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この記事を見て最初「二十歳で二児の母がモノを調べるときにまずpubmedにあたる」という事に違和感を覚えたが、そういえば英語圏の人は母国語で英語論文読めるんだったと思ってちょっと納得した。pubmedを母国語で使えるの羨ましい。note.mu/sayakatake/n/n…
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忙しさを自分でコントロールできないハイパー病院勤務が決定している研修医諸君も、自分の心身に異常を感じたら無理にでも休んで下さい。苦労して医師免許をとって、医者人生のスタートのたかだか2年で死んだり、精神や体を壊して一生モノの傷を抱えるのは本当に割に合いません。
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人間ずっと頑張り続けていると、ある日突然、糸が切れたように心や体が壊れる可能性があります。時々手を抜くことは必須です。「若いうちは限界超えて頑張らないとダメだ」とアドバイスしてくれるオジサンがいますが、オジサン達は我々が精神疾患を発症したり自殺しても何の責任もとってくれません。
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ちきりんさんは終末医療について生半可な知識を披露したら現場の先生方にフルボッコにされた模様。物知り顔の断定口調で語っていた内容が、実は間違っていた時ほどみっともなく、情けない事はない。それでも「自分は物事を知っている」というキャラを確立している人に、訂正という名の後戻りはできない
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大学時代にドイツ人の友人の家に泊めてもらった時に、小さいドイツ人兄弟二人がキラキラした目で「僕達の名前を日本語で書いてよ!」と行ってきたので兄のステファンには「捨飯」、弟のクリスチャンには「切支丹」と書いてあげた事を思い出した。twitter.com/umedama/status…
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以前「平均年齢の80歳を超えた時点で、突然呼吸や心臓が止まった時に延命措置を望むかどうか、意思表示をする事を義務化しても良いのでは」とTweetしたが、実際の運用を少し考えただけで色々と問題が思い浮かぶ。
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人類として、体の耐用年数とっくに超えている齢まで生きて、心肺止まって、意識もない。そんな状態になったら安らかに逝かせてくれ、と考える人は少なくはないのではないか。もちろん生きたいという意見も尊重すればいい。要は、そういう個人の意思を確認する機会をシステム化する必要があると思う。
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90歳を超えた寝たきりの超高齢者が息をしていない、と救急車が呼ばれる。病院に到着するころには心臓マッサージで肋骨がボキボキに折られ、胸が完全に漏斗胸みたいにベッコリへこんだ状態で、挿管されアドレナリン投与。こんな最後を誰が望むのだろう。
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昨日の当直でモヤモヤ考えていたことがニュースになっていた。「本来の患者搬送が破綻する恐れ」というか既に破綻している。クソ忙しい中で80歳代の胆管癌ターミナルとか、90歳代の心肺停止とか、救急隊からの第一報を聞いただけで襲い来る脱力感。news.livedoor.com/article/detail…
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あと座席の位置。後部座席のほうが安全と知識では知っていたが、交通事故負傷者たちを見るとまざまざと実感する。子供は助手席には乗せないでほしい。チャイルドシートに乗るような幼児は尚の事、後部座席にのせて欲しい。以上、研修医からのお願いでした。
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これから超高齢者ドライバーがますます増えていく。免許の更新の5年間隔の間に視力がガタ落ちして殆ど視野がとれない状態で車に乗る高齢者、認知症の高齢者ドライバー、運転中に発作を起こす高齢者。現時点でもゴロゴロいる。挙動の怪しそうな車を見たらできるだけ近寄らないほうがいい。
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救急外来に運ばれてくる交通事故負傷者を見ると重傷者の殆どは軽自動車。後遺症が残るものも多い。これらを見ていると、軽自動車を自家用車にする気は起こらなくなる。例え自分に過失はなくとも、相手が一時停止無視、信号無視、対向車線飛び出しをしてきた場合、事故は避けられない。
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内海聡のクリニックに行かれた方の感想。こういう体験談は初めて見た。手口としては完全に悪徳苦商法。一通り読んだが「メタトロン」が何なのかさっぱり分からなかった。分かりたいとも思わないが。ameblo.jp/alpenanorama/e…
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ハンガーストライキが話題になっていますが、昨日から怒濤の二次救急当番当直のため夕食を食べそびれ、ぶっ続け救急外来対応のため朝食を取る暇もなく、24時間振りに食事にありついた研修医アカウントがこちらになります。twitter.com/FIFI_Egypt/sta…
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ふとフォロワー数を見てみる。岩田先生(1万3千)より内海聡(2万9千)の方が2倍以上フォロワーが多く、そして伊藤隼也(3万1千)がさらに上回っている事態に暗澹たる気分となる。そんな中でヤンデル先生(5万)を見て少しほっこりする。
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この時期に夜間交通事故を起こした場合、「今月から始めて単独で救急車対応を行う2年目研修医と、ほぼ戦力にならない1年目研修医の2人体制で救急外来担当をする病院」に搬送される可能性もあります。不要不急の夜間ドライブも出来るだけお控え下さい。
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「医者という物がありまして」
「医者?」
「36時間連続で働くんですよ」
「はあ…」
「土日も基本的に出勤です」
「拷問か何かですか?」
「みんな必死で勉強してその仕事に就こうとするんです」
「狂ってる」
「時々過労死してしまうんですが、労働環境は全く変わりません」
「狂ってる」
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産婦人科医のドクターが当直時、心筋梗塞疑いの患者を循環器内科医に相談の電話をした際「心電図と血ガスの評価くらいしてから呼べ!」と怒られていた。これに対して「じゃあお前らも救急で妊婦が来たらNSTと内診の評価くらいしてから呼べ!」とキレ返していて中々興味深かった。