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今燃えてるここが大般若村、そしてこちらが少し前に火の手が上がりはじめた燭台切村、そしてもうどうせ明日燃えるんだろうなと村人が自ら火を起こし始めているここが小竜村
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審神者「んー朝か」
鶴丸(人間起きた、えらい)
審神者「今日8時から演練入ってたなぁ」
鶴丸(人間自分で歯磨きとスケ管できてえらい)
審神者「卵焼きだぁ!」
鶴丸(人間たくさん食べてえらい)
審神者「おいしー」
鶴丸(お茶もちゃんと飲んで人間えらい)
審神者(鶴丸今日もにやにやしてて気持ち悪いな)
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母「今日護衛連れてないの?」
審神者「目立つから霊体で連れてきたんよ。ラップ音とかポルターガイスト起こったらごめん」
ピシッ!!!
パキッ!!!
ドドドッ!!!
母「今日の護衛大包平君?」
審神者「せやで」
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審神者「私のキティ」
肥前「あ?」
猫「ナンッ」
肥前「!」
審神者「んー?今日はもう誰かにご飯もらったの?大倶利伽羅かしら。浮気者〜」
猫「ナーンッ」
肥前「…」
鶴丸(今あいつ返事したよな)
加州(自分のこと主のキティだと思ってるんだ)
堀川(あとでしっかりからかってあげないと)
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加州「ふーん、来月誕生日ね。まっ来たばっかで信用されてないあんたのことなんて誰も祝わないけど」
審神者「誕生日のお祝いされるのって男の子だけでしょ?」
加州「えっ」
審神者「だってうちではそういうのお兄ちゃんと弟しか」
加州「…安定、ケーキ予約しに行くよ。財布出しなじじい」
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長義「とにかく殴りまくった聚楽第」
国広「聚楽第」
肥前「時間遡行軍の残骸で」
南海「罠を作った文久土佐」
陸奥守「文久土佐」
水心子「どちらを選んでも」
源「片方に不満そうにされた天保江戸」
蜂須賀「天保江戸」
82
幼女審神者「歌仙ちゃんそれで戦うの」
歌仙「そうだよこれは刀といってね僕専用の魔法のステッキだよ。どんな相手もこれでえいえいってし続ければ動かなくなるんだ」
幼女審神者「素敵だねぇ」
歌仙「素敵だねぇ」
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審神者「清光ぅ…」
加州「どうしたの」
審神者「私の夏休みの宿題が私の筆跡ですべて終わってる」
加州「どういうことなの、怖っ」
審神者「宿題終わったら遊ぼって約束した誰かが終わらせたんだと思う」
加州「無理無理無理怖い」
84
山姥切「あの子?そういや俺のファンだとか言ってたか」
加州「いくらモテてもだなぁ。好きな子に好かれなきゃ意味がない」
蜂須賀「どうだい?たまにはこういうサプライズもいいもんだろう」
鶴丸「現パロの俺が言いそうなとこを並べるのはやめてくれないか」
燭台切「やっと僕の気持ちがわかった?」
85
長谷部「どうした」
笹貫『オレ今現世まで主迎えに来てるんだけどね』
長谷部「お前は今日が初めてだったな。合流できたか」
笹貫『できたんだけど主の友だちが『この男はだめ!やめろ!』って半狂乱になりながら立ちはだかって主を渡してくれない』
長谷部「面白すぎるだろう。見たいからすぐに行く」
86
「ごめん、少し妬いた」が似合う刀剣男士誰かなって順番に想像してうんうんしっくりくるな、可愛いなぁって思ってたんだけど、御手杵の番ですごいダメージがありましたね
87
審神者「そろそろ遠隔召喚の呼び方決めないとね。斬魄刀みたいに叫ぶのよ」
八丁「斬魄刀」
加州「咲けは俺のだからね」
笹貫「光れはオレ!光れ笹貫って呼ばれんの」
鶯丸「茶柱立てろ鶯丸!」
大包平「轟け大包平!!」
姫鶴「好走の時間だ姫鶴」
八丁「かっくいー!」
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審神者「相手の気持ちを察するのって苦手なの、どうしたらいいか主張してほしい」
二ヶ月
加州「加州清光帰還誉五回!ハグして撫でて褒めてほしい!」
肥前「誉二回、労いの言葉が欲しい」
包丁「内番頑張ったから戸棚のお菓子一個頂戴」
鶴丸「非番だが生きてるいるから褒めてくれ」
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長谷部「一部の刀剣男士のセリフに♡が挟まるバグが発生した!」
長義「くそっ♡♡俺♡じゃない♡かっ♡」
南泉「草」
鶴丸「違和感ないな」
鶯丸「二次でよく見る光景だ」
長義「不便なこと♡この上♡♡ない♡」
南泉「お前もうしゃべんな」
90
女の子の「体目当てなの!?」「胸が大きければ誰でもいいんだ」に並ぶ「何だよ!刃紋だけに惹かれたのか」「拵しか見てなかったのかよ!」な怒りが存在する刀剣男士の価値観
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442年ぶりの天王星も見える皆既月食か
刀剣男士なら「442年前?あー見た見た、綺麗だったよ」ってさらっと言う
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本丸襲撃で今にも審神者に向かって駆けだそうとしていた敵が突然爆発して『おや、どうしたんだい。そんなに驚いた顔をして。まさか僕の発明を忘れていたのかね』って爆風の中から南海先生が現れてみんなが『うぉぉー先生!』ってなる胸熱展開
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燭台切「皆何飲む?」
乱「ボクカフェオレ」
薬研「熱燗」
加州「ホットミルク」
水心子「コーヒー」
燭台切「今主いないよ」
乱「熱燗」
水心子「こ、ココアで」
燭台切「了解」
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手形消費系のイベントやった後に大阪城くると「えっただで出陣できるのに小判もらえるんですか!?」というわけのわからない気持ちになる
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長谷部「人間無骨か」
燭台切「むっくんだね」
笹貫「うん、むっくん」
長谷部「お前たちは毎回距離が近すぎる」
笹貫「じゃあ長谷部君は何て呼ぶの」
長谷部「人間」
燭台切「神様意識高い鶴さんみたいになっちゃうよ」
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『何だあの骨の化け物』
『時間遡行軍ってやつじゃないか』
審神者「失礼します、審神者です。戦闘になりますのでおさがりください」
加州「加州清光でーす。結界ごと敵を閉じ込めるからこの線までさがってね」
山姥切「まんばちゃんです。今日も元気だ」
前田「前田です。皆さんは僕がお守りします」
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加州「一人で帰省するの?親戚中からいじめられてるんでしょ。心配だよ」
審神者「不幸になれと虐げ続けついには戦場に送りつけてざまあと思っていた女が、無数のイケメンと暮らしていて毎日家事から何でも身の回りの世話をしてもらっているって知ったらどう?」
加州「相手キレるね」
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審神者「私やっぱ審神者向いてません。気が弱いし決断力ないし、物覚えも悪いし。退任しますぅぅ」
鯰尾「そんなこと言いながら八年病まずに続いている時点で適正あるんですよね」
審神者「でも指揮もできてないし」
鯰尾「仕方ないなーって代わりにやる男を転がしている時点で主の才能あるんですよ」
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遺体の見張り番をさせられたことがある。
ずっと昔、子どもの時の話だ。
大人は外の守りに忙しいからと、棺桶の傍に残された子どもたちだけで交代で寝起きして、順番になったら知らせの鈴を握らされた。
亡くなった遠い親戚は、まだ二十代で審神者という少し変わった仕事をしていた。