1
2
Twitterに写真上げる
↓
反応ない
↓
コントラストあげてみた
↓
ちょっと反応あった
↓
彩度上げる
↓
もう少し反応あった
↓
でもバズらない
↓
もっともっと彩度コントラストマシマシ
↓
反応貰えるようになってきた!
こうして人は「写真」を見失い
「画像データ」を作ることに必死になっていく。
3
まずスクールフォトの意義を理解していない。
スクールフォトとはあくまで記録写真。
親の見ていない場所で、
子供がいつ、どこで、誰と、
何をして過ごしていたのか
それを保護者にお伝えするのが最大の使命です。
記録写真で背景がボケてて
どこで撮った写真かもわからないような写真は要りません。
4
スクールフォトにおいて良い写真とは、
一言では言えないほど色々ありますが、
第一は「瞬間を切り取った写真」。
友達と一緒にふざけている笑顔、
先生と一緒に親には見せない笑顔、
家では見れない真剣な眼差して活動している姿、
疲れて友達と一緒眠っている寝顔、
その一瞬を逃さず撮れること。
5
10月になったので
毎年恒例のスクールフォトカメラマンからの注意喚起でございます。
運動会で親子競技に参加するお母さんたちへ。
胸元の広く空いた服は着ないようにしましょう。
屈むとブラやおっぱい見えます。
見えてると納品出来ません。
ウチだけ写真が無い!という場合その可能性があります。
6
幼稚園で、学校で、
どんな風に過ごしているんだろう。
親が知りたいのはその一点に要約されるでしょう。
例えばそこで、グラウンドの真ん中で
一人無表情に突っ立って綺麗に背景がボケた写真に
一体何の意味があるのでしょう。
ポートレートや新婦の自己満足ブライダルフォトとは違います。
7
次に「良い写真の定義」があまりにも下らない。
背景のボケ量で良い写真とされるならば
それは写真技術ではなく、
大口径レンズを使用すれば良いだけの
(レンズの)金さえ出せば
誰でも撮れる写真が良い写真となってしまう。
8
複数人撮る時のコツを一つ。
さっき言ったように子供全員が主人公です。
複数人を撮る時は偶数人数を撮るように心がけます。
奇数人数で撮ると、センターの子が目立つからです。
下らないと言われるかもしれませんし
僕だっていつもそう撮れているわけではないですが
親心としては理解できる理屈です。
9
またミニスカートで
最前列に座っての運動会観覧も
膝掛けを使うなど対策を。
子供達の後ろで
ばっちりパンチラが写ってることがあります。
これは撮影中に気付くことが難しいので
最悪どの子が写ってないとか関係なく
一つの競技がばっさりカットなんて事もありえます。
11
これは僕の持論なんだけど、
そして多分理解はされないんだけど、
職業カメラマンって
撮影が上手くなればなるほど、
その写真はめっちゃ普通の写真になっていくと思ってる。
個性がなくなっていくと言っても良い。
下手になっていくという意味ではなくて、
12
あ、一応断っておくと
撮って出し教ではないよ。
現像処理は否定しないというか
僕もバリバリやってる。笑
見失わないこと。
それが一番大事。
13
Youtuberとかが
貸し出し機をちょろっと触って
このカメラの良い所と悪い所をお伝えしますとか
あんなもん真に受けたらあかんぞ。
一年以上ほぼ毎日使い倒してる
1DX3やR5でも
未だに新しい使い方や知らんかった描写とか
どんどん出てくるんだぞ。
一週間やそこらで
何がわかるってんだ。