MAXXXISSR【ザ・ヴァーティゴ:銀河の戦士】 プロモカード #njcard #midjourney
◇REDな◇P32-33 おお、ナムアミダブツ!革命闘争組織イッキ・ウチコワシのアイコンたる「バスター・テツオ」とともに現れたのは、女革命闘士ニンジャ「アムニジア」であった!女子大生ユウカの別人格!だがそれだけではない。賢明なる読者諸氏は既にお気づきであろう……! #ニンジャスレイヤー
⛩2023⛩アケマシテオメデトゴザイマス!🐇憩🦐 diehardtales.com/n/na79dbca23dce
◆今年もよろしくお願いします◆おやすみなさい◆
「グワーッ!」肩へのプレッシャーがかかる!逃げられない!「これ以上の面倒をかけるな。今すぐ追加のタスクをこなして完済するまで、逃さんぞ」「グワーッ!」「わかっているのか!」「グワーッ!」「わかっているのか!」「グワーッ!」「わかっているのか!」「アアアアーッ!」 ~FIN~ 44
「借金?ふわふわローンの?いや、単なるキャッシュフローの問題なんだよな。残高管理のアレコレでよ。パーティーに繰り出そうとしたのが、急にこう発注の……アイエッ!」ニンジャスレイヤーはオレの肩を掴み、強制的に机に向かわせた。手を離さない!「グワーッ!」「わかっているのか、貴様は」 43
やったぜ。現実だ。そしてニンジャスレイヤーは現実でもオレの横に立っていた。オレは手を動かした。「やった。拘束されてねえや。ハハハ。よかった。アホらしいぜ。まあなんだ、よく働いてくれたな。コトブキが段取りを取ってくれたのか。……ア、なに?」「貴様の借金の件は、だいたいわかった」 42
「2023だと?」ニンジャスレイヤーは眉根を寄せた。「そう、2023。2022はもう昔の事だ。未来を見ていかなきゃいけない。2023をな。だけどオレには1オムロしかなくて……あ、待てよ!」オレはザザに叫んだ。ザザの野郎、踵を返し、帰っていこうとしやがる!「ふわふわローンの借金がまだあるんだ!」38
赤黒の影は前転ののち立ち上がり、ザザにオジギした。「ドーモ。ニンジャスレイヤーです」「我が名は年越し締め切り探偵ザザ」「とにかく助けてくれ!」オレはもがいた。ニンジャスレイヤーは舌打ちし、ザザのワン・インチ距離に踏み込んだ!「イヤーッ!」繰り出されるチョップ! 36
「それはお前の問題だ。正気が守れる理解をお前のほうで考えて採用せよ」ザザは俺に近づいた。その時だ!「Wasshoi!」ザザが穴を開けた壁とは逆側の壁が破砕し、赤黒の影がトビゲリでエントリーしてきたのだ!こ……今度こそ、「ニンジャスレイヤー=サン!」オレは叫んだ。 35
2・0・2・3の数字は縛られたオレの周囲を激しく旋回した。「AAAARGH!」触手鞭モンスターは怯んで後退し、クルマに背中をぶつけた。「アイエエエエ!」悲鳴をあげるオレの口の中に、2・0・2・3は吸い込まれる!そして……ナムサン!マイナス2022オムロと相殺!オレの残高は1になった! 31
壁に開いた穴には、逆光になった黒い影が立っていた。「ニンジャ……違う」オレは眩しく瞬きした。影はツカツカと歩み寄り、姿をあきらかにした。「この世には物理法則や電子計算では解決できない謎が沢山ある」それは両目にダイヤモンド義眼を嵌め込んだ怪人だった。「年越し探偵ザザ、参上!」 30
「エッ!?」オレはガレージの壁を破って飛んできた2・0・2・3の数字に仰天した。こんな現実ってあるか!?数字が飛んできたんだぜ。これもヤバい触手鞭モンスターの拷問バリエーションか?ヤられちまうのか?「一体何だ!これは!」モンスターもビビってる。じゃあ、誰が?「私だ!」29
WELCOME 2・0・2・3!
次の瞬間、ベイブの身体が真っ二つに裂け、中から名状しがたい奇怪な鞭触手塊モンスターが這い出したのだ!「2022回!貴様を鞭打って情報のゴミクズにし、その残滓を啜る!それが我々の深甚なる使命也!」「アイエエエエエ!助けて!」「助けなど来ぬ!ビルルルルーッ!」「助け……!」 27
「オレの残高がマイナス2022オムロ……?」「そうよ」「融資してくれるって」「そうよ。融資よ。だからマイナスなの」「ちょっとまって!?」「電気鞭のひと打ちごとに1オムロ返済できるわ!楽しいでしょ!」「それって」「私が貴方を打って楽しむの!」「何故!?」「お前がバカだからだ!」26
「え?どうして?」「独自の審査システムでお金を貸せるの」「いや、どうして画面のキミがオレに触れるんだい……」「今って双方向テクノロジーが発達しているじゃない、こういう事は簡単なの。ソフトウェアベースで仮想的に実現しているのよ」「マ?」「マよ」ベイブはオレを抱きしめた。 22
何、ノビドメ2ndの「夜ナイト夜」でバニーオイランパーティー?そんなのホットすぎる。それからバーズ・ストリートの地下クラブ「めろん菜」ではメロン・コスプレ・ナイト?むちゃくちゃな事が起こっちまうじゃねえか。新年七色泡ナイト?ネオサイタマの風紀はどうなってやがる。たまらねえぜ。 12
カネになるかどうかもわからねえ事を駆け込みで投げてくる奴に限って、ヒイヒイ言いながらドキュメントをまとめて送り返すと、返事がねえ。エマージェント風の空気を出してやらせるだけやらせて、ケツをまくって休みに入っちまうもんさ。アンタもナメられるなよ。ガツンとカマせ。オレみてえにな。 7
「ピガーッ!」モニタが火を噴き、忌々しい2022の数字が消えた。ざまあみろ。だいたい2022は何の数字だ?不穏だぜ。仕事をシメるっていうのはどういう事だろうな。それからギリギリになって見積依頼とかデータ作成の仕事を投げてくる奴だ。今日中に頼むみたいな空気を出しやがる。年末の午後とかに。 6
「ファック!ファックファック&ファック!ファックファーック!ファッキングファック!ファックオブファッキングファックス!」オレは地下四階の薄暗い空間で大声を出し、読み上げ音声をかき消した。そしてエッチ・ピンナップの下に締まってあったリボルバーを掴み、景気よくぶっ放した。BLAMN! 5
2022。液晶モニタにはオレを責めるような険悪なフォントが輝き、電源ノイズの周波数すらも不躾に急き立てるようだ。「タキ=サン。依頼した例の件、今日中の筈だが」「タキ=サン。本当にクライアントが怒ってしまいますよ」「タキ=サン。あまりナメるようだと、暴力するかもしれません」「金返せ」 4
特別企画【ニンジャスレイヤーVS年越し締め切り探偵ザザ】 ※親愛なる読者の皆さん:このエピソードは特別編であり、本編との時系列の関係はよくわからず、保証しません
そう、オレはタキ。誰よりも油断なき、スペシャルなローグ・スター。100万オムロの男。オレのタイピングが生み出す価値はソウカイヤすらも振り向かす。そんなオレだが……この日はマジで、朝からトラブルの連続だった。仕事を納めなきゃならないッてのにな。アンタが誰かは知らねえが、聞いてくれや。3
テクノロジーの過激な新陳代謝と欲望の渦。半日前にアイサツした相手が、夜にはコンクリートよりも冷たくなって発見される。蛍光ネオンの眩しい光に包まれれば、人は目が眩んじまう。気をつけな。敗者はスシよりも美味い餌なんだ……この街の闇は生きてるぜ。時にそれは……ニンジャなんだ。 2