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百田はろくに取材もせず、たかじんの元マネージャーのKの月収を書いた。その額が間違っていることもさることながら「こんなにもらっている」と言わんばかりに不特定多数が読む書物で明記した。原告側の弁護士に「あなたの昨年の所得はいくらですか?」と聞かれた百田は・・・kadookanobuhiko.tumblr.com/post/176440259…
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昨日、東京地裁で故・やしきたかじん(敬称略、以下同じ)の闘病生活を描いた『殉愛』(百田尚樹、幻冬舎、2014年)に関する公判が開かれた。元マネージャーのKが、名誉を傷つけられたとして訴えていた。たかじんを看取った最後の妻・さくらと、著者の百田が出廷した。
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さくらとソリがあわなかったKは『殉愛』では徹底して悪人として描かれている。公判で百田は、さくらの話に依拠して取材・執筆したことを認めた上で、彼女の言葉を裏付けるためにテレビ局や制作プロダクションのスタッフから「できる限り、ウラを取った」ことを強調した。
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『新潮45』が廃刊にならなければ手にしなかった、杉田水脈と小川榮太郎(敬称略)の対談集『民主主義の敵』(青林堂、7月20日発刊)は、放言のオンパレード。まずは杉田から。「男女平等は反道徳の妄想です」(73p)「日本に女性差別なんて存在しないでしょ?」(83p)。今も書店で販売中。