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ああ、人生最大の博打は
大合金マジンガーZだったなあ。
金型代に3400万円。
さすがに足が震えた。
結果は大勝利。
トイザらスまでが売らせて下さいと言って来た。
(その前にウチのソフビを扱って下さいと売り込んだ時には、聞いたこともないメーカーは扱わない、と一蹴された。)
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ある時思いがけない人から
「命の恩人です」と言われて驚きました。全く身に覚えがない。
病気で絶望のどん底にあった時、私から貰った1個の怪獣ソフビが心の支えになって頑張る気力が持てて生還できた、と。
もちろん彼なりの特別な理由があったにせよ、嬉しかったです。
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普段、玩具なんて人生の役に立たない、無くても困らない余計な娯楽だと。歯ブラシや靴下とか作っている人はどれほど世の中に貢献しているのだろう?と恥ずかしくなります。
少しでも人の役に立てるなら、こんなご時世だし笑えるバカで楽しい玩具を作りたいなあ、と。
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詳しくは書けませんが、助からない難病、ならば新薬の実験に。猛烈な副作用で視覚聴覚味覚を失い2週間絶望の中で死にたいと。ふと手探りで枕元のソフビをつかんだ時暗黒の中ハッキリとその姿が見えて感激して涙が出たそうです。そこから感覚を少しずつ取り戻して半年後に退院できたそうです。
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高荷先生が使っているのは我々が小学校で使っていた普通の水彩絵の具だけだと知ったときの驚き。重厚な戦車などの迫力ある絵も水彩でさらっと描かれている。 twitter.com/Karzworks/stat…
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28年前に考えたグリッドナイトが今日もまた活躍してるなんて、本当に不思議で涙が出そうな。 twitter.com/Karzworks/stat…
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良く出来てるなあ! twitter.com/wolvy20/status…
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グラヴィオンの後に新しいロボットアニメ企画を立てたんだけど、「来年はロボットアニメが10本も動いているから飽和状態だよ。」と言われて、じゃあ少し様子見ようと思ってるうちに10年以上経ってしまった。大河原邦男先生にも褒められた面白い企画なのでアニメ化したいなあ。
#ロボットアニメ
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武史(菅原くん)は元々主役候補で最終選考まで残ったので勿体なくて、悪役でもよければ、とお願いしてやって貰った。本当の彼は爽やかなスポーツ少年。それをどうしても伝えたくて、そしてもしかしたら出来る続編グリッドナイトへの布石として作った回でした。 twitter.com/kisen_guy10/st…
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グリッドマンのドラゴニックキャノンは最初コンピューターワールドの伝説の武器で、それをグリッドマンが探しに行く、という案だった。が予算の都合であのような話に。無理があるよなあ、と逡巡しながら決めた。試写会でも複雑な気分だった。まさかこんな事になるなんてなあ。 twitter.com/hakaba_nakano/…
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成田亨先生に「アイアンロックスの下はどうなってますか?」と聞いたら「知りません。それは何ですか?戦艦大和の怪獣はヤマトンしか描いていません。」アイアンロックスは予算低減のため現場スタッフが木材などで作り、バレないように夜景になったそう。宇宙人も出せず透明の設定! twitter.com/EMUeiyushokai/…
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もちろんTV本編にも映画版にも登場しない怪獣。
作者がサンダーバードのスタッフに見せたら出来の良さに感動して、せっかくだからサンダーバードメカと撮ろう!となったとか。その写真がインパクトあったものだから宣材にまで使われてしまった顛末らしい。 twitter.com/ran925/status/…
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成田亨先生がいつも言っていたこと。
決して子供たちには善と悪を混ぜてはいけない。
善は善、悪は悪。はっきりと教えてあげなくてはいけない。
善と悪は見方によるとか、それは大人になってからだ、と。
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アニメや特撮ではスポンサーと現場は敵対関係になりやすい。
我々が金を出しているから我々の希望通りの番組を作れ。
いや素人は黙って金を出せばいい、現場はプロに任せろ。
で喧嘩になります。
グリッドマンでは玩具も現場も知ってる人間として間に入って丸く収めて上手く回す役でした。
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現場で活かしやすい玩具にする。
玩具の魅力を最大限引き出せる演出にしてもらう。(予算と技術でできる範囲でお願いする)
グリッドマンの怪獣デザインもネーミングや設定も全部やらせてもらえたので上手くいったと自分では思っています。
もちろん思惑外れで反省する所もあります。
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撮影現場で突然、ゾフィーにも入れと言われて、セリフを渡されて、しゃべったそうです。
第一回でのハヤタとのやりとりも、ちゃんとセリフを覚えて演じたそうです。
「そうしないと、適当な動きでは絶対セリフと合わなくて変になります。」との事でした。
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ゾフィーの顔の黒い線については、古谷敏さんは「そんなのいちいち見てませんよ。もう急な事でいきなり着せられて、胸のボチボチにも気づきませんでした。そんな余裕無かったです。セリフを覚えるのに必死でした。」と。