227
日常で感じる小さな幸せ。
見上げた空の青さや、
雨上がりの雲から射す光、
道端に咲く名も知らない花、
季節が変わっていく風の匂い。
忙しい時や、心が疲れた時ほど、
小さな幸せを感じる余裕が欲しい。
本当の幸せはきっと、
そんな小さな幸せの積み重ね。
幸せはいつもそばにある。
228
思い出がまだ鮮やかで
色褪せないのなら、
それはきっと忘れたくない
大切な記憶。
今も胸にあって、切なくなっても、
優しい気持ちになるなら、
それは心を温める灯りになる。
未練や執着じゃない。
忘れたくない過去や、
大事にしたい過去は、
今を生きる力になる。
230
誰かを好きになれば
寂しさも一緒について来る。
寂しさがあるのは
それだけその人が好きだから。
「またね」と言えば、
すぐに寂しさが来る。
会えない時以外は寂しいのだから、
その寂しさを愛そう。
会えないからこそ、
相手を想い続け、
思いやることが本当の愛情。
寂しさを抱き締めながら。
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本当に好きな人は
どこが好きか分からない。
顔だけじゃない。
声や仕草だけじゃない。
どこにも代わりなんていない。
きっと、
恋とか愛だけじゃない。
人として
好きなんだと思う。
236
出逢いの順番は残酷だ。
出逢う順番は自分で選べない。
好きな人の隣りには
もう誰かがいて、
笑って毎日を過ごしている。
もっと早く出逢えてたら
良かった。
もっと早く好きになれば
良かった。
そんな言葉を繰り返し、
その人を想うだけ。
でもきっとそれもひとつの運命。
237
「どうせ私なんて」と言わないで。
あなたには
あなたの良さがある。
「こんな私なんて」と言わないで。
あなたを必要とする人がいる。
「私なんて」と言わないで。
世界でたったひとりの
あなたがいる。
239
一途にひとりの人を好きでいることは
簡単じゃない。
叶わなくて、何度も諦めそうになる。
「自分だけ」と思っても
好きで好きで仕方なく、
きっと他の人じゃダメなんだと思う。
純粋で真っ直ぐな気持ちは
苦しいほど切ない。
負けそうな心でも、
好きが勝ってしまう。
240
迷惑と思われたくなくて我慢する。
嫌われたくなくて作り笑顔をする。
いつのまにか我慢することが
うまくなって泣きたい時すら泣けない。
本当の気持ちはどこ?
本当の自分はどこ?
ありのままの自分を
見せられる場所があるといい。
我慢しなくていい場所があるといい。
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会いたい人に会える幸せ。
会いたい人に
会いたいと言える幸せ。
会いたい人も同じように
「会いたい」と思ってくれる幸せ。
寂しさがあっても乗り越えられるのは
そんな幸せがあるから。
どんな幸せにもあたりまえなんてない。
「出逢ってくれてありがとう」と
互いに思えたなら、本当に幸せ。
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ずっとそばにいることだけが
愛情じゃない。
遠く離れても、
そっと見守る愛もある。
本当は近くにいたい。
本当は声が聞きたい。
それが叶わないこともある。
大事にしたい想いなら、
ずっと抱えてもいい。
切なさがあっても、
自分で決めた道なら
それが正しい。
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今日が笑えない日でも、
明日はきっと笑える。
今日、自分が嫌いな日でも、
明日はきっと好きになれる。
楽しいだけじゃない毎日で、
自分を諦めるのは簡単。
でも負けたくない気持ちが
あるなら、それが本心。
「悔しい」
「泣きたい」
全部強さに変えて。
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迷ってもいいよ。
最善を探しているから。
自分の心が向かう方へ。
悩んでもいいよ。
それだけ真剣に向き合っているから。
悩む自分を責めないで。
遠回りしてもいいよ。
色んな景色が見えるから。
焦らなくていいよ。
自分の歩幅じゃないと
心が疲れてしまうから。
休むことを忘れないで。
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会いたいなと思う人に
会うことができるなら
会える時に会った方がいい。
いつでも会えるからと
思って会わないでいると
会えなくなってしまった時、
きっと後悔してしまうから。
「後で」や「いつか」じゃ
遅い時がある。
会いたい時に
会いたい人に会えることは
とても幸せなことだから。
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「あたりまえ」
なんて言葉なくなればいいのにね。
毎日学校に行ってあたりまえ。
毎日仕事に行ってあたりまえ。
家事をするのがあたりまえ。
そんなわけない。そんなの嘘。
あたりまえなんてない。
今を過ごすので精一杯。
だから時々、褒めよう。
あたりまえじゃない毎日を
頑張っている自分を。
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優しい人って最初から優しいのじゃなくて、これまで沢山傷ついたり、嫌な思いをしてきた人で、同じ思いを他の人には絶対しないと心に決めた人だと思う。自分と同じように傷ついて欲しくないと思う人だ。だから優しいのだと思う。