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ほう、「ミステリ・ジョッキー」が復活するのか(知ってた)。これはたぶん、会員向けのライブ配信的なものになるんじゃないかな。
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『オッドタクシー』最後まで観ました。どーーん。驚いた。隅々までよくもまあ……傑作。
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三省堂書店の神保町本店が老朽化のため建て替え、との報。91年に『時計館の殺人』を出したとき、初めてサイン会をした場所で、以来何かとお世話になってきました。時の移ろいは寂しいものです。
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昨夜放送のEテレ「ネコメンタリー」観ました。
有栖川邸にはこれまでに何度もお邪魔して、泊めていただいたりもしているのですが、いくちゃんとたまちゃんはほとんど姿を現わしてくれず……だったので、初めて2匹をしっかりと見ることができました。何とまあ、可愛いこと――。
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猫にばかり気を取られていて、有栖さんの話をちゃんと聞けていない気がする。そのうち観直そう。
と云いつつ――。
書き下ろしの短編、前後の文脈からこれは「推理小説」なのだろうと思って聞いていたら、ファンタジーやん。ええの?(笑)
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――にしても。
猫のいる生活、良いなあ。
2019年の秋~冬にぽちとちびが死んでしまって、悲しみに暮れているあいだにコロナ禍に突入、以来、ぽちころちびのときのような偶然の出会いもなく、加えて自分たちの健康不安などの要因もあり……で、わが家にはもう猫がいないのです。寂しい。
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ぷいぷいのテディの味わいは三周目くらいから分かってくるわけですが。「テディ姐さん」のことをなぜ「テディねき」というのか、家の中の人が教えてくれました。なるほど、そっか。「ねき」と「にき」ね。この言葉は残りそう。
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モルカーやずとまよやオッドタクシーが気に入ったからって、あまり「若い」「若い」と云われると「そうかなあ?」と少し首を傾げてしまう。どれも「若さ」とは関係なく魅力的、と普通に思うのだけど。
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しかし思うに、『オッドタクシー』の美点は「アニメならでは」の最高例ですね。小説でも実写でも無理。自分がこれまで、「小説ならでは」「漫画ならでは」「TVドラマならでは」の仕掛けに腐心してきただけに、強く響きます。
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34年前といえば綾辻もまだ26歳。若造もいいところですな。
あのころと今とでは、さまざまな次元でさまざまなものが変わってしまいましたが、『十角館の殺人』は変わらず(新たな読者も獲得しつつ)読まれつづけている。改めて考えるまでもなく、これはなかなか凄いことですね。多謝!