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熱い額に冷たい物が触れて目を開く
「起こした?」
そこには心配そうな顔で額に触れる クロオ さんだった
「熱出たって聞いた。‥なんかケンマの匂いする」
呟くと眉を顰めてわたしを見る。そして違和感の正体に気づいたのか口を開いた
「なんで ケンマ のカーディガン着てんの?」
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#819プラス
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クロオ の彼女、高校時代何回頼んでも彼ジャーしなかったのに社会人になって、合鍵で入ったクロオの家でパジャマ忘れたから目に入った高校のジャージ普通に拝借してそう。
クロオさん、家に帰ったら合鍵使ってくれたのにもびっくりだし、昔何度も夢に見て何度もオカズ()にした
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#819プラス
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ケンマの幼馴染であるクロオさん。
何度か会ったことあるその人物は難しい顔をするとわたしの頬をつまむ。
「い、いひゃいです。」
「なーんでこんな所いんの。それもあの飲み会やってるテーブルから出てきたでしょあなた。」
「だって合コン参加してますもん。」
「はあ〜??」
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