977
会えないときは「会いたい」と言って欲しい。同じ気持ちなら寂しさも少しは埋まるから。会いたい時に会えないなら尚更そう言葉にして欲しい。
979
好きという気持ちが苦しくなるときがある。苦しいなら最初から辞めればいいのに、その気持ちは簡単には消えてくれない。「自分だけ」と分かっていても、好きな人はその人しかいないから余計に辛い。
980
想いを伝えれば、これまでの関係が壊れてしまう怖さがある。誰かを本気で好きになればいつも迷う。
「伝えたい」と「そのままでいよう」の間で。
982
とても辛いことが続いても、
報われるような嬉しい一瞬があったりして、
あぁこの時の為にあの辛さがあったのだと思うような出来事がある。今の辛さが無駄ではなかったと思うとき、もう少し頑張れそうな気がする。
983
「また会いたい」と思う人に
「また会いたい」と思われたい。
どんな約束より、会いたい人に会えることが一番嬉しい。
会いたい人に会えることはあたりまえなんかじゃなく、小さな奇跡のように思う。
984
「忘れないでいる」というのは
ひとつの意思だ。
忘れたくない記憶は
忘れなくていい。
そのままずっと胸に置いていよう。
985
伝えたいことはシンプルなのに、
シンプルだからこそ言えない言葉がある。
本当のこと、もっと上手く伝えられたらと思う。
自分の想いのほんの少し、相手に伝わればなと思う。
987
誰かを愛することはとても簡単なのに、
その人に愛されることは簡単じゃない。
「ただ好き」という気持ちはシンプルで、
シンプルだからこそ辛く、苦しいときもある。
それを分かっていても、その人を好きでいる気持ちは尊い。
988
忘れられない記憶があってもいい。
忘れられない想いがあってもいい。
変わらない気持ちがあることは切なさを伴うけれど、それだけ本気だった証拠。
「ありがとう」と思えたら、どんな過去も宝物。
989
「なんでもない」と強がるより、
「ダメかも」と言って欲しい。
大切に思う人の弱さ知る方が嬉しいときだってある。
990
特に意味もなく、理由もなく「会いたいな」と思う人が本当に特別な人。
会いたい理由も意味も、その人に会いたい以外に無い。会いたい人にただ会いたいと思う。
991
自信がなくなったときは時々立ち止まって過去を振り返ってもいいと思う。
そこに自分の歩いた道がちゃんとあって、「大丈夫だよ」「よくやってるよ」と教えてくれる。そうやって昔の自分に励まされて歩けることもある。進むことだけが毎日じゃない。
992
楽しいなと思えることがひとつでもあれば毎日は結構救われる。どんなことでもいい。お金にならなくてもいい。自分で見つける方がいい。
日常に「楽しい」があるだけで一日の僅かな時間でも気持ちは明るくなる。毎日の中でほんの少しでも光があるだけで全然違う。
993
自分より大事な人がいるだけで、きっとそれだけで幸せなことだ。自分にとって幸せの意味を教えてくれる人の存在は尊い。大げさなことじゃなく、その人の為に生きていける。
995
信じることは時々怖くなることもある。そのまま単純に信じられたらきっと楽なこともある。信じたい人を信じられないのは過去の自分が邪魔をするから。大切な人を信じられる自分を信じたい。自分のこと、信じてあげたい。
996
どんな別れにも寂しさは付いて来る。
寂しさの無い別れは無い。
「これで良かったのかな」と何度も思うけれど、自分で出した答えなら、それで良かったといつかそう思える。「大丈夫かも」といつかそう思えたら、きっともう前に進んでいる。
997
「ずっと一緒にいたいな」と思う人は毎日そう思うのではなく、ふとした日常の中で、幸せを感じるときにその人がいつもいるとき。
自分の幸せがその人であると思うとき。
998
何度も聴く好きな音楽や、繰り返し読む本に救われることがある。沢山の音楽や本に触れることが良いのは、どうしようもなく落ち込んだときに自分の逃げ場所にもなるから。
また頑張ろうと思える強さも音楽や本にはある。
999
「諦めるな」と言われ続けて来たから、諦めることは負けることと負い目を感じていたけれど、諦めることで先に進めたり、新しい自分が見つかることを知って少し楽になった。諦めることは悪いことではなかった。
1000
「大事にする」も「大切にする」も
全部、行動で示すもの。
「会いたい」より、僅かな時間でも会いに来てくれることが嬉しい。
言葉だけで安心しても、行動が伴っていないと不安になる。
言葉より大事なもの。