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2014年に親ロシア派の反乱軍を率いたストレルコフによるテレグラムの投稿が、この意見を裏付けている。補給隊が破壊されているのは、二の矢となるべき第二部隊が存在しないからだ。
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そして、政府が銃を配給したばかりの国土防衛隊。これらの人々は、ロシアの隊列に立ち向かうことはできないが、車列を攻撃することはできる。思い出して。ウクライナには戦闘経験のある退役軍人が民間に大勢いることを。
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ウクライナが手に入れた数少ないベイラクターによって
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そのため、すぐに補給と補充の問題が発生した。第一部隊は突進した。弾薬、燃料、そして人員の補給が必要だ。しかし、補給部隊は攻撃される。後方に残存した正規軍と国土防衛軍に。
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だからプーチンは単一部隊で攻撃した。ロシア軍は突進した。ウクライナの正規軍も国土防衛隊も撃滅しないまま。正しい電撃戦であれば、第2、第3の部隊がウクライナの守備隊を仕留めに来るはずだ。しかし、そうしなかった。そもそも追加部隊は存在しなかったのだ。
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第二に、プーチンはウクライナ軍が初日で逃げ出すか降伏すると見込んでいた。海外のオブザーバーの多くが予想したように。もちろん今、彼らはシナリオを変えている。しかし、数日前の投稿では、彼らはウクライナ人が本当に抵抗するとは思っていなかったようだ。
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なぜか?それは一目瞭然だ。ロシアが数段階に及ぶ正しい電撃攻撃をしていれば、ウクライナは負けただろう。しかし、ロシアはそうしなかった。そしてウクライナ人は、そうならないことに賭けた。なぜなら。第一に、陸戦型でない国家安全保障体制にはコストと困難が伴う。
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最後に、ウクライナは新しいタイプの軍隊を創設した - 国土防衛軍だ。その数は6万人と推定されている。これはポーランドの部隊様式を真似たものだ。この部隊は、軍事訓練を受けた民間人だ。自分の町や地域だけで戦うため、一日で動員できる。
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ウクライナ軍には新しい戦車はあまり入ってきていなかった。プーチンの攻撃までは。しかし、彼らは新しい装甲車を手に入れた。国産のコサック2。トルコ製のアゼルサン戦闘モジュール。アメリカ製の装甲車、ハンビーなど。
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しかし、ウクライナはうなるほど(数は未発表)武器を手に入れた。アメリカ製ジャベリンとM141 BDM。イギリス・スウェーデン製のMBT LAW。これらは「Stugna-P」、RK-3「Corsar」、「Barrier」などのウクライナ製対戦車兵器とともに、ロシア戦車との戦いに役立っている。
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ウクライナはトルコのBayraktars TB2ドローンを48機発注した。悪くない - アゼルバイジャンがカラバフで持っていたものの2倍以上。だがそのうち12機しか届いていない。新たに強力なドローンBayraktar Akinciもトルコと共同開発中だが、この戦争には遅すぎた。
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ウクライナ侵攻はウクライナ軍の装備の半分を再供給することになった。ウクライナ軍は独自に多くの革新的な兵器を開発した。だが、量産化されたものはほとんどない。兵士はウクライナ製の新兵器の試作品を数個持っているに過ぎない。
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しかも、彼らが見てきた戦闘は違う。ロシア兵は、完全に優位に立ったときだけ戦うことに慣れている。シリアでは、爆撃機で都市を平地にしただけだ。一方、ウクライナ兵は、自分よりはるかに強く、装備の整った敵だけを相手に戦ってきた。
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その多くは戦闘に参加した。つまりウクライナには戦闘経験のある退役軍人が大量にいるのだ。おそらくロシアよりも多い。確かにロシアはシリアで戦っていた。ロシアは兵力規模を公表していないが、2〜3千人程度だろう。ほとんどのロシア兵は戦争を経験していないのだ。
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実に多くのことが変わった。まずウクライナでは6回の徴兵制が行われた。男たちは徴兵されドンバスに送られた。そのほとんどが復員して市民生活に戻った。ドンバス部隊は約6万人。常に要員交代していた。現在、ウクライナには40万人以上のドンバス帰還兵がいるわけだ。
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当時のウクライナ軍はこんな感じだった。デバルツェボやイロヴァイスクでロシア正規軍に即座に粉砕されたのも無理はない。プーチンには「正規軍を一斉発進させた瞬間に抵抗が打ち破れる」と考えるだけの理由があったのだ。
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ソ連の古い無線機も役に立たない。ウクライナの兵士はSMSで通信しなければならなかった。しかも彼らは携帯電話を空中に放り投げなければならなかった。地上数メートル上空で電波をキャッチするよう念じながら。
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反乱軍兵士へのインタビュー:ウクライナの倉庫から持ち出されたロケット弾、砲弾、手榴弾は99%機能不全だった。(もちろん、25年以上前のものだ)。 2014年にウクライナがロシアに負けたのは、驚くべきことではない。そもそも戦えたことの方が驚きだ。
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2014年に親ロシア派の反乱を指揮したFSBの大佐は、自分もお手上げだったと振り返る。彼はウクライナ軍の倉庫から補充品をくすねたが、使い物にならなかったのだ。ニコラエフカの戦いで、28発の対戦車砲を打ち尽くしたように。まったくもって無用の長物だった。
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2014年のウクライナの装備はひどかった。ほぼ100%の車両と弾薬が25年以上前のソビエトのストックだった。しかもそのほとんどが期限切れ。 書類上に車両はあるが、1991年以来一度も未チェック、未使用だ。ラジエーターやアキュムレーターもすべて錆びて修理は不可能。
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実存的な脅威ほど、強い動機付けを与えるものはない。まず、ウクライナ人が真実を認めた。「率直に言おう。今日、われわれには軍隊がない。今、我々が集めることができる有能な兵士は、たかだか5000人だ」- 2014年、国防大臣の報告
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制度進化の方程式=脅す+とどめを刺さない
ナポレオンはプロイセン軍をイエナ・アウエルシュタットで打ちのめしたがとどめを刺さなかった→プロイセンは進化した。
ペリー提督は1853年に日本人を脅したが、米国は南北戦争に突入し、日本人を放置した→日本は進化した。
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この後の展開は予想通りだ。痛みはあるが致命的ではない敗北を敵に与えることは危険だ。ウクライナはちょっと弱くなった。しかし、その内部のパワーバランスは変化した。法廷政治を最大化する利権集団が敗れ、効率性を最大化する新興勢力にチャンスが与えられた。
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戦略的にはプーチンは大失敗した。彼はウクライナを破り、痛みと屈辱を与えた。IQが20ほどあれば、戦争は終わっておらず、ロシアが再び攻撃してくることは自明だ。しかし当時、プーチンはウクライナにとどめを刺さなかった。いつでもチャンスがあると考えたのだ。
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プーチンがそう考えるには十分な理由があった。2014年のデバルツェボとイロヴァイスクでのこと。実際、ロシアの正規兵はウクライナ軍を簡単に壊滅させた。彼はウクライナ軍が弱いことを見抜いた。ロシア正規軍を送るだけで簡単にルートを確保することができるのだ。
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