土用入りの朝に切った紫陽花を、赤い糸で門の辺りに飾るとその家が栄えると言われています。紫陽花が好きな清方もこの慣習を大切にしていました。「花の露をはらひ緑の茎にくれなゐの糸ゆひて軒にかくれは埴生の小家もしばしかゝやきわたりて見ゆ」(《紫陽花》詞書) #紫陽花 #土用入り
明日(7月19日)は、土用の入りです。 古くから、夏の土用の入りの朝に赤い糸で紫陽花を門前に飾ると、その家が栄えると伝えられています。 鏑木清方は、幼いころより紫陽花を好み、雅号を「紫陽花舎(あじさいのや)」としました。そして毎年の土用の入りには紫陽花を門辺に飾っていました。
【清方のことば】美しいものに惹かれるこゝろは、導けば品性を養う素となり、情操の尽きぬ泉となる。美を慕ふ心の優しさを世界から卻けたら、人世はただ殺伐粗野、住むに堪へざる荒野原になつて了(しま)はう。人が美を求める心は断じて奢りでもなければ贅沢でもない。「美と贅澤」 #臨時休館中
古くから、夏の土用の入りの朝に赤い糸で紫陽花を門前に飾ると、その家が栄えると伝えられています。 鏑木清方(かぶらききよかた)は、幼いころより紫陽花を好み、雅号を「紫陽花舎(あじさいのや)」としました。そして毎年の土用の入りには紫陽花を門辺に飾っていました。  7月20日(土用の入り)
いよいよ本日から特別展「泉鏡花生誕145年記念 清方描く、鏡花の世界」展(~11月25日)が始まります。約90年間公開されてこなかった貴重な作品も今回初お披露目です!ぜひ清方の絵画を通して泉鏡花の世界に触れてみてください。ご来館をお待ち申し上げております! #泉鏡花 #鏑木清方