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ファンタジー作家だけど言おう。
図書室の片隅で忘れられた誰も手に取らない素敵な本との運命の出会い……そんなファンタジー、無いです(少なくとも小学校では)。この娯楽の多い現代、文字と動かない絵だけで子どもを夢中にさせる本は大人気でロングセラーになる。ちょっと地味でも目利きの司書さんが
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ピックアップしてくれます。
「子どもは大人と違って古い本からも発見がある(だから古い本与えとけ)」は、子どもへの理想の押し付け。そして高くないお給料で、ほこりまみれの本を仕分け、本に不慣れな子どもたちの読書の入り口作りにと、日々働く司書さん達への敬意が足りないと思います。#何か見た
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学校図書廃棄に「本好きとして許せない！」という意見がありますが、ちゃんと廃棄されてない図書室の方が本好きに「許せない」状態になってます。古い、汚い、何がどこにあるかわからず探しにくい。特に絵本は細い背表紙が色あせ破けてタイトルが読めず、棚がきつくて小さな子の力で取り出せない。
２００６年から児童文学を書いています。講談社「天山の巫女ソニン」「チポロ」「ヤイレスーホ」「ランぺシカ」角川書店「羽州ものがたり」ポプラ社「女王さまがお待ちかね」中央公論新社「アトリと五人の王」東京創元社「星天の兄弟」。
アカウントが２回凍結。３度目の正直でようやく２年。
人形劇団プーク（アルバイト）→いろいろ→作家。