視線があっただけで「ケンカを売られていると思った」と因縁をつけて暴力を行使する不良やチンピラは、「見るハラ」という言葉が考案されるよりもずっと前から、まさしく「見るハラ」のメソッドそのものを使っていた好例だろう。ようするに「見るハラ」はチンピラメソッドの“再発明”である。
はっきり言って、男性はそもそも自らの「死のリスク」を高めなければ生きることができなかった。そしてこの社会は男性たちが「死のリスク」を高めることによって生み出してきた恩恵によって発展してきた。なぜ私たちが男性の死に鈍感か。それは男性の死が、この社会のシステムそのものだからだ。
現代ほど「子育て世帯/子育て世代」に不寛容な時代もない。公園で子どもが遊べばすぐさま苦情が寄せられ「ボール遊び禁止」「大声出すの禁止」などと注意書きされた看板が立てられる。仕方がないので自宅で遊ばせていると、「近隣住民の迷惑を考えろ」という投書が寄せられてしまう。詰んでいる。
「日本のアニメキャラは白人風の容姿をしている」  ――なんど墓穴に沈められてもしばらくすればゾンビのように復活するこの説が、2022年9月のSNSでまた激しく紛糾していたようである。発端はどうやらこの方のツイートのようだ。 twitter.com/tigersharkNY/s…
2億4千万円を不正受給 愛知の障害児支援事業所、指定取り消し sankei.com/article/202301… via @Sankei_news
プンレにせよ、草津MeTooにせよ、Colaboにせよ、あるいはプーチンにせよ、今年に共通していたのはこの「ぴえんする権力者」の問題だろう。そしてこの問題は今年で終わるわけはなく、2020年代を象徴するテーマになっていく。その暗い予感を告げるダーク・テキストです。ぜひ読んでみてください!
罵詈雑言を浴びせられても、根も葉もないことを書きたてられても、一切反応することもなかった「アベ」は、ひょっとしてめちゃくちゃ寛容でリベラルだったのではないか? ……と言わざるを得ない光景が、「アベ」が世を去って以降各所で広がっている。
この研究って面白くて、理科が得意な理系学部出身者の、得意だった理科の分野ごとの平均所得も出してる。物理が高く生物が低いのはなんとなくわかるが、地学が高いのは意外と直感に反する。 mathsoc.jp/publication/tu…
自民党は東京が、この街にやってくる若者たちに「おひとり様」を楽しませてしまう開放的な規範と、子どもをもつことの「倫理的ハードル」を際限なく高める抑圧的な規範のダブルバインドによって、結婚も出産もできないようにしてしまう「魔力」があることを見抜いた。
いわゆるポリコレ・リベラル系の人びとが「多様性」という言葉を使う時、「お互いがお互いのことを思いやって、配慮したり譲歩したりして、手を取り合いながら仲良く穏やかに生きていく」ようなイメージを自明の前提にしていることが多い。 ――だが、はっきり断言しておく。 そんなものはない。
一方で岸田政権も岸田政権で、SNSとワイドショーの雰囲気に呑まれて「民法上の不法行為も対象になる!」と言い出し、共産党も「すぐに解散命令出せェ!」となっている。いや、君らがそれ言っちゃダメでしょとか、そういうことはもう関係なくなってしまっている。 nordot.app/95531041786399…
「アベ」という大きな物語が突如終わったあと、その後を狙って頭角を現している人たちはみな、安倍晋三とは比べ物にならないくらい「傷つきやすくて心が狭い権力者」ばかりだったという、本当に笑い話にもならない状況が広がっている。
かつて2chに流通していた伝説的画像。これも結局のところ、「ネトウヨ」を腐すためなら、平時には格差がどうの差別がどうのという立場の人でも「低学歴」「キモい」「高卒」「ニート」「無職」「情報弱者」といったワードを使ってしまう性質を持っていたことを示唆していた。
自分は好き放題他人に言い散らす(権力を持っている)が、それに対してちょっと反発を受けたくらいで「法的措置を検討します」などと恫喝するようなしぐさが各所に波及して、さながら一大ブームとなりつつある。
ただし、その核心というのは「奨学金が減免されるから」ではなくて、「東京から離脱させる」ことにある。自民党は「東京」そのものが非婚化・少子化圧を持つ“魔都”であることをもうわかっている。それは物価が高いからとかそういう話だけではない。
元草津町議在宅起訴で支援する会が活動を休止 | 上毛新聞社のニュースサイト jomo-news.co.jp/articles/-/222…
MeTooという法治国家に逆行する超法規的な制裁措置を、それでも社会に必要な手段のひとつだと擁護するならば、支持者たちが果たさなければならなかった責務は大きかった。だがそれを怠った。ならそのツケは払わなければならない。いまはそういうフェーズに来ている。ぜひ読んでみてください。
町長は会見でも声明文でも、新井氏だけでなく氏を支援した人びと、あるいはネット上で草津町長を「推定有罪」で性加害者としてレッテルを貼り、また草津町や住人を「セカンドレイプ」とか「性暴力を握りつぶした陰湿な田舎者」などと侮辱した人びとを具体的に言及している。
先日、日本のフェミニズムのトップランナーであり、近年では中国や韓国の少子化を加速させる「思想兵器」としてもその名を轟かせている上野千鶴子が自身の財団を設立したことによって、各所で衝撃が走った。 その名も「上野千鶴子基金」である。 uenofoundation.com
このせいで、実子を殺害した母親よりも、実子を強姦した父親の方が量刑が重くなったりするいびつな状況が生まれている。統計的に見ても、女性が子どもに対して虐待したり、ともすれば死にいたらしめたりする事件では(もちろん例外もあるが)量刑的に「甘く」判断されている全体的な傾向がある。
企業社会で役に立つ有用なスキルセットを持たない学部・学科を専攻した大卒者たち――つまり人文系——は、社会での居場所を確保し生活の糧を得るために一計を案じた。自分たちが大学で培ってきた文化資本や道徳資本(道徳的優位性)それ自体を「仕事」にするようになったのだ。
世の男性にとっては365日のうちたった1日だけ「被害や抑圧を訴えてもよい日」であったはずの国際男性デーですらも「有識者」たちの長年の努力によって「国際反省デー」として簒奪されてしまった。そもそもかれらはなぜそこまでして世の男性たちを「反省」させたがっているのだろうか。
予算委員会の場でなぜか個人の信仰を問い質すという暴走機関車みたいな政治家が登場してしまったことについてとか、それどころか岸田政権も共産党もバグっている感じになっているとか、もうとにかく色々とアレすぎるので愚痴っぽい日記を書きました。 sankei.com/article/202210…
俺がブループロトコルを「約束された神ゲー」と言った結果、「強化成功率アップの課金アイテム」という、約束されたクソゲー要素が出てきてしまった。
キャンセル・カルチャーとは結局のところ、自分たちにとって都合の悪い相手を社会的に抹殺し、またそれによって自分たちに潜在的には不同意あるいは異論を持つ人びとをそのまま黙らせるための「見せしめ」の手段である。ようするに徹頭徹尾「イデオロギー達成」のツールでしかない。