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大学で初めて差別について勉強した。初めての授業は「この社会には差別があります。人は、差別がある社会に生まれ育ったら、必ず差別的になるものです。私もあなたも、この社会に誰も差別的でない人などいません。この授業が目指すのは、自分の中の差別心に気付くことです。」という言葉で始まった。
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たしかこのときは「煙草吸っていいか聞かれて普通だめだなんて言わないだろ。信じられん。」というようなことを言われ、「待ってるから外で吸ってきていいよ」と返した覚えがあるのだけど、結局目の前で煙草吸われて私も「この人は私が何を言ってもどうでもいいんだな」と思って、その後疎遠になった。
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服が臭くなるし副流煙吸いたくないし、断ってもいいじゃん。なのになんで私が気が利かないみたいに言われるのか分らなかった。結局だめって言われても吸った友達の方が私にとっては「お前まじか」だったよ。でも今思うと彼の「煙草吸っていい?」は許可求めではなく「吸うからよろしく」だったんだな。
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随分前の話だけど、友達と飲みに行ったとき「煙草吸っていい?」と聞かれたので「だめ」と言ったら、相手がまさか断られるなんてって唖然とした顔で「えっお前まじか」と言ったのにすごく驚いたことがある。そんなのYESかNOのどっちかが返ってくるのは当然じゃん。なんでNOは予想外なのよ。