空想科学研究所(@KUSOLAB)さんの人気ツイート(新しい順)

『ドラゴンボール』で悟空は、人工重力装置で重力を100倍にして特訓していたが、恐るべきことだ。そこではあらゆる重さが100倍になる。250gのスマホが25㎏になり、体重60㎏の人は6tに。また落下の衝撃も100倍増。高さ20㎝の段差を降りると、高度20mから落ちたのと同じ衝撃を受ける。めちゃ危険!
『スプラトゥーン』で、インクを塗る面積がサッカーコートと同じと仮定すれば、7140㎡。ホームセンターで買った水性塗料を元に、この面積を塗りつぶせるだけのインク量を計算すると、なんと11,200L。家庭用の浴槽56杯分だ。塗料は10Lで12,100円だったから、もしこれを使えば1試合に1358万円かかる!
うっかり親指を切ってしまった。たいした傷じゃなく、すぐに治ったのだけど、『はたらく細胞』の影響で、白血球さんや血小板ちゃんたちの活躍を思い出して、自分の傷口にむかって謝ってしまった。
『ポケモン』のサトシ最強伝説。アニメ『サン&ムーン1時間スペシャル』で、サトシはサメハダーに立ち乗りしていた。サメハダーは時速120㎞で泳ぐから、サトシが140㎝なら、空気抵抗は25㎏。が、サメハダーは突然海中に! 気温30℃のとき、水の抵抗は空気の880倍になって22t。確かにサトシ最強かも。
東京も40℃超え! 音速は気温で変わる。気温15℃の「マッハ1」は秒速340mだが、40℃なら秒速355mだ。するとマッハ20の殺せんせーが1分間で移動できる距離は、気温15℃で408㎞なのに対し、40℃の今日は426㎞に伸びる。新宿から神戸の元町あたりまで。などと喜んでる場合ではない。皆さん気をつけて。
「お客さまのなかにお医者さまはいらっしゃいませんか?」という機内アナウンス、実際の確率は? 2014年末、日本の人口は1億2708万人、医者は31万1205人だ。すると医者が乗ってる確率は、245人乗りのエアバスA350が満席の場合、45%。550人乗りジャンボなら74%。ただし、何科の医師かはわからない。
『ワンパンマン』サイタマがすごい。宇宙人ボロスの崩星咆哮砲をパンチで迎撃すると、ビームは分断。閃光に包まれた直後、雲が米国あたりまで吹き払われた。マンガの印象から10秒で米国に達した場合、爆風はマッハ2400。こんなパンチを放つとエネルギーが熱に変わり、地球は気温209万℃になって滅亡。
ゲーム『青鬼』の鬼は、体が青くて怖い。自然界には青い色素が存在しない。エビやカニの体が青いのは、アスタキサンチンという赤い色素が、ある種のタンパク質と結びつくから。ゆでるとタンパク質が壊れて、エビやカニは赤くなる。青鬼もつかまえて熱湯に叩き込めば、赤くなる…かも。でも怖くてムリ。
発売したばかりの『ジュニア空想科学読本14』には、ツイッター上でみなさんにご協力いただいた『アイマス』『ベイブレード』『遊戯王』などの原稿が収録されています。ありがとうございました~。本当に助かりました!
音の速度は、気温によって変わる。気温15℃のときの「マッハ1」は秒速340mだが、東京の今日の予想最高気温36℃なら秒速353m。するとマッハ5で飛ぶウルトラマンが3分間で移動できる距離は、気温15℃で306㎞なのに対し、気温36℃の今日は317.2㎞に伸びる。新宿駅から西へ向かえば、滋賀県彦根市まで。
台所の流し台を見てビックリ。昨日こぼした食塩水のなかに、1辺5㎜ほどの正方形がたくさん並んでいる。食塩の結晶だ! 水が蒸発するにつれて溶けきれなくなった分が結晶化したのだろう。ただ、深さが足りなくて本来の立方体になれず、横にだけ成長した模様。こんな簡単に再結晶の実験ができるとは。
『怪盗ジョーカー』は、トランプ1枚でエレベーターのワイヤーをサクッと切断した。すごいトランプだが、驚くことは他にもある。エレベーターのワイヤーは直径が3㎝ほどもあり、これを切るには、トランプがどんなに鋭くても64tの力が必要。つまりジョーカーも64tの力を出したはずなのだ。すごい奴!
登場人物が「自分たちの行為を科学的に理解している」マンガを作ってみた。描いてくれたのは、黒城ろこさん。#あるある空想科学 #空想科学
ばいきんまんは、バイキンの仲間なのか? バイキンは漢字で書くと「黴菌」で、細菌のなかで人間に害のあるものをいう。細菌は0.001~0.01㎜の単細胞生物。一方ばいきんまんは150㎝ほどか。細菌の15万倍。平均140㎝の小学生に、身長21万mのヤツが混ざってるようなもので、仲間といわれても信用できん。
ガブリアスはジェット戦闘機並の高速で飛び、テッカニンは高速で動くため、姿が見えない。どっちが速いか? 高さ0.8mのテッカニンが人間の目に見えなくなるのは、10m先を時速360㎞以上で飛ぶとき。すごい速さだが、ジェット戦闘機はマッハ2.5=時速3000㎞だから、ガブリアスのほうが速いと思うなあ。
ガラスのような羽毛で光を屈折させて姿を変えるラティアスを、レントラーの透視能力は見破れるか? レントラーが自然界のX線を見ているなら、X線はガラスで屈折しないから、ラティアスの能力は効かない。またレントラーの目からX線が出ていたら、ガラスはX線で変色してしまう。ラティアス大ピンチ!
最弱のコイキング⇒凶暴なギャラドス。ヒレがボロボロで醜いヒンバス⇒最も美しいポケモン・ミロカロス。どちらの進化がすごいか。コイキングも昔はそれなりに強かったというから、嬉しいV字回復だ。一方、誰からも無視されたヒンバスが、憎しみの心を癒すミロカロスに進化するのは胸を打つ。引分け!
海や嵐の神ルギアvs大雨を降らせて海を広げたカイオーガ。海は44億年前から降った大雨で生まれたから、カイオーガの実績はすごい。ルギアが嵐を起こせるのも、海の水蒸気がエネルギーを供給するから。つまり両者は協調関係にあり、仲よくなる可能性が高いと思う。共闘されたら、困るのはグラードン…?
眠らせ対決。プリンは相手が眠くなる波長で歌う。息継ぎをしないから、相手が寝ないと命がけになる。スリーパーは振り子を使い、起きたばかりの人も3秒で眠らせる。スリーパー有利に思えるが、プリンが目を閉じて歌えばいいのに対し、振り子を持つスリーパーは両耳を塞げない。プリンの勝ちか?
重さ0.1㎏カミツルギは巨大な鉄塔を切るが、重さ999.9㎏テッカグヤに通用するか。カミツルギが東京タワー(4千t)を切れるなら、テッカグヤも危ない。一方、テッカグヤが腕から噴射するガスが、ロケットと同じ3千℃なら、カミツルギの体が鋼でも蒸発。カミツルギがガスをかわして接近できるかが鍵。
『クラシカロイド』のシューベルトは、凧に乗ってハママツ市からアメリカまで飛んでいった。ジェット気流に乗ったのだろうが、気流の速度が秒速50m、移動距離が9300㎞なら、52時間かかる。しかもジェット気流が吹く上空10㎞の気温は-56℃、空気は地上の20%しかない。過酷な空の旅だったと思う…。
『暗殺教室』で、殺せんせーは「最強ジャンプ」など雑誌24冊を1秒で読み終えた。手元の同誌は716ページ。他も同じなら計17184ページ。これを読むには8592回ページをめくる必要があるが、その際ページが動く速度はマッハ9.5。空気との衝突で5200℃の熱が発生する。破れも燃えもしなかった雑誌に拍手だ。
『アイドルマスター』都築圭は超少食。節分の豆を5粒食べて「もうお腹いっぱい」と言っていた。節分の炒り豆には100gあたり417㎉のエネルギーが含まれるが、豆5粒を量ってみると1.66g。つまり7㎉。182㎝、54㎏の都築圭が128m歩いただけで使い果たすエネルギーだ。もう少し食べたほうがいいよ~。
『キャプテン翼』で、日向小次郎がコンクリート壁に向かってボールを蹴ったところ、壁は破損し、すり鉢状の穴があいた。穴の周辺直径を16㎝、最深部直径を8㎝、壁の厚さを50㎝と仮定して計算すれば、小次郎はピストルの弾丸の3倍の速さでボールを蹴ったと思われる。それでなぜ翼くんに勝てないんだっ!?
[お願い教えて]以前、あっという間に軌道エレベータで宇宙に行ったことを研究して以来、ずっと気になっている海馬社長。さらなる研究をしたいと思っています。こんなすごいエピソードがあるよ!など、ぜひ教えていただけませんでしょうか。アニメ話数なども併せて教えていただけると助かります。