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人は息を吐くように嘘をつくけれど、自分を守るためだけの嘘はすぐにわかる。カルテットの「人を好きになるって勝手にこぼれるものでしょ。こぼれたものが、嘘なわけないよ」っていう台詞には、ずっと救われ続けているな。
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庵野秀明氏のプロフェッショナル、スタッフさん含め、本当に皆さんプロ中のプロでこころが震えた…生みの苦しみが痛いほど伝わってきたのと、庵野氏が「きれいなものは、きれいなだけ。欠けているから、愛おしい。」と言っていて、ああ分かるなあ、と。
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「世の中には、一生かけても読みきれないほど無数の名著があり、読んだ本が自分の血肉となるというのならば、まだ読んでいない本と同じ数だけ、自分自身の可能性もまた眠っています」
(山本多津也著「読書会入門」)
或いは、誰かの可能性についても。私が本を読み続ける理由は、これに尽きる…
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