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「パソコンを打ちながらだと人の気持ちは伝わらないから、記者の皆さんも手を止めて聞いてください。後で紙を見せるので写メしてください」と、判決後に文科省で行われた記者会見で、田中まさおさんが記者たちに一言。それに続いて語った言葉が、記事には載せなかったけれど、胸に刺さりました。
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これらの仕事が仕事として認められずに、遅くまで働かされることを知ったら、あなたは教師の仕事を選びますか。自分の子供を教師にしますか。周りの人たちを教師にしますか。今、教員が足りない問題は、このようなことが大きく関わっています。
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現場の先生たちは、働かされています。児童生徒が行ったテストの丸つけは、仕事に当たりませんか。授業の準備は、仕事に当たりませんか。欠席児童への連絡はどうですか。朝の登校指導は仕事ではありませんか。これらは、毎日のように行われている教師の仕事です。
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今日の判決で、丸つけが、授業準備が、欠席児童への連絡が、教師の自主的な「こと」だと再度確認されました。本当に仕事ではないのでしょうか。
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長い長い年月の間に、日本が作ってしまったのです。誰が作ったということはありません。しかし、今、教師が無賃で働かされていることは間違いない事実です。
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この仕事を、労働として認めず、教師が自主的にやっている「こと」だとしています。テストの丸つけは、仕事ではなく教師が自主的にやっていることですか。授業の準備は、仕事ではなく教師が自主的にやっていることですか。
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午後5時過ぎに、近くの学校に行って見てください。大勢の先生方が職員室や教室で丸つけをしています。授業の準備をしています。欠席児童への電話連絡をしています。これらは全て無賃です。世間から自主的な「こと」と言われているものです。
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欠席児童への連絡は、仕事ではなく教師が自主的にやっていることですか。朝の登校指導はどうですか。現場の先生たちは、世間から自主的なことだと言われ、遅くまで働かされているのです。どう考えてもおかしいと思いませんか。この仕組みは誰が作ったのですか。
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山梨県が小4までの25人学級の実施を発表。知事選を見据えてのアピールという側面もあるものの、財源確保もある程度見通しが立っていて、本気度が伝わってきます。ちなみにOECDの平均は約21人なので、そこにかなり近づく印象です。#教育新聞
kyobun.co.jp/news/20230105_…
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埼玉超勤訴訟の控訴審判決は原告の請求棄却。傍聴していた元会社員で教員志望の男性が「家庭も子どももいながら教員を目指しているので、一番の懸念は働き方。労働環境が改善されないままでは、教員になりたくてもなれない」と話していたのが印象的でした。#教育新聞
kyobun.co.jp/news/20020825_…
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そもそも私が高校の定員内不合格の問題を知ったのは、2年前に、給特法改正の国会議論の終盤で、舩後議員が萩生田文科相(当時)に問うたことがきっかけでした。舩後議員は、定員内不合格の最大の問題は現場の「適格者主義」にあると指摘しています。#教育新聞 #共に学ぶ
kyobun.co.jp/news/20220120_…
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教員の「内定辞退」が起こり、教員確保の見込みが立たなくなるのではないでしょうか?3年生で1次試験を受けるとなると、その対策を2年生くらいから準備しないといけなくなり、教職課程≒試験対策となってしまっては、質の低下にもつながるのでは? #教育新聞 #教師のバトン
kyobun.co.jp/news/20220510_…