デートアⅢ月紀(@stylogaster1)さんの人気ツイート(新しい順)

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狩人vs狩人。闘いの決着はシオヤアブに軍配があがり、今日もまた巣に帰れないキイロスズメバチが出た。茨城にて。
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最近にわかに探索者人口が増えてきたのを受け、いずれ絶対こういうのを作る奴が現れるに違いないので、先にツバつけとく。日本産地下水性生物ポスター。新規メンバー随時募集中。
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精霊。華麗に宙を舞い、捕らえた獲物を毒針で眠らせる。
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精霊aktksrkgru。東日本の特定水系の河川にのみ生息。夜明けの1時間半前にだけ一斉に多数が姿を現し、水面を群れ飛ぶ。速やかに産卵を終え、日の出の頃には全員死んで姿を消す。
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これ一枚撮るのに、どれほどの年月がかかったか。どれほど血反吐を吐く思いをしたか。
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フタホシコオロギ。茨城にて。宅地脇の草地で複数匹確認。爬虫類の餌用に飼養されていたものが逸脱したものらしい。定着するとまずいのでは。
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レッドリストの事で世間が騒がしいので宣伝。日本の絶滅危惧種【ムシ限定】が、これでもかと言うほど拝めるサイトあり。seirei-red.amebaownd.com
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メクラヨコエビの一種。茨城にて。地下水に生息する甲殻類で、眼も色素もない。井戸の手押しポンプを連続1000回押して4匹出たうちの一匹。
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国の絶滅危惧種かつ地下性の甲殻類ホンドワラジムシを、地下浅層から再発見。模式産地たる岩手県の龍泉洞が観光開発で攪乱されて以後、50年余り生存の有無が不明だった。地球史上初の、生きた本種の写真。tsm.toyama.toyama.jp/_ex/exfiles/bu…
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幻の寄生生物。寄主は文字通り、日本全国津々浦々に分布するのに、滅多に発見されない。国内では恐らく数十年以上に渡り、まともな観察例がない。これを見つけ出すために、十数年もの歳月を費やした。北海道から九州まで、日本中で幾千の寄主の巣口前に這い蹲った。
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絶滅危惧のゴミムシ、ガ、ハエ、アリ、ハチなど、地味な虫ばかりをかき集めた地味なHPが出来上がる模様です。まだ作成途中ですが・・seirei-red.amebaownd.com
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3月5日、新しい本が出版されます。国のレッドリストに載りながら禄に保護されないばかりか、存在の有無さえ調査されない絶滅危惧種の地味なムシ。彼らの現状を、その出会いの思い出とともに解説。よろしくお願いします。hanmoto.com/bd/isbn/978448…
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ハマベゾウムシ。海中から海草アマモが定期的に打ち上がる、特定の砂浜海岸にだけ生息。打ち上げアマモのみ摂食し、砂に埋もれ腐敗したアマモをほじると出てくる。海を泳げも潜水もできないのに、海中の草が打ち上がる前提の生態を持っているのは驚愕に値する。
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精霊oohmhmdrk。人を襲う絶滅危惧種。南西諸島の2,3の島にのみ住むが、既に滅びた島もある。この仲間としては例外的に、日中攻撃してくる。生物としては希少だが、害虫なので一切保護されない。
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ケブカクモバエ。四国にて。コウモリの体表に寄生する奇妙な蝿。洞窟の壁面に蛹の状態で休眠しており、恐らく恒温動物の吐く二酸化炭素に反応してすぐ羽化する。多い場所では人が近付くだけで、洞窟の壁面にわらわら這い回りだす。
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ギンヤンマ。愛媛にて。オスが交尾のためメスを捕らえたのではなく、メスが捕食のためオスを捕らえた。断末魔のオスが腹を曲げて、最後の抵抗を試みる。
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ジグモ。都内にて。攻殻機動隊のアレは、絶対にこれがモデルだと思う。
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来る5月、『「超拡大で虫と植物と鉱物を撮る」 ~超拡大撮影の魅力と深度合成のテクニック~』という本が出版されます。マクロ撮影に長けた多くの写真家が、独自の撮影テクニックを紹介。私も微少昆虫の撮影法について書かせていただきました。
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精霊duirhmbgmms。国内数カ所しかない塩田跡地に極度に依存して生息。その貴重な産地全てが「環境に優しい」の美辞麗句の下に進むメガソーラー開発により、徹底的に蹂躙され存亡の危機に立つ。その生態の特殊さ故、メガソーラー開発とは共存できない。
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オヨギユスリカ。鹿児島にて。究極の海洋昆虫で、海中に生息できる数少ない虫。幼虫は海中に没しながら成長し、成虫は海面を超高速で滑走する。大抵の昆虫学者も、名前だけは聞いたことがあっても現物を見たことはない。恐ろしく微少で、知らなければ例え傍にいても絶対に存在を認知できない。
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精霊fkianbt。孤高の女狩人。あらゆる既存文献には例外なくハネナシコロギスしか狩らないとあるが、違うものを狩ってきた。野外に出れば、図鑑に書いてないことなど幾らでも起きる。#いいハチの日
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精霊akobkrtr。地下のケラを巧みに地表へ叩き出し、毒針で麻酔して寄生する。麻酔はすぐ解け、ケラは体内を食い尽くされるまで普通に生活する。巧妙な闘いの片鱗は、炎天下で2cm弱の素早い虫を2時間追跡した者だけが見ることを赦される。
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イバリアリ。今確実に見られるのは、国内はおろか世界でたぶん一箇所しかない究極の珍種。産地は河川改修の工事で壊滅の危機にあり、じきに滅ぶ見通し。環境省レッドには最初載ってたが、なぜか後にリストから除外。IUCNでは今もVUなのに。
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しかしその一方、昨今の昆虫採集禁止条例・法律の乱立やら、身近な虫の生息地である空き地や雑木林がメガソーラーでぶっ潰されていく現状やら、昆虫学者を目指す子供達の顔がやがて絶望に染まる未来しか想像できない。今より極力悪くせぬまま次世代にフィールドを引き継がすことはできるのだろうか。
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トゲだらけのザトウムシ。まるでデスメタルでロックなタコ。タイにて。