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女性の姿で暮らしてみて、社会に渦巻く「女は美しくなければ価値がない」という圧力を感じるようになった。太っちゃいけない、老いちゃいけない、愛されなければいけない。男性からの圧だけじゃなく女性自らも自分にそれを課して苦しんでる子を見ると、社会全体が押し付けた女性の生き辛さだなと思う。
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学校の先生が「1867年に徳川慶喜の大政奉還を受けて〜」なんて授業は当時もあんま覚えてないし、今も当然思い出せないが「ちなみに」といって喋り始めた「賭博の三枚で8・9・3は無得点になることから意味のない者をヤクザものと呼ぶようになったんだぞー」みたいな脱線して話した内容は永遠覚えてる。
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よく「選挙に行かなかったり、選挙でこの政治家を選んだ国民にも責任があるから」という理由から、政権批判を避ける人がいるが、それは全くもって間違いで、国民が選んだ政治家がやっぱりあとで間違ったことしてたら当たり前にみんな抗議できないと。民主主義でしょ。
#検察庁法改正案に抗議します
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「君は無知だから知らないだろうけど」みたいな言葉に騙されちゃいけないよ。本当に知性ある人はその知識を振りかざして「なんかヤダ」と思って声を上げた他人を黙らせる道具には使わない。その感情の理由を教えてあげたり、違う見方を提供してその人の言葉にするのを手伝うもの。有識者なればこそね。
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僕は女性の格好をしたことで「女の子ってオシャレがいっぱい！綺麗になるのって楽しい！」って気持ちも「なんで女の子ってだけで綺麗を強要されなきゃいけないんだ？」って気持ちも感じたから、美しくなりたい子の権利も守られて欲しいし、美人レースに参加したくない子も当たり前に認められて欲しい。
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大人になってからの時間って、子どものときに受け入れてもらえなかった自分を、認めてもらう場所を探す宿題みたいだなと思うことがある。異性にモテなかった自分とか、親に愛されなかった自分とか、そういう過去に得られなかったものを追い求め続けるのが、人それぞれの「大人の時間」って感じがする。
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相手を想って自分ががんばろって無償でやってたことを「あなたの"ために"〇〇してきたのに！」みたいな言葉にして相手を責め出したら終わりが近いんだよな。やる側として限界が来てる証拠。ちなみに関係を続けたいなら言われた側が1番言っちゃいけないのは「頼んでないじゃん」ね。マジで全部終わる。
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【自粛生活チェッカー】３つ以上は闇落ちした人間です
・太った
・丸一日誰とも話さない日があった
・風呂に入るのが4日以上空いた日がある
・独り言が増えた
・昼夜が逆転した
・出前の金額が一月4万円を超えた
・空想の友達を作った
・1ヶ月のゲーム時間が200時間を超えた
・自慰行為の回数が増えた
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「女子は共感して欲しい」のなにをどう共感したらいいかがわからない男性は、まず女性の話の「感情」を読み取る癖を付けたら良い。会話の中にある感情を読みとって「それは辛いね」とか「悲しいよね」と返すと女性は「あ、良かった。伝わった」と思って安心する。話の内容だけ受け止めてはならんのだ。
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人に迷惑をかけたことでみんなが反応するのを「構ってもらえた」と認識するのはヤバい。けど、本当にめちゃくちゃいる。具体的な犯罪とかじゃなくて「女性に下ネタ言って怒られる」とか「嘘ついてみんなの注目を集める」とか1度やって「構われ方」を覚えてから狂った人はどこにでもいる。本当に怖い。
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精神的に不安定な人との友だち付き合いや恋愛で一番辛いのは「話を聞くこと」でも「すぐ不安定になること」でもなく、『急にいなくなること』。恋人だろうと何十年もの付き合いだろうと、本当に前触れもなくパッとどっか行く。意外と死んではない。ただ全部嫌になったとかそんな話。心配する側は辛い。
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恋愛がしたくてもできない男性は単純に国語力の気がする。「私はミカンを買いに行きました。私はミカンが好きです。でも、ミカンは売っていませんでした。私は悲しくなりました」という言葉から「どうして『私』は悲しくなったのでしょう？」レベルの問題を現実で解けない人山ほどいる。読解力の欠如。
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ゲイの友人が母親にカミングアウトした際、母親は三日三晩泣き通して四日目の朝覚悟を決めたように「これを着なさい」と言って自分の昔の着物を渡してきたそうだ。「女になりたいわけじゃないのにねー！」と友人は笑い話にしていたが、僕は理解できないながらも寄り添い合う『家族の話』だなと思った。
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会社員してたころ、1人女性の上司がいた。彼女は事あるごとに「女だからってナメられたくない」みたいなことを言い、自分は男だったから「被害妄想凄いな」と辟易してた。でも、女性の格好になってわかった。あいつらマジで女だと見ると「どうせなにも知らないんだろ」って顔してくるな。ナメてるわ。
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小学校のとき不審者が出た。プールを盗撮したらしい。先生が注意喚起すると、女子が口々に「そういえば、この前…」とか「見せてくる人が…」とか話し始めた。思春期も迎えてない男子の僕はそれが衝撃で、いま女性的立場で痴漢等に遭って思うけど「これが子供時代からか…」ってさらに衝撃を受けてる。
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女性が持ってる男性への恐怖心って男視点だけじゃ気付けなくて、例えば飲み会の帰りにホテルに連れてかれそうになるとか、ナンパで腕を掴まれるとか、そういう経験から、どんな男性でも性欲を剥き出しにした瞬間に得体の知れない化け物に変わるかもってずっと考慮にいれて生きてる感じ。気が抜けない。
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女性の格好になって知ったのは「痴漢は電車以外でもいっぱいる」のと「痴漢メインじゃない場合もある」って事。むしろ1番多いのはナンパ兼痴漢じゃないかとすら思う。最初は普通のナンパなのに、急に腰に手を回してきたりして痴漢にクラスチェンジしてくる。二度とナンパできない身体にしてやろうか。
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女性が「女を過剰に性的に見るのは性的搾取！私たちはオモチャじゃない！」って声をあげるのも、また別の女性が「女だからって性的な言動を控えるなんて嫌！私はセックスが好きだし自由でいたい！」って言うのも両方女性が主張できる権利で強さだと思うから、両方が認められる世の中であって欲しいな。
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女性を萎縮させたり、恐怖心から不快にさせる「音」を出す男性がいる。普通に声がバカでかいとか、物を投げて雑に置くとか、本人は「男らしさ」のつもりなのか単にガサツなのかはわからないが、本当に周りの女性を怯えさせる。そういう男性が近くにいたら「大丈夫？」と女性に一声かけるようになった。
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バーで初めて会った外国人の男性と話してたら、バーテンダーが日本で女性に受ける仕草で「壁ドン」を説明し始めた。好きでもない男の壁ドンとか地獄だけどなぁ…って思いつつ聞いてたら、説明された後に外国人男性が「それはあまり良くないんじゃないかな」って言ってて良かった。あいつは信用できる。
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少女漫画やレディースコミックとかで女の子が強引に迫られたり、壁ドンや頭ポンポンされてキュンみたいになってるの見て「現実も女の子はこんな願望があるんだ」と勘違いする男性がいるが、それは「殺人が起こる恐怖映画が好きな人は殺されたがってる」って解釈するくらいズレてるから気をつけような。
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知り合いのミュージシャンが売れてなくて引退するって発表したとき、「ずっと好きでした！」「もっと曲聴きたかった！」ってコメントが殺到した。その人は「もっと早くそう言って欲しかったな」と話した。諦めてから伝えるのも、死んでから伝えるのも遅いのよな。「好き」って気持ちはいま伝えないと。
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自粛で頑張った人を労うのであれば、少なくとも首相よりまずは「国民」。店を潰した店主もいる、普段以上の家事・育児に追われた主婦（夫）もいる、学費が払えなくて退学した学生がいる…etc.そして、まだコロナの脅威に怯えながら働きに出てこのツケを取り戻さなきゃいけないのも国民。首相じゃない。
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男性の生活のときは夜道とかで前を歩いてる女性が、こちらを振り返って早歩きになったりすると「自意識過剰だな」と思った。女性の見た目になって痴漢に遭ってから、夜に道端で男性とすれ違う瞬間無意識に警戒してる自分に気付いた。なにもしてない男性からしたら嫌だろうけど、見えてる景色の違いだ。
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前に電車で隣に男の人が来て「あ、男の格好だったとき、ここでサーって女の人がいなくなったりすると地味に傷付いたんだよな」って思って、男の気持ちもわかるから変に移動したりせずそのまま横にいたら普通に痴漢されたの、いまでも納得いってない。歩み寄ったんだから裏切るなや。
フリーで活動しております、元セクシー女優で作家の「大島 薫」です。いまでもノンホルノンオペ。Youtubeは隔週水曜日で更新したい。漫画や絵も描いてます。著書「モテたいと思っている男ってなんであんなに気持ち悪いんだろう〜本当にうまい女性の褒め方〜」お仕事の依頼は ooshima.kaoru@gmail.com まで。