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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。北東アフリカ情勢。2010年末チュニジアから始まったアラブの民主化運動・『アラブの春』。民主化のうねりにより中東の強権体制が崩壊。あれから約8年。北東アフリカ地域で第2次アラブの春といえる民衆運動が拡大。スーダンやアルジェリアで政権交代。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。アフガニスタン情勢。タリバーン掃討作戦や復興支援に従事するアメリカ軍部隊。最前線に立つ若い兵士たちは極度の緊張と風土の違いから心身のバランスを壊してしまうことがあり、ベースキャンプには軍事カウンセリングや教会の牧師が行動を共にしていました。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。ミャンマー情勢。西部ラカイン州で続く少数民族ロヒンギャ難民問題。ミャンマー治安部隊と仏教徒武装組織アラカン軍(AA)、さらにイスラム教武装組織アラカン救世軍(ARSA)が絡み合った衝突。ミャンマー政府側はラカイン州一部地域で通信網を遮断。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。スーダン情勢。バシル大統領を失脚させた軍事クーデター。その後の軍部主導暫定軍事評議会と民政移管を求めるデモ隊の衝突。アフリカ連合の仲裁で国家評議会を設立し軍部と民間交互の指揮権分配に合意。国家評議会の運営期間は新政権樹立選挙までの3年間。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。インドネシア情勢。過激派組織ジェマー・イスラミアの指導者パラ・ウィジャヤントが拘束されました。200名以上が犠牲となった2002年バリ島で発生した爆破テロ事件に関与。インネシアではジャマー・アンシャルット・ダウラなど複数の過激派が存在。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。バングラデシュ情勢。2016年7月に発生した首都ダッカ・日本人殺害テロ事件。3周忌を迎えた襲撃事件の背景に過激派ジャマトル・ムジャヒディーン・バングラデシュの存在。さらに実行犯を仲介した日本国籍を持つモハメド・サイフラ・オザキ容疑者が浮上。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。アフガニスタン情勢。首都カブールにある国防省施設がイスラム組織タリバーンによる襲撃を受け100名以上の負傷者。アフガニスタン治安部隊とタリバーン戦闘員の銃撃戦が周辺の学校を巻きこみ50名以上の子供達が負傷。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。アフリカ北東部スーダン情勢。約30年間の強権・バシール政権を崩壊させた軍事クーデター。民政移管を反故にする暫定軍事評議会への国民反発が激化。反軍政デモ隊と治安部隊の衝突が拡大し多数の死傷者。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。スリランカ情勢。4月21日に発生したスリランカ連続爆破テロ事件。250名以上の犠牲者を出したテロの実行犯ナショナル・タウヒード・ジャマーの最高指導者ザフラン・ハシム。約10年前に日本に入国し約1ヵ月間滞在していた証跡。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。アフガニスタン情勢。イスラム組織タリバーンとの和平協議、同時にテロ掃討作戦が進むアフガニスタン。多国籍軍が撤退後も約1万4千人のアメリカ軍兵士・関係者が駐留。26日には復興支援に関わる2名のアメリカ軍要員が殺害される事件が発生。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。アフガニスタン情勢。イスラム組織タリバーンの拠点である南部カンダハール。麻薬の原料となるケシの栽培を資金源とする地域が点在し、過激派に取り込まれる農家が拡大。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。アフガニスタン情勢。イスラム組織タリバーンとの和平交渉を進めるガニ大統領。タリバーン内部での強硬派と交渉容認派の衝突から一部武闘派によるテロ事件が拡大。駐留米軍や諸外国の大使館だけでなく復興支援を担う民間組織を狙った事件が発生しています。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。トルコ情勢。トルコ最大都市イスタンブールで行われた市長選再選挙。強権体制のエルドアン大統領が支援する政権与党 公正発展党のユルドゥルム元首相が、野党共和人民党候補イマモール氏に敗北。都市部でのエルドアン体制への反発。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。エチオピア情勢。2011年のアラブ民主化運動のうねりがアフリカ大陸北東部に波及。アルジェリアでの長期政権ブーテフリカ大統領の退陣、スーダンでのバシル強権体制の崩壊、さらにエチオピアで軍事クーデター未遂事件が発生し混乱拡大の懸念。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。西アフリカ・マリ情勢。マリ共和国中部モプティ州で武装集団による襲撃事件が発生し多数の死傷者。マリではドゴン族とフラニ族による民族衝突が拡大しており、これまでに200名以上が殺害される報復の連鎖が続いていました。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。エジプト情勢。民主化運動アラブの春を経てエジプト初の文民大統領となったムルシ元大統領の死去。イスラム思想を社会基盤とするムスリム同胞団は、同組織を支持母体としたムルシ氏の死を悼み、軍部出身シーシ現大統領への徹底抗戦につなげていく流れ。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。アメリカ・イラン情勢。イラン南部ホルムズ海峡近郊でアメリカの無人偵察機がイラン側に撃墜された事件。アメリカ側はホルムズ海峡で続くタンカー襲撃をイランによる犯行と断言。イランへの軍事圧力・監視包囲網を強化。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。中東シリア・イスラエル情勢。シリア南西部のゴラン高原。1967年の第三次中東戦争後にイスラエルが占領。イスラエルは軍事的要所であるゴラン高原への入植地をトランプ高原と命名。占領地のイスラエル領有権を既成事実化。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。アフガニスタン情勢。世界中で続くテロ事件の連鎖は過激派同士を刺激。実績を競り合うかのようにテロの競合が拡大。アフガニスタンではイスラム組織タリバーンによる反政府・反米テロ事件が続いています。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。北東アフリカ・スーダン情勢。民政移管を求める反軍政デモ。軍政再興の兆候を非難する裁判官も司法の独立を求めてデモ隊に合流。クーデターを指揮した暫定軍事評議会側は民政移管に向けた総選挙実施を繰り返し発表。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。バングラデシュ情勢。2016年7月の日本人殺害テロ事件から間もなく3年。事件以前から局地的なテロ事件を引き起こしていた過激派組織ジャマトル・ムジャヒディーン・バングラデシュ。構成員は教育機関に所属していた宗教指導者や留学経験を持つ若者たち。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。イラン情勢。イランとアラビア半島オマーンの間、ホルムズ海峡で複数のタンカーが攻撃を受けた事件。ホルムズ海峡の幅は30kmから95km。日本の原油輸送の玄関口。アメリカはイランの関与を指摘。イランや湾岸諸国にとって国家戦略の最重要拠点。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。南アジア・バングラデシュ情勢。2016年7月1日首都ダッカでの日本人殺害テロ事件から間もなく3年。複数の実行犯を指揮した現地過激派組織ジャマトル・ムジャヒディーン・バングラデシュ。中東イスラム国への忠誠、戦闘員の接触、過激思想の浸透。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。北東アフリカ・スーダン情勢。政権奪取を果たした暫定軍事評議会による民政移管に向けた選挙公約への不信感が続き、反軍政を掲げる市民の抗議デモが拡大。約30年間続いたバシール元大統領による軍事独裁体制時代と変わらない政治構造の予兆に国民が反発。
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こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。バングラデシュ情勢。2016年7月1日首都ダッカで発生した日本人殺害テロ事件。事件に関わる人物としてバングラデシュ生まれで日本国籍を持つ元大学准教授の男性が中東イラクで収監され尋問を受けています。中東イスラム国とアジアネットワークの繋がり。