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兼近大樹さんは昨年2月に出した僕の書き下ろしエッセイの帯に推薦文を寄せていただいた。「自分の悩みはちっぽけではないし、おっきくもない。ただそこに在るんだと伝えてくれた」年若い時期の過ちを乗り越えた本物の兼近さんの含蓄深い言葉を噛みしめてほしい。
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昨日を引きずって、
今日を重くするなよ。
しっかりした今日にして、
明日をほっとさせようぜ。
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間違えたら間違えたところまで引き返す。
その勇気があれば人生で迷うことはかなりなくなるよ。
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人に遅れをとってもいいぞ。
そんなもんはいつでも取り戻せる。ただし、自分に遅れをとるな。
いけるときはためらわずいけ。
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人に言われて嫌な思いになることは自分からは言わない。このように決めて守るだけで気持ちに余裕が生まれる。嫌な思いになることを言われても以前ほど感情が高ぶらない。そういうことを言う人もそれに気づいて言わなくなってくる。いい影響を及ぼすと思うことは臆せずやってみることだ。
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本当の優しさは人の気持ちを厳しく読みとる人が持っている。人の言いなりになる人を優しいと勘違いしない。後々になって迷惑をこうむる結果になることが多い。
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できることはどんどんシレ〜ッとやって、どんなに頑張ってもできないことは素直に捨てていく。それだけで人生は思いのほかスルスル通れる。生きづらかったら
あんまり難しく考えないことだ。
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傷ついたら、いつもちゃんと繊細ね、とあなたの心を褒めてやってほしい。安心したわ、じゃ一緒に癒そうね、とかばってやろう。
肝腎なのは癒す力。その力がついていくよ。
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きみの代わりはいないんだ。
この地球で唯一人なんだよ。
みんなそうだ。
きみは自分を軸に周りを見て、
きみらしく生きればいいんだ。
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いつもいつも頑張り過ぎたり、何かに縛られたりはやめようよ。特に人生に束縛されてはいけない。自分の人生だろ。 息苦しくしないでうまく操るつもりで生きようよ。それでだいぶ深い呼吸ができて素敵な人生になると思う。
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人は家族関係も含めて自分の人間関係の中で生きていかなければならない。それが自分の世界だ。人と折り合う努力を続けながら自分というものを築いていく。どうしても折り合えない人とは遠慮なく距離を取る。自分の世界を人の世界に侵食されて曖昧な世界にしないためにもそれはとても重要なことだ。
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傷つけられて辛いとき自分には寄り添ってくれる人がいる。その人に優しく励まされるとごく当たり前のように立ち直ろうとする気持ちになる。そのときに悟る。立ち直るのは自分の力で、それを出すきっかけを与えてくれる人がとても大切だってこと。自分もその人にとってそういう人になれるってこと。
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自分のほうに誤りがあるかもしれない、と思えば人は謙虚になり相手の意見をよく聞こうとする。何が何でも自分が正しいという思いあがりや、態度は周りの信頼を失い自分を危うくする。
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自分の生き方に迷っているうちは、人の生き方についてガタガタ言うんだよな。
人は関係ねぇぜ。
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ゆういちろうお兄さんというのか Eテレで見たよ 花柄は僕もよく着ている 衣装にしちゃダメだ 普段着にして何処へでも行こうぜ 板についてきて皮膚感覚で着れるようになる
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もっと自分を可愛がっていいんじゃないかな。ちょっとしくじったぐらいで、駄目だな自分は、じゃ自分の立つ瀬がないじゃないか。追い込まないほうがいいよ。大丈夫大丈夫、次はいいぞ、となだめ励ましておけばいいんだよ。
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50人に 1人か千人に1人かは解らないけれど、あなたに悪意を抱く人は必ずいる。あなたの何かについての考えや、あなたの存在そのものが気に食わないということなのだ。誤解なら解くこともできる。悪意そのものだから絶対に身近に引き入れてはいけない。遠ざけることを第一に考えることだ。
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好き嫌いは人の宿業。嫌な奴は嫌だ。それでいいじゃないか。嫌な奴がいるのなら好きな奴もいるはずだ。好きな奴といろいろ組んだり楽しくやればいい。嫌な奴にまで気を遣うことはない。気がついたら自分の人生のかなりの部分を嫌な連中に土足で汚されたとしたら、こんなバカバカしいことはないだろう。
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人の心は憎しみを飼いやすい。いったん飼った憎しみは居心地がいいのでなかなか出ていかない。その間、心のエネルギーをかなり吸い取る。憎しみを心の芯には入れずにそれを乗り越えるほうにエネルギーを使おう。憎しみの相手を憎むのではなく蔑むのだ。その相手を超えたときには蔑みさえもなくなる。
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あなたの世界に10人の人がいるとして、あなたを好いてくれる人、理解してくれる人が6人もいたら凄いことだ。残りの4人はあなたを嫌いな人、理解しようとしない人になるが、そういう人達とは関わらない。そういう時間はあなたの人生にはないはずだ。すべての人に好かれたいという人は人生では大損する。
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元気を出せよ 凹むのも休養のうちだけど これ以上凹むなよ。トラジャのひたむきな元気を見習おうぜ 羽生9段の年齢を超越した天才性と感覚を取りこんでみようぜ さあ行こう
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マチュ・ピチュには車椅子ユーザーになる前 自分の足で行きたかった 今でも画像で見てはため息をつく それが不意にマチュの笑顔に取って変わるんだ マチュクのマチュ松倉くんだよ
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小説、童話を書き、絵と絵本を描き、「よい子に読み聞かせ隊」の隊長として仲間と読み聞かせ活動をやってます。