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昨日より今日、今日より明日”で、少しずつしか進めないのが人生。
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愛のルールの基本は、いかに相手に心配をかけないようにするか。
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「どうしたらいいんでしょう、美輪さん」……、知るかっての。
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女性が何よりも欲しているのはやさしさなの、学歴だけじゃない。最初から学歴とか経済的なものを条件としてくる女性は女サギ師と思えばいいの。そんな理由で断ってくる女は、結婚しても、毎日文句たらたらでひどい目にあうばかりで、百年の不作よ。
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お給料とはガマン料なのです。楽な仕事など、この世にはありません。
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幸せ不幸せは、「あるか」「ないか」ではなくその人が「感じるか」「感じないか」という基準で存在したり、しなかったりするのです。
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反省の“省”は、『省く』という文字。本当の反省とは、振り返って確認して、必要のないものを心の中から捨て去るというポジティブな行為なのです。
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恋には裏切りがあっても、愛には裏切りはないのです。裏切りもまた許せるのですから。
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デブだからボーイフレンドができないなんて、逃げよ。デブだからできないんじゃなくて、それは魅力がないからなのよ。魅力っていうのは、やせているか太っているかの問題じゃないの。
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冷静になってから手にした「夢」は、単なる「夢」ではなく、「理想」に変わります。そして、「理想」を掲げて着々と生活していけば、やがて「理想」は「現実」のものとなります。きちんと自分というものをわきまえてから抱いた夢は、いつか必ず実現するのです。
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ライバルは憎いと思えばただの悪魔です。負けるものかと発奮努力向上させてくれるエネルギー源だと思えば、天使です。
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私は、何かにぶつかったとき、あえて苦しかったころを思い出します。心身をリラックスした状態におき、目をつむり、過去をひとつひとつ振り返る。そして「あれだけの苦労の中を私は生き抜いた。だから、これからもやっていける」と自己確認して、未来への力としています。
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誰かを好きになると、その気持ちを相手に伝えたくなります。一直線に気持ちを投げつけて、向こうにも自分を好きになってほしいと願うようになります。それが恋です。恋は自分本位の思いなので、うまくいかなくなると、一瞬にして憎しみに変わります。
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不公平で、理不尽なのが世の中なの。
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好きな人のために何かしてあげたい。しかし、その気持ちの根底には、「だから自分にも優しくして」「もっと尽くして」という見返りを求める気持ちが微塵もないとは言い切れません。そこに愛はないのです。
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いいこと、悪いことは、コインのように、常に表裏一体を成している。表も裏も幸せでできたコインはありません。生きることには死ぬことが、深い喜びには深い悲しみや苦しみが、光には影が、必ず対になっているのです。それは常にひとつの中にあり、いつどちらに転ぶかは、誰にもわからない。