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社会人になっても勉強や読書を継続する人って、「真面目」なイメージあると思うんですけど、あの人たち実は、知識が共通概念でつながる瞬間や周辺情報へ好奇心が連鎖するときの脳汁や快楽を求めているので、どちらかというと薬物中毒者に近いです。
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前職で、どうやっても設計解がないと思われた製品にエースエンジニアが投入され、翌日にあっさり大枠をまとめて来たことがあった。
「え、何やったんすか?」って聞いたら「めちゃくちゃ散歩したんだよ」って言われて言葉を失った。生産性とは余白なのだわ。
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中学校くらいの旧友が、久しぶりの飲み会で「ChatGPTは儲かる」とか言ったり、地上波のバラエティーで「ChatGPTとは」みたいなことやりだしたらその瞬間がバブルの天井なんで覚えといてください。2018年仮想通貨も、2020年アメリカ株もそうでした。
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脳にはデフォルトモードネットワークというものがあって、頭脳労働の生産性を上げるには「ボーッとする」時間を意図的に作るのが重要。
studyhacker.net/what-is-dmn
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本日暇な方、ネトフリの「アメリカンファクトリー」おすすめです。オハイオで閉鎖になった自動車工場に中国資本が入り込み、その後の製造現場における米中文化の衝突を描写したドキュメンタリーです。メーカー勤務者は無条件で楽しめると思う。
netflix.com/title/81090071…
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前職(衰退産業)
先輩「〇〇に200万ほど使いたいんですが...」
上司「部長に相談するわ...」
部長「なぜそれが必要なのか?なぜ他じゃだめなのか?」
ワイ「...(めんどくせえ)」
現職(半導体関連)
ワイ「すいません、300万くらいだと思ってたんですが見積もり400万でした」
上司「おけ」
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若手がやりがちなミスNo1は圧倒的に「おじさんのメンツを軽視する」なんですが、ツイッターにいる優秀な皆さんは、その中でも「おじさんを無視してそれなりの結果を出す」には本当に注意した方が良い。
これやってしまうと、せっかくいい結果を出しても、小粒な話で終わってしまう。
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ワイが思うに、日本が強いモノづくりは、設計情報を実際のモノに転写する難易度が高い産業であり、その強さの本質は、「設計が製造をわかる、製造が設計をわかる」みたいなジェネラリスト的なノウハウである。
ジョブ型採用を本当にやるなら、長い歴史で培ったこれらの強みを捨てることになる。
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新入社員におススメの本、若いうちに読むほどROIが高そうな本を10冊紹介します。
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半導体製造装置って、電機からすると中国が全くキャッチアップしてこない不思議な業界なんですが、実はこれ、半導体産業がもつ「後発にとても不利に働く構造」によるものです。これがよくまとまっている文献がこちらです。qr.paps.jp/uisk6
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おすすめの本を列挙していく
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この負け方自体は半導体に限らず、パソコン、スマホ、家電、などなど、様々なところで見られるいわば「日本企業が負ける王道パターン」なんですが、面白いことに工作機械では日本がこのパターンで逆に勝った、という歴史があります。
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電機メーカーで働いてて一番驚いたのは、「品質に対するトレードオフの議論」がないこと。
品質保証部門が直せと言えば、その修正にいくらかかるか?そこを直して出る利益は?こういう議論が当たり前だと思ってたけど、ほぼない。鶴の一声のように修正に動く。
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GPT3.5とGPT4について、物理への理解力を比較した論文、こわすぎて笑ってしまった。
選択肢から正しい答えを選ぶ形式で、理系の学部1年生で60%程度の正答率になる問題をChatGPTに解いてもらった。
GPT3.5は15/23正解、GPT4は22/23正解。… twitter.com/i/web/status/1…
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ちなみにこの人、ワイが退職しますって伝えたときの言葉もめちゃ素敵だった。
twitter.com/1zA5ijpgBABKIy…
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新卒のときの工場実習て基本的にムダで、何でかっていうと「1次情報に価値がある」ってことをわからない人が大半だから。
本来は3年目くらいの人間を現場に行かせるのが良くて、この人たちが抜ける穴を新卒〜2年目でカバーできるように、とっとと配属先に据えて実務をやらせるべき。
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JTCのDX担当みたいな人たち、ChatGPTのようなテーマには強い関心を示すけど、「実験データにフーリエ変換かける、任意のフィルタをかける、ヒストグラムを書く、これら基本的なデータ処理を自動化する」みたいなやつには全く興味がない