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大学院生へ
研究には再現性があるけど
「成果が出るかどうか」
についてはいつも分からないんです。成果を出さないと大学院は修了できないけど、一番に自覚すべきは
『そういうレベルのことに取り組んでいる』
という事実の方です。「興味をもって祈るように何かを考える」その時間に敬意を払います。
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大学院生へ
今日は日曜日です。良い日曜日を過ごすために、最低限気をつけるべきことがあります。
「休日、何もしてない自分を気にして気持ちが疲れる」
これだけは無しです。本当に無しです。もう一回言います。
「休日、何もしてない自分を気にして気持ちが疲れる」
これだけは絶対に無しです。
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感じる必要はない。
一つ思い出してほしい。あなたは彼らの後ろを歩いているわけではないということを。同じ数学を学んでいても、向かっている先はそれぞれ違うのである。少し注意深く周りをみると、例えば、大学の先生方はそれぞれ気になる問題を考えているとわかるだろう。科学は共有の世界である。
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A「博士課程はギャンブルで...」
B「博士課程に進学すると就職が...」
C「博士号取得者は社会に変革を...」
...
博士学生
『ただ気になることを考えてるだけなんだけどなぁ』
外野がうるさかったり、自分には当てはまらない話もたくさんあると思います。大学院生が研究に集中できることを願います。
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学生A「私、さっき変なことを言いましたね。『長文が読めない』ってよく考えるとおかしな日本語ですね。訳すことばかり考えていました。読むことって本当はもっと高級なことですもんね。」
先生B「そうですね。この本は辞書を使って読むだけでは足りません。『数学で読む』ことで正しく読めます。」
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大学院生へ
研究って生活の中にあるものだから休みはありません。だから、やるべきことはハッキリしています。
① 休日を決める
② 堂々と休む
研究してるフリほど虚しいことはありません。研究には休みも必要です。
『よく眠りスッキリした頭で考えること』
研究を大切に思う人はそうします。
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大学院生へ
成果が出るかどうかじゃないんです。考えることは対象に触れる経験であり、まずそこを最大限大切にしたいものです。「何時間考えたら分かる」という保証もなければ、誰かがすでに知っているわけでもありません。そこに居続けられる程の興味の上に『考えるという仕事の実践』があるのです。
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最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。高校生の頃、英語の長文を訳して勉強しました。でも、ほぼ何一つ訳した内容を覚えていません。それは『英語を英語の勉強のために使ってきた』からなのだと思います。言い換えると、自分にとって都合の悪い文章(すぐに読めない文章)を読んできたのです。
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その上にある研究活動が求められる場所である。地頭が良いとか要領がいいとか、頭の回転が速いとか、知識をよく記憶できるとか、...
そういうものをもっているかどうかではなく、それは道具であるというのである。自分自身にあるもので、自分がどう考えていくかという部分にいつも焦点があたっている。
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大学院生へ
大学院生である前に、この時間は自分の人生の時間です。この自覚は自分を守ります。人に気を使えるその想像力は自分のことにも使うことができます。
「大切な決断を迫られたとき、真っ先に自分を優先できること」
それはワガママでも無責任でもなく権利です。
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大学院生へ
修了した後も人生は続きます。だから
「大学院で負った古傷が痛む」
みたいなことにならないように
・上手に休もう
・良い考え方をもとう
と言いたい。
『メンタルを正常にするために、自分の何かを犠牲にしてないか?』
その犠牲で生活が変わらないか心配です。学問ではケガしません。
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な世界であるが、「競わされていないか」と改めて考えることができる。科学を支えているのは、能力の高さではなく、自分の知ったこと、発見を共有できる心の豊かさである。子どもたちの
「いま、何やってるの?」
という素朴で純粋なきっかけの言葉を思い出す。窓の開いた人同士の共有の力がある。
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院進を考えている人へ
M1の最高のスタートダッシュって
① テーマが決まり
② 研究計画をもっていること
ではないんですよ。それでは修論が8割完成しています。
「知識があっても考えることが難しい」
あの捉えどころのない気持ちを知る人がそれをどうにかしようと思って進学するのが大学院です。
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【続き】
子「実はまだ買ってなかった本がたくさんあるんだよね...」
父「ほしいものリスト、確認してごらん。」
子「ゲッ...新品ないし、値上がりしてる...」
父「ラッキーだよ。運が悪ければ買えなかったかもしれないんだから。」
子「父さん、ポジティブだね(笑) 今度から買うようにするよ。」
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数学科の学生は、わからないことを認め、わからない自分も認め、疑問を一つずつ小さくしていこうとする。その態度には正直さが詰まっていて、だから疑問を抱えて過ごせるのだろう。
「確かな理解をもって知っていることを話し、わからないことにはわからないと言う」
それが数学科にある優秀さである。
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数学ができる人は知らない数学の質問をされたとき、正直ちょっと悔しいと思いつつもハッキリと
「答えられないわ」
と言います。その返答を聞いたとき、未熟な質問者は「なんだ、わからないのか」と不機嫌な態度を示すが、そのへん良くわかっている人たちは
「この人、しっかりしてるな」
と思います。
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【数学する人全員が使うわけではないけど、時々使ったり使わなかったりする表現】
・「ごめん。ウソついた。」
→自分のミスに気がついたときに言う
・「これの何がうれしいかと言うと」
→何か先にある良いことを説明しようとするときに言う
・「aはAに住んでいるから」
→a∈Aのことを言っている
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何度でも言いますが
「わからないことにわからないと言える」
これが数学科にある優秀さです。4年生になり研究室に配属され、ゼミであやふやな態度をとってみようものなら、...
それは数学を共有する仲間に対する最低限度の誠実さなんです。できる限りの準備をしてありのままを話す姿がcoolなのです。
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大学院生へ
『ゴールデンウィークに流されない大学院生は強い』
世間はお休みムードで、それを受けて研究室が問答無用であったり、お休みだったりしますね。研究では
「休むと決めて休むこと」
が大切です。
『GWだから休みだけど、研究してない自分を気にして気持ちが疲れる』
だけは無しです。
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世界中どこを探しても
『○○大学の□□研究室でしか☆☆の研究をしていない』
ということが普通にあるし
「研究したいことを一番に考えて研究室を選ぶ」
のは普通のことです。だから自分は内部進学で大学院へ行く人を優秀でないとは思わないし『研究室を選ぶこと自体が素敵なこと』だと考えます。
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ほしい。誰もあなたの問題を奪ったりはしないことを。
重要なことは、自分の気持ちを大事にしながら数学を続けることである。そして、目先のことではなく、数学の作法を学ぶことが大切である。そして、多くなくていい、いつか来るそのときのために、本当に知っていることを積み上げていくのである。そ
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学生A「どういう意味ですか?」
先生B「そのときになったらわかります。Aさんよりも経験も知識も豊富な地頭も良さそうな専門家が大勢いますが、研究者の価値はそんなものでは決まらないんですよ。彼らが気がつきもしないことにきっと取り組めます。思い入れのある良いテーマを見つけましょう。」
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あなたも同じように、将来、あなたの問題と出会うことだろう。そして、その問題の前で立ち止まり、集中し、そこで多くの時間を過ごすことだろう。あなたの周りにいる優秀な人たちも同じようにそういう時間を過ごすかもしれない。もしかしたら数学ではない道に進んでいるかもしれない。でも、忘れないで
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数学をしていなくても、数学のある生活を送る人たちがいる。数学への親しみである。それぞれに数学観や考えがあって、誰とでも数学できるほど簡単ではない。だからこそ、「この人だ」という人がいれば大切にするとよい。良い仲間は本当に貴重である。あなたの数学が大きく育っていくことを願っている。