樫田秀樹(@kashidahideki)さんの人気ツイート(新しい順)

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今、リニア計画ではリニア通過予定の1都6県の全てで工事が遅れている。マスコミはこれを報道しないどころか、「静岡が本線着工を許可しないため」といった枕詞をつけて、リニア開業が遅れると報道する。ネット民たちは「静岡のせいでリニアが完成しない」「川勝知事がJR東海の邪魔をしている」
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といった静岡悪者論が跋扈している。ネット民はどうしようもないので放っておくが、せめてマスコミは事実を伝えてほしい。ということで、数十もあるリニア工事の遅れの中で5年以上の遅れが確定した工事に順位をつけた。はえある第1位は神奈川県。
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ちなみに、JR東海は静岡県には2020年6月に「今から工事をさせてもらえれば、2027年開業に間に合う」と言ったので、静岡県での工事の遅れは現時点で3年となる。だが実際はそれを超える遅れが各地にある。
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トルコ国籍クルド人デニズさんが入管で受けた暴力への国賠訴訟で、暴行した職員は痛みを与える制圧を「訓練で覚えた」と証言したが、相手を落ち着かせるのに暴行が必要と本気で信じているのか。反社会勢力ではなく国家機関がこんな行為を堂々と行っている。この人のその後が知りたい。 twitter.com/ishikawataiga/…
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支援団体のサイトからの情報も見てほしい。読んでないなら最終報告書も読んで「支援者が『病気になれば』と言った」発言などないことを確認してほしい。全体像を把握したところで、新たな疑問があればまた発信してほしい。
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★医師は診療情報提供書の最後に「患者のためを思えば仮放免が一番良い」と書いた。だが仮放免されなかった。★入管の報告書と一部しか公開されない記録映像だけでは全体像は見えない。参考にはなるが足りない。梅村議員には是非、医師や支援団体からの聞き取りもお願いしたい。その時間がなければ、
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だが「支援者が『病気になれば』と言った」とされるメモはSTARTが求めても公開されない。それどころか、ウイシュマさん死亡についての入管の最終報告書ではその発言は要約すれば「看守の思い込み」とされている。これを知っていれば梅村議員の「支援者が淡い期待を抱かせた」発言はあったろうか。
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としたうえで、その言葉から、入管への診療情報提供書に、一つの可能性として「詐病の可能性もある」と記述した、と証言している。また、後日、弁護士とともにウイシュマさんの妹たちの来訪を受けた時、医師は「そういう入管の『支援者が…』の情報がなかったら、詐病を疑わなかった」とも証言している
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梅村議員の読んだのは最終報告書ではなく、「支援者が『仮病すれば』と言った」とされた中間報告書だったのでは? ★「詐病」疑いを報告した医師は、報告書では「入管職員から『支援者が【病気になれば仮放免してもらえる】と言ってから、ウイシュマさんは心身不調を訴えている』旨の説明を受けた」
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梅村議員は信念に基づいての発言かもしれないが、全体像の把握をされていないようだ。まず事実だけを書く。★被収容者は病気になったからといって即仮放免されない。私も収容施設で多数の被入所者と面会したが、病気になる→即仮放免との事例は一例も知らないasahi.com/articles/ASR5D…
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(死ぬ寸前のタイミングでやっと仮放免する事例はあるが)。それを知っている支援者が「病気になれば」「仮病を」と言うはずがない。支援団体STARTのメンバーに話を聞いても「言ったことがない」。★私も取材としての面会では必ず入管職員が傍らに座りメモを取るが、STARTの面会でも職員がメモを取った
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記者魂に満ちたこの取材は2022年のJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。奇しくも、私も2014年刊行の「悪夢の超特急」(旬報社)で同賞を受賞している。私は今、3冊目となるリニア単行本を執筆中だ。9割ほどは書き上げたが、なにせ1都6県に及ぶ情報量が膨大、複雑で、また、次から次へと
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新情報が入るたびに数か月前に書いた情報を書き直すことの繰り返しで、頭がパンク寸前だ。これ、ホントに終わるのかな…との不安に襲われることもある。だが今回「土の声を」を読み、やるぞと元気が出た。何としても下書きは6月中に完成させよう。 「土の声を」はamzn.to/3LY3VKV から注文可
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信毎にも「ご説明」があった。だが、記者は逆に記事の趣旨を堂々と伝え、何ら間違った報道はしていないと突っぱねた。取材には約500人(!)の住民が応じた。半年間の連載終了直後は、読者から「もっと続けてくれ!」との声がいくつも寄せられたそうだ。もちろん、信毎は今も断続的にリニア取材を続ける
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ほとんどまったくリニアを報道しない日本のメディアのなかで、調査報道、検証報道を続けるのが、静岡新聞と信濃毎日新聞だ。信毎は昨年1~6月の半年間、シリーズ「土の声を」でほぼ毎日、長野県内、時には県外で丹念な取材にあたった。取材した住民500人!今回、岩波書店から単行本として出版された
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私はかつて某週刊誌にリニア問題を執筆したが、記事に過ちがあるとしてJR東海の幹部5,6人が編集部に1、2時間に及ぶ「ご説明」に訪れた。他ライターのリニア関連記事でも「ご説明」が繰り返され、ついに編集部が根負けし、「樫田さん、申し訳ないけどもうリニアの記事は載せられない」との連絡が
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入管法の欠点は、何と言っても「基準がない」ことに尽きる。難民申請や仮放免申請の不許可の理由はいっさい告げられない。だから長期収容が可能になり、多くの被収容者が心のバランスを崩す。人を収容する、しないの基準もないことに加え、裁判もなしに人を閉じ込める。
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東京都杉並区の高円寺中央公園に、#入管法改正法案 に反対する市民が主催者発表で3500人集結。「入管法をぶっ飛ばせ!1万人の大行進」と銘打っていたが、土砂降りで数を減らしたとはいえよくこれだけ集まった。戦争では大量殺人ほど英雄になるが、入管も一人でも多くの外国人を送還すれば功績になると
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入管の仕事なのか。家族に胸を張って誇れる仕事なのか。現行法の下でもこういうことが起きる。さらに、入管法改正法案では3回目の難民認定申請で特別な事情がない限り、本国送還か、それを拒めば刑事罰(裁判を経ての刑務所収監)が待つ。もちろん難民性がない人はご帰国いただいてもけっこうだが、
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Hさんのように本国の弾圧から逃れようと、トルコ国籍であれば観光ビザ取得が不要の日本行きは安全な逃避のはずだった。トルコ国籍クルド人は世界各地で難民認定されているが、日本では現時点で認められたのはわずかに一人しかいない…
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Hさんに会ったが、Hさんは都会に紛れトルコ側治安組織に見つからぬよう生きていた。日本生まれの小学生の長男はトルコ語を話せず不登校。そしてNさんの帰国後、Hさんは2020年、遂に居場所を突き止められ、トルコ警察の対テロ対策課に逮捕された。Nさん情報によれば、罪状は
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「PKK(クルディスタン労働者党)等テロ組織のプロパガンダ」。Hさんは2014年11月に東京でシリアのクルド人地域へのISの攻撃を非難する演説を行った。その演説の記事と映像がネットに残っていた。テロ対策課はそれを証拠にした。IS攻撃の非難がテロ組織のプロパガンダとされるのは、
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ISと戦っていたのはクルド人の防衛隊で、それがPKKの関係組織だったから。Hさんは裁判にかけられ刑務所での収監は間違いない。子どもたちのため、敢えて入管の退去強制令を受け入れトルコに帰国したが、入管の長期収容以上の拘束を強いられることになる。こういう結果をもたらすのが
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#入管法改正法案 への反対の声が強まっている。反対理由で最も多いのは、難民申請中の当事者を迫害が待つ出身国に送還することだ。私はその実例を知っている。2019年1月から川口市に住むクルド人Hさんを何度も取材。そのHさんが突然収容された。東京入管に家族が面接に来た時、2歳の息子は、
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父の抱っこを求め、面会室のアクリル板を窓と思い込み、あるはずの取っ手を何度も探したが「窓」は開かなかった。 その仕草が辛く、このまま父親不在で妻と2人の子どもだけで生きていけるのかと思ったら、泣く泣く入管の勧めに応じ自費帰国した。その後、Hさんの知人で日本人Nさんがトルコを訪ね