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貧困についていっておくと、どんな頑丈で今稼げてる人でも、手足の一本吹っ飛んだり、ガンになったり、目が見えなくなったり、脳の一部が壊れるだけで一瞬で貧困への扉は開くよ。それも予告なしに唐突に開くよ。その扉から守ってくれるのは「社会保障」だよ。
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手話の欠点は「手が不自由な人」が使うことが難しいことなんですが、ろう学校に手が震える病気の人がいて、その人が手話で話す最中に手が震えて読めないと失笑したりする人がいたので、「差別とは…」といたたまれない気分になったことがありますね
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病気は医者に行けば治るものというのは健康な人の発想で、障害者や病人になると「医者に行ってもよくて現状維持で、だいたい死ぬまでどうやって体調をごまかして生きていくかの撤退戦」という認識にシフトしていくような気がする。私はあと50年は撤退戦やりたいです。
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ぶっちゃけ、今「お家にいよう」で苦しんでる人たちに伝えておきますが、老いた老人になるとだいたいそんな感じになるし、障害者の大半もその苦痛を人生の共にしていますので、コロナ禍が過ぎてもそのことを忘れないでいただけると幸いです。