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【これまでのあらすじ】 北米大陸で明智光秀を爆発四散させたニンジャスレイヤーを獲物に定めた狩りの儀式「カリュドーン」が、邪悪なリアルニンジャ達の手で開催された。 ネオサイタマに送り込まれた7人の狩人の手で呪いを刻まれ、儀式に巻き込まれたニンジャスレイヤー。だが全て返り討ちにした。
【あらすじ】 セトに対峙するマスラダとフジキドはもはや満身創痍であった。しかしこのイクサの極点において、ナラク・ニンジャが二人を繋ぎ止めたのである。 セトの最終ヒサツ奥義アルファフージンオシリススプリッターを打ち破ったのは、三位一体の破壊拳、究極暗殺拳ナラクアラシノケンであった。
「ゆくぞ」フジキドは亀裂を睨んだ。オヒガンの虚無にタッチダウンすべし!「……成る程、それは実際、ただ一つの冴えたやり方といったところか。君自身が犠牲となる点を除けばね」傍らで、声がした。その響きだけで、かのニヤニヤ笑いをも想起させる、宿敵の声であった。「待ち給えよ……」 11
「ケイトー・ニンジャ=サン……!」意識外よりの出現であった。恐るべきリアルニンジャがその隙に乗じるのは児戯に等しかった。瞬時にヒラグモ・デーモンを奪い取ったケイトー・ニンジャは、暴れる存在を赤子めいて抱きかかえた。「ここは私に……」ヒラグモが顎を蹴った。「ええい!ここは私……」12
「如何なる企みが……!」「無論、冒険の意志はゼロではない!我ながら智謀の存在ゆえ、可能性の追求は止められん」ケイトーは苦笑した。「だが今は私に任せておけ。未来ある若者が理不尽に犬死にするさまは耐え難い。災厄のスケープゴートにふさわしき存在とは即ち、私のような過去の遺物なのだよ」16
「状況に乗じてオヌシが如何なる計略を巡らせようとも、必ず突き止め、阻止する」「フジキド・ケンジ君。私は数千年もの時を生きた。君達には想像もつかないものを見てきた。全てのリアルニンジャが、セトの如く暗黒時代の支配を望むとは思わないでくれ給えよ」光が強まり、ケイトーは逆光になる。 21
「別れの時が来た。しばしの、あるいは今生の」ヒラグモを抱え、影となったケイトーは光の中に踏み入った。「思えば貴公は煩わしくも好敵手たりうる存在であった。年若いリアルニンジャよ。貴公の道に希望あらん事を。……サラバ」影は消え……荒野は裂け……セトの黒い部屋が再びフジキドを迎えた。22
悲鳴をあげたのは黄金影だった!噴き出す金色の血飛沫!「殺ッ殺ャアアアアア!ゲキャキャアアーッハハー!」後ろから飛びつき、逆手に持ったジャックナイフで頸部を繰り返し突き刺し笑うアクセルジャックを尻目に、ザナドゥは先を急ぐ!「イヤーッ!」降ってくる黄金影! 20
「これは、どういう状況でしょう」コトブキが尋ねる。マスラダは首を振った。そこへ、「イヤーッ!」回転着地したのはザナドゥだった。マスラダとザナドゥは互いを見た。ザナドゥは微笑し、やや照れくさそうに拳を掲げた。マスラダはそこに拳をぶつけた。振り返り、見上げる。色彩纏う半壊のビルを。49
「アア!?ナンデそうなるんだよオイ!」「さっきの地下駐車場で売れまくっちまってて……」「地下駐車場ですか?」「コトブキ姉ちゃん、聞いてくれよ。マジで俺ら死ぬような目に遭ってよォ。あ、この人、ユンコ=センセイな」「ドーモ」「あれ?さっきまで居たニンジャの……あれは彼氏?旦那?」 56
「ああ、いいのいいの、あいつは社交性無いからほっといて。それより貴方がニンジャスレイヤー=サン?ナンシー=サンから話は聞いてる」「そうか」「ピザ屋?ピザくれ!」「帰れ!売り切れだ!」「なんだと!?」青空の下、広場に集まる市民の数は増え続けていた。咎めるものは、何もなかった。 57
◆「エイジ・オブ・マッポーカリプス」シーズン4、ここに終わる◆ ◆シーズン5に続く◆
010011……ッてなワケでよォ。何がなんだかわからねえうちに、俺は溶岩プールに沈められちまうところだったんだ。マジで参った。自分が誰だかわからないまま、そんな凄惨な死に方ッたら無いよ。だけど間一髪、助かった。牢から解放された。ドラゴン・ニンジャだってよ。エジプトに居たんだぜ、俺!?
いや、それが妙だったのはさあ、一番ビビってたのはドラゴン・ニンジャ=サンだった。つうか、その三人全員ビビってた。三人?ああ、三人いたんだ。国際探偵サツバツナイトとナンシー=サン。居心地悪かったよ。そいつら俺の事、知ってるみたいでさ。まあ、でも、感謝万々歳。ネオサイタマに来れたし。
まず可能性が疑われたのが、記憶?喪失?シルバーキー=サンって人のさ。だけど違ったよな。つうかそのシルバーキー=サンもメチャクチャビビってた。もう、そういうのイイんだっつうの。こっちとしてはウンザリだよ。それから、オーストラリアの何とかいう……イグナイト?サン?とも連絡取らされて。
結局、何だかよくわからねえッて事でさ。いや、俺だってそんなふうに腫れ物みたいに扱われるのも参っちまうし。何かあったら連絡しなさいッて言われてさ。そんな事言われてもな。とにかく、俺はな!俺!俺なんだよ。自由を満喫する一個人!エーリアスってンだ。よろしくな。いいよな、ネオサイタマ!
彼が起き上がると、取り囲む兵士たちは悲鳴をあげ、ツルギの切っ先で威嚇した。「……」彼は見渡した。丘に、草原。「……フム。ネオサイタマではないようだ。ならばこれは成功したと見て良いものか……?」「動くな!それ以上!」「胡乱だぞ貴様!」兵士は口々に威嚇!迫る刃!
「嗚呼、嗚呼よし給え。短絡は。まずは平和的に語り合わねば」「何だと?」「貴様、さては邪悪な悪魔……!」埒が明かぬ。彼が困り顔の奥に邪悪な殺意をよぎらせた、その時だ。「GRRRRRRR!」咆哮が空を割った。「アイエエエエ!」「アイエエエエ!」兵士たちが浮足立ち、走り回る!……翼竜の襲撃だ!
「ゴアアアオオオン!」翼竜は激しく羽ばたき、獲物をとらえるべく急降下した。「これは……成る程」彼は装束の埃を払い、立ち上がった。「ゴアアアオオオオン!」迫る竜顎!だが彼は!「イヤーッ!」手を翳しキアイを込めると、緋色の稲妻が閃き、翼竜の鼻面を焼き焦がした!「アバババーッ!」
地面を滑り、死んで動かない翼竜に兵士達が集まり、無駄なトドメの攻撃を加えた。手の空いた他の者達は彼を取り囲み、震えだした。「これは……私は何か間違いを仕出かしたかね?」一瞬後……彼らは拍手喝采したのである。「バンザーイ!」「バンザーイ!」「偉大なる魔法使い!」
「まあまあ、よし給え。神秘的脅威を目の当たりにすれば畏敬の念で満たされる、それも自然だ。だが……」「下がれ!貴様たち!」「王のおなりである!」先触れ!ブオウー!角笛が鳴らされるなか、明らかに高潔高貴な馬上の者が近づいてきた。彼……ケイトー・ニンジャは笑みを深めた。そして跪いた。
「翼竜を倒したのは、そなたか」「恥ずかしながら、左様にござる」「何者だ。名乗れ」「私は……時を逆さまに生きる者とでも申しましょうか」王と部下の間に訝しむアトモスフィアが満ちた。ケイトーは立ち上がり、アイサツした。「ドーモ。ならば私の事は、マーリンとお見知り置きあれ。アーサー王よ」
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0411 【ゼンマスター】 ゼンを究めしタツジン。隠者でありながら文明過密都市ネオサイタマに敢えて暮らす彼は、日々、自らのニンジャ第六感を鍛え、重大事象の移り変わりに観相を巡らせ続けている。常に状況を注視し、何かあればすぐにでも動く決意である。 ◆殺◆
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0412 【グラビティボンズ】 重力を操る、山岳地帯出身のボンズ(※坊主・僧侶)。宿敵ブラストマーを追ってネオサイタマ入りした。決戦の為に秘して磨いてきた重力極限操作のジツをキンカクの黄金影に用いて戦い、重傷を負う。グラビティボンズは帰ってくる。 ◆殺◆