1251
自分が「忘れたくないな」と思うならずっと忘れなくたっていい。忘れたくないと思うことはそれだけ大事にしていたものだから。忘れたくないなと思ったら忘れてしまうまでずっと大切にしたらいい。
1252
過去の恋に、後悔は無いと言えば嘘になるけれど、その時はその時で一生懸命だったんだろう。だからその時の自分を否定なんてしなくていい。本気で人を好きになったこと。誰かを想えたこと。それだけでも誇れることだから。
1253
たとえ別れても憎んだり恨むことは
自分にとってマイナスでしかない。
悔しい気持ちがあるなら
その相手より何倍も幸せになること。
幸せになって見返す。
綺麗になって見返す。
強くなって見返す。
そのほうがいい。
1254
人の気持ちは変わってしまうことを知っているから今ある相手の気持ちと自分の気持ちが変わらないようにぎゅっと抱き締めるしかない。
「変わらないで」と祈りながら。
1255
本当に大事なものだけ見つめて、
無くさないように手に持っていたらいい。
心がずっと苦しかったり、執着に変わってしまいそうなら手離す勇気が欲しい。
1256
「もういい」と言ったつよがりを見抜いて欲しかった。
「どうでもいい」と言った嘘を分かって欲しかった。
サヨナラが近くにいることを認めたくなくて、ただ二人が結んだ大事なものが切れてしまうことが怖かった。
1257
1258
今はまだ、強くなれなくて心折れても、いつかその気持ちを振り返ったときに一生懸命だった自分がいたなら、その過去を誇りに思える。駄目だった自分、情けなかった過去の自分はきっと今に繋がる。
1259
心折れそうな日も誰かの優しさでまた心取り戻せる。幸せになるために毎日はあるのだから笑える強さが欲しい。人と繋がるのはその優しさと、幸せが何かを忘れないためにある。
1260
会いたいなと思う人に
会うことができるなら
会える時に会った方がいい。
いつでも会えるからと
思って会わないでいると
会えなくなってしまった時、
きっと後悔してしまうから。
「後で」や「いつか」じゃ
遅い時がある。
会いたい時に
会いたい人に会えることは
とても幸せなことだから。
1261
本当の寂しさは本当に好きになった時にしか分からない。一緒にいる時間は一瞬で、離れればまた寂しさはやって来る。無理に「またね」と笑った顔の奥で、どうしようもない寂しさを感じた時、改めて自分の気持ちが分かる。
1262
悲しみはひとりでは抱えきれないことがあるから。頼れる人がいるだけで助かる。
迷惑になるかもと思うけれど人を頼ることは大事だと思う。苦しくなって逃げられる場所は誰にでも必要で、それは弱さじゃない。限界まで頑張る必要は無い。
1263
つらい出来事が続くと、歩くことさえしんどいから少し立ち止まってもいいと思う。立ち止まって気付く景色や、自分自身が見えることがあって、どれだけ無理をしていたのか分かることがある。一歩先に進むことよりも立ち止まって見つめることも大切なこと。
1264
伝えたいことはいつもシンプルで、ただシンプルだから伝えられないこともある。「嫌われたら」「拒否されたら」と思うと一歩踏み出すことをためらう。自分を見せることは怖い。けれど伝えなければ相手の本当の気持ちも分からない。好きな相手には本当の自分を知って欲しい。だから伝えたい。
1266
自分のために頑張れなくても、
大切な人のために頑張れることがある。
立ち止まって前が見えなくても、
優しい灯りのような希望がある。
「あなたがいてくれて良かった」と
何度も思う人がいることは幸せだ。
1267
一人じゃないと思わせてくれる人。
どんな日も会いたくて心にいる人。
自分の日常で、愛でしかない人。
幸せの意味を教えてくれる人。
明日を生きる理由になる人。
大切な人。
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大切な人の『嬉しい』のそばにいて、
『悲しい』に寄り添って、
『楽しい』を共に分け合えたらいいのに。
どの感情にも近くにいて、泣いたり、笑ったりしながら毎日を積み重ねられたらいいのに。
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本当に好きだから手放す恋もある。
「幸せに」と思う気持ちと、誰より好きな人の幸せの一部でいたかった思いが胸に静かに残って消えてくれない。
本当に好きだったから。
本当に好きだから。
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普通に生きていくのも大変で、普通に健康で、普通に毎日美味しくご飯を食べられていることって随分幸せで毎日頑張っていると思う。
最近どう?と自分に問いかけて「普通」と思えたなら、それは幸せなこと。
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