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ぶっちゃけ、今「お家にいよう」で苦しんでる人たちに伝えておきますが、老いた老人になるとだいたいそんな感じになるし、障害者の大半もその苦痛を人生の共にしていますので、コロナ禍が過ぎてもそのことを忘れないでいただけると幸いです。
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病気は医者に行けば治るものというのは健康な人の発想で、障害者や病人になると「医者に行ってもよくて現状維持で、だいたい死ぬまでどうやって体調をごまかして生きていくかの撤退戦」という認識にシフトしていくような気がする。私はあと50年は撤退戦やりたいです。
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手話の欠点は「手が不自由な人」が使うことが難しいことなんですが、ろう学校に手が震える病気の人がいて、その人が手話で話す最中に手が震えて読めないと失笑したりする人がいたので、「差別とは…」といたたまれない気分になったことがありますね
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貧困についていっておくと、どんな頑丈で今稼げてる人でも、手足の一本吹っ飛んだり、ガンになったり、目が見えなくなったり、脳の一部が壊れるだけで一瞬で貧困への扉は開くよ。それも予告なしに唐突に開くよ。その扉から守ってくれるのは「社会保障」だよ。
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人間、あっさり「働けない身体」になるよ。たまたま足が滑ったとか、車にぶつけられとたか、寝違えたとか、ヘッドホンで少し大きめの音を聞いたとか、それだけで十分に働けない身体になるよ。そしたら貧困一直線だよ。いつまでも健康ではいられないよ。
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貧困はマインドセットの問題でなくて、身体の健康の問題でもあるよ。健康ならどんな仕事でも耐えられるけど、自身や家族が健康でないと働ける幅がめっちゃ狭まるよ。そして健康はちょっとしたバランスで簡単に崩れ去るよ。自己責任の範囲はそんなに広くないよ。
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健康な人は気づきにくいけど「健康」という状態はほんとうに薄皮一枚のバランスで危うく成り立ってるものでしかなくて、そして、その健康というものが奇跡的であるという前提なしに組み上げられた社会はとても危ういものになるよ。
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いやまぁ、「普通にしておけば病気担っても貧困にならんでしょ?蓄えてるし備えもするでしょ?」という反応も見えてきたのですが、「備えても蓄えても一気にダメなときはダメになる」ということを言いたいわけなので…。
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今、NHKでやってる元看護助手の冤罪事件、元看護助手が「実は軽度知的障害だった」ってことが裁判中にわかるということに関して「大人になってから知的障害があるのわかることってあるの?」という声もあるのですが、普通にあります。私の周りでもありました。
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知的障害者(IQ70以下)はIQだけで言えば人口の2〜3%くらいで、そのうち85%が軽度知的障害者と言われているので、ざっくり170〜200万人に軽度知的障害があるのではないか、という計算になります。
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内閣府の調査だと、重度障害者を含めても療育手帳・愛の手帳などを持っているのは約100万人で、超ざっくりいうと、知的障害に該当するIQの方でも手帳を持っていない人が半数が取得していない。検査したら軽度知的障害なのでは?という人は数十万規模でいる可能性があります。 #NHK
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この元看護助手の女性がなぜ有罪判決が出た、とかは詳しくは追えていないのですが、「軽度知的者」というものは気づかれないだけでとてもたくさんいるし、その大半は適切な療育や支援を受けてないことが多い、というのはもっと知られていいことだと思います #NHK
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そういう「隠れた障害者」はこの国には知的障害だけではなく、発達障害とか聴覚障害とか、視覚障害とか肢体不自由とかでも合わせたら数百万人オーダーで居るんですよね。そして、支援を受けてないので困りごとを相談できる先もなければ何がおかしいのか、という自覚もない。 #NHK
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そういう「隠れた障害者」の掘り起こしは、今後の社会保障の面でめちゃくちゃ重要なんですよね。適切な支援さえすれば働けたり自立したりできるケースもあるはずなのに、家族の問題とかそういうことで「社会のお荷物」として片付けられていることも多いはずなので。 #NHK
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旧ソ連の一角で起きた戦闘に、世界が振り向いた 日本も無関係でないその背景 globe.asahi.com/article/136295… めっちゃわかりやすい現在のアルメニアとアゼルバイジャンの緊張関係についての記事を友人の深水さん(@hirofukami)から教えてもらった
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「我々の世代がボケたらアニソン聞かされるかなwww」って笑い話があるけど、なぜその頃に「高齢者施設」が存続出ていると思うのかは謎である。だれがボケた我々を世話してくれるのか…。
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というか、「親が介護施設に入れなくて仕事辞めました。人生オワタ」という人が年間十万人近く出てきているんだけど、根本的な解決策が思いつかない
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「介護施設落ちた日本死ね」という怪文書が出回るまであと2年と見た
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飲食店を20時までに時短要請するなら、普通の仕事も半ドンにして、昼から20時まで近くの居酒屋とかでダラダラ飲んだり食ったりして、お家帰って風呂入ってテレビ見て22時くらいにみんな寝るくらいの「新しい生活様式」を導入したらどうっすかね?
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飲食店への20時までの時短要請は「休業ではないので休業補償は出しません。営業努力でなんとかしてください」という保障を絶対にしたくないという行政サイドの鉄の意志が見えるのですが、その鉄を鍛造したらさぞ素晴らしい処刑用の斧ができることでしょうよ。
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その時代だと、当時山形県の政財界を牛耳っていた服部敬雄(服部天皇)が「忍者ハットリくん」のアニメを「タイトルが気に食わない」という理由で地元局に圧力をかけて放送打ち切りにさせた事件とかが発生してます(笑) twitter.com/kasai_sinya/st…
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お母さん食堂の変更を求める署名活動を行うことは当然の権利なのだけど、それでなお、「底しれぬ気持ち悪さ」「強いいらだち」を感じて痛罵したい、という気持ちがせり上がってくる。この負のエネルギーはどこから自分のどこから出てくるんやろな?ということをずっと考えてる。
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自粛疲れはほんと辛いし、私も疲れてるし、もう自粛なんてしたくない、遊びたいという気持ちはわかるんだけど、それは砲撃の最中に恐怖に耐えきれずに塹壕から飛び出て死ぬパターンです…。砲撃の最中にできるのは塹壕で耳をふさいでふせることくらいなのです…。
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すごいわるいことをいってしまえば障害のある子どもを育てることがあまりにも大変で親にだんだん余裕がなくなっていって「毒親」になっていくというケースもある(というか見ている)ので「障害児の親のケア」を社会全体で考えないとあかん、ということは強く感じる twitter.com/hattatu_matome…
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パートナーを探してるオタクにお伝えいたしますが「オタク趣味に理解のあるパートナー」より「どんな奇行をしてもそれが家庭に害を及ぼさない限りは冷めた目で『はいはいまた発作ですか』とスルーしてくれるパートナー」を探したほうが幸せになりやすいかと思います