
293
今剣「あるじさま」
審神者「忙しいから後で」
包丁「これ見てくれよ」
審神者「後で」
秋田「綺麗な石が」
審神者「後でね」
前田「お電話です」
審神者「ありがと、すぐ行く」
豊前「届いてた文持ってきたぜ」
審神者「はいおりこうさん」ワシャワシャ
豊前「???」
審神者「お電話代わりました」
294
笹貫「何でも許せる方向けです。一つでも地雷がある方はご遠慮ください。飲んでからの苦情は絶対に受け付けません。こだわりのある方は自分でお作りください…何これ」
長谷部「雑煮の注意書きだ。出身地で好みが別れるからな。俺は飲めれば何でもいい」
295
帰ったらきみに伝えたいことがある。
そう告げて出陣したその日、鶴丸はあっけなく折れた。
これでもかというほどに丁寧過ぎるフラグ回収だった。
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審神者「せっかくだから奮発して可愛いの買っちゃおうかな」
加州「何々どうしたの何買うの……うわっ主が、主が金に物を言わせて若い男を買おうとしてる!」
審神者(えっいや、ただの文房具の通販サイト)
堀川「何事ですか…わぁ主さんの変態!私欲を満たすために幼子にそんな……」
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まさか自分の刀剣男士を、それも密かに思いを寄せている相手を婿に出す日が来るなんて、夢にも思わなかった。
相手は審神者資格を持つ、万屋のアルバイト店員。
結ばれるべくして結ばれた二人の結婚は、とんとん拍子に決まっていった。
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歌仙「主が学校で友人と喧嘩をしてガラスを割ったそうだ」
宗三「やりますね!」
歌仙「停学を阻止するために教師が『も、もういいですから』と引くぐらい目の前で主を𠮟りつける作戦をとろうと思う」
宗三「貴方が行くのですか」
歌仙「松井に行かせたよ」
五月雨「面白そうなので見に行ってきます」
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宗三「どうでしたか怒髪天の松井は」
審神者「演技だったよ。先生が方言わからないのをいいことに、怒ってるふりして途中から歌仙ちゃんの浪費癖を愚痴ってた」
宗三「それで停学は」
審神者「回避した」
歌仙「引き続き皆勤賞を目指すように」
松井「久々に叫んですっきりした」
300
新人教育を任された肥前君、ここでじっとしてろよと言って10分後戻ってきたら一歩も動いていなかった無骨君と八丁君を見て涙ぐみながら抱きしめる