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漱石はいわゆるファンレターにも返事を書いててそれがけっこう残ってるんだよな この「こゝろ」を読んだ子供への返事とかかなりおもしろい
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子供だけにじゃなくて大人相手でも、自分の書物じゃなくて他の人のものを読めとよく返事してる 謙遜とかじゃなくて本当にそう思ってるんだろうなと感じさせる 漱石ラブ…
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中谷美紀 with 坂本龍一の「砂の果実」を聴いてたんですけど歌詞があまりにもBLじゃないですか 2010年頃のBL…
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きり丸が農家のみなさんを起こすアルバイトをしてるのを見て思い出したけど、18世紀から、19世紀の目覚まし時計が一般的なものになる頃までイギリスではノッカーアップという、人を起こす仕事があったそう ドアや窓を叩いたり、吹き矢みたいにして窓に豆を飛ばして起こしてたんだって
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性的同意の話で思い出すのは昔「セックスしたくない時にストレートに言われると傷つくかもしれないから『今はスマブラしたい気分』とか言って おれスマブラ好きだから」みたいなこと言ってきた人だな
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高校の時にあまり話したことがない女子バレー部のボーイッシュな無口な女の子となぜかスラムダンクの話になって、私が「どのキャラが好きなん？」と聞いた時に「…流川」と答えた彼女の顔がみるみる真っ赤になったことを最近よく思い出す 彼女は映画を見ただろうか
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私は人に好きだと言った時に顔が赤くなるほどに漫画の登場人物を好きになったことがあるだろうか
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漱石が妻に早起きしないことを何度も叱る手紙を書いてるんだけど、精神衰弱になった時期の手紙とかヤバい 寝坊を延々と責める文章を書いている 一緒に過ごしてないんだから妻が遅く起きてるのを目にしてるわけじゃないのに
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漱石がまほやくの賢者になったらシノのことをかわいがると思う 率直な性格で生意気に思えるほど気を遣わない子が好きだから ラスティカも好きかもしれない おおらかで泰然自若とした人が好きだから 嫌いなのはフィガロだと思う 裏表がある性格の人を嫌うから
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芥川が手紙に「自分のような者から手紙をもらうのはご迷惑かもしれないが」というようなことを書いたことを漱石が「False modestyに陥りやすい言葉遣い」としていけないことだと軽く咎めている
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続けて「僕なら斯う書きます。『なんぼ先生だつて、僕から手紙を貰つて迷惑だとも思ふまいから又書きます』」と書いているんだけど、漱石の好きな男のタイプがよくわかる一文だよね…
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これ実際は「自分ならこう書く」じゃなくて、「こういう風に書く男が好き」ってことでしょ…
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昔の日記を読んでいたら「女装をしてメイクをしてもらっている男は、たいていの女よりもうっとりとした表情をしているものだ デパートのコスメフロアでBAさんにメイクをしてもらっている女はあんな表情をしない」というようなことが書いてあった
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最近のTwitterの雰囲気、クラスメイトと「学校卒業したらどうすんの？」「うーん、まだあんま考えてない」みたいな会話してる時っぽくて、嫌いじゃないよ
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漱石の妻の弟が回想する漱石の話めちゃいいんだけど、「洋行から帰つて後は、がらりと容子が変つて、近頃はどうも仕事をしたくねえ、十万円欲しい、学校へも行きたくねえといふやうなことを、始終口癖のやうに云ひだしましたよ」と話していたので笑ってしまった 「十万円欲しい」、Twitterの人やん
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頭ごなしに嘘松扱いしてくる人ってたぶん、おもしろいことが起こらない人生寄りなんだよな 私の父親は異様なことを引き寄せる人で、おもしろいことばかり起こっていた おもしろい人が寄ってくるし、一緒に街を歩いていても今思い出すと「なぜそんなことが起こる…？」ということが続出していた
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昔飼っていた鳥を卵詰まりで亡くした人が同僚にいるんだけど、彼女が他の人と物価の話をしてる時に「卵の値上がりがヤバい」と言われて「でも鶏が命をかけて産んでいる卵がひとつ50円もしないなんて、元々の値段が安すぎるのかも…」みたいなこと言ってたので、近くで聞いててなんか泣きそうになった
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「明るさしか取り柄がなかったが、最近その明るさも失ってしまった人」がやらかしたせいで明日はうちの課が全員出勤になりました
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何をするにもコスパ、時短、効率などと言う人のことを憐れんでるけど、私が古典的名作と呼ばれる古い小説やクラシックな映画をよく見てるのも「現在形で次々と出ている新作よりも、多くの作品の中から淘汰されて残っている古い名作の方がはずれが少ないから」という理由なので同じ穴の狢かもしれない
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この「春と修羅」を読んだ不良少年についてのツイートがめちゃ好きなんだけど今見たらアカウントに鍵がついていた
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「恋をした人間はだいたい同じようなことを言ってくるのでつまらん」みたいなことを言ってた人が恋をして自分がつまらんことを言い出したと思って自己嫌悪に陥っているので、とてもおもしろいと感じた
