🧜‍♀️Dr. サキ🐛(@SakiMDCtropMed)さんの人気ツイート(新しい順)

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アメリカでは感染者増加の波があるたびに、全体の感染者のピークに数週間遅れるように、MIS-Cの患者が増えていました。 人種や肥満率などのリスクの差はありますが、日本でもこの感染者のピークに遅れて、小児のMIS-C患者が増えてくる可能性があると思います。 2/n
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皆さん小児COVID-19関連多系統炎症症候群(Multisystem inflammatory syndrome in children/以下、MIS-C) という子供に起こる新型コロナの極めて稀な合併症を聞いたことはありますでしょうか? 川崎病に似た合併症、と聞いたことがあるかもしれせん。極めて稀ですが【注意喚起】として記載します。1/n
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尾身先生がインスタを始めたらしいです。尊敬。 こびナビとインスタライブをしてくれませんか? twitter.com/senmonka21/sta…
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12歳未満を新型コロナウイルス感染症から守る最も効果的な方法は、12歳以上の人々がワクチンを接種をすること &感染対策を引き続き継続
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切ない… 日本で毎年1万人が新たに子宮頸がんになり、3000人が死亡。HPVワクチンで予防できる。 科学的根拠に基づき、一刻も早く積極的接種推進にして下さい。若い女性の命を軽んじてるのか?と悲しくなる。 コロナ対策で大変だと思いますが、未来ある女性の命を守るためリソースを割いて欲しい。 twitter.com/mph_for_doctor…
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また、学校では感染しやすさのリスク分けをし、地域の流行に応じてリスク別に制限することも大切です。例えば、室内での部活動や合唱、宿泊のある修学旅行などは感染リスクの高い活動となります。 25/n
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繰り返しになりますがオンライン教育もできる体制は、今後どうなるか分からない現在、とても重要です。 学力格差が広がっています。必要に応じてオンラインや人数を減らすためのハイブリッドにもできる準備が大切です。症状がある児童や隔離された児童も、家で授業が受けられるようになります。24/n
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そして子供のメンタルヘルスにも影響を与えます。休校が、特に10代のメンタルヘルスに影響を与えているというデータがあります。 日本の未来を背負う子供達が心身共に健やかに生活できるような判断と支援が必要です。23/n
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長い休校の弊害も大きいです。私のような片親は他の大人のヘルプがないと仕事を続けられません。私には幸い仕事がありますが休校で働けなくなり仕事を失った方もいます。テレワークできても、負担は大きいです。児童虐待が増え、貧困で頼りにしていた給食から栄養が取れず困るケースもあります。22/n
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闇雲に学校を休校をするというのはお勧めできません。 爆発的に感染者が増えている地域では感染者が減るまで一時的に休校することも必要となります。 その判断や基準値には透明性が欲しいです。そして学びが中断されないようオンライン化を最重要課題の一つとして一刻も早く行なって頂きたいです。21/n
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デルタ前の話になりますが、米国でコロナが流行している地域では、他のシチュエーションと比べ、感染対策を行っていた学校内での感染者が増えていたという報告はありません。むしろ少なかったという報告があります。日本でも同様です。 20/n
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学校に関しては、さまざまな議論があります。 社会として、保護者としての目標は 『子供達が健やかでいること』 『子供達が健やかに成長すること』だと思っています。 19/n
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12歳以上に関しては、感染した場合、12歳未満と比較して他者に感染させやすいです。感染力の高いデルタが流行しています。安心して集団生活を行うためにも、自身の健康を守るためにも、接種対象年齢の方は接種を検討しましょう。 18/n
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子供の感染は家庭内で大人からうつるケースが最も多いです。しかし感染力の強いデルタでは、学校や学童、部活動等でのクラスターも増えています。 学校では引き続き、マスク、換気、距離を保つ、手指衛生等の感染対策を行い、教師をはじめとした職員のワクチン接種が推奨されます。  17/n
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現在、接種対象ではないお子さんに関しては、感染対策を続けて、ワクチンの接種対象となる周囲の大人が接種をし、お子さんを守ることが大切です。(周囲の大人とは、保護者だけではなく、学校や塾、学童の先生、習い事のコーチや先生、保育園や幼稚園の先生、ベビーシッターなどを含みます。) 16/n
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モデルナ社のワクチンも同様のプロセスで、現在12000人規模の臨床試験が11歳以下のお子さん行われています。ファイザーと比較して、時期の遅れはあります。15/n
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海外で行われているファイザーの5-11歳の臨床試験の結果は、9月末に米国のFDAに提出され、問題がなければ年内に緊急使用許可が降りると予想されます。段階的に行っているので、6ヶ月-5歳の臨床試験結果の提出はその後、秋以降です。  14/n
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12歳未満はまだ接種対象ではありません。6ヶ月-11歳以下の臨床試験は、年齢の段階に分けて行われ、安全性の評価をしています。mRNAの投与量も異なります。ファイザー社では4500人規模の臨床試験をしていますが投与量は5-11歳では大人の1/3のmRNA量(10mcg)、6ヶ月から5歳未満は1/10の3mcgです。  13/n
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またとても稀ではありますが、10代から30代の若い男性において、心筋炎の報告があります。報告されている例は殆どが軽症で回復しています。ワクチン接種後、一週間以内に呼吸苦、胸の痛みなどの症状が出た場合は心筋炎を念頭に、速やかに医療機関を受診してください。 covnavi.jp/category/faq_p… 12/n
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12歳以上の臨床試験では、腕の痛みや発熱、頭痛等の副反応は大人と比べたら少し頻度が高いことが分かっています。辛い場合は、対象年齢の市販の解熱鎮痛剤を使用して構いません。11/n covnavi.jp/category/faq_p…
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現在日本では12歳以上のお子さんには、ファイザー社、武田/モデルナ社、いずれのコロナワクチンも接種可能です。両方とも12歳以上のお子さんで数千人規模の臨床試験を行い、効果と安全性が高いことを確認してから承認されています。安全性は海外で引き続きモニターされています。  10/n
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デルタが子供を重症化させやすいかはまだ調べられているところですが、全体の感染者の増加に伴い入院する子供も増えています。 米国では、ワクチンの接種対象ではない12歳未満の感染者、および12歳以上でワクチンを接種できていない子供達の感染者の割合が増えています。9/n
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MIS-Cは日本で”コロナ後の川崎病の様な病気”と報道されたかと思います。米国では4000人以上がMIS-Cとなり、うち約40名近くが亡くなっています。日本でのMIS-Cの数はわたしの知る限りでは数例程度ですが、今後感染者が増えてくることにより、増えてくる可能性があります。8/n covid.cdc.gov/covid-data-tra…
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また子供特有の稀な合併症(米国では感染した子供の約0.1%)で多系統炎症性症候群(MIS-C)という、全身の臓器の炎症が起きる合併症があります。コロナ感染から(無症状含む)数週間後に症じ、胸痛や血圧低下等の循環器症状、発疹、下痢嘔吐などの消化器症状等の症状がでます。軽症から重症まで様々です。7/n
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子供で重症化のリスクとなるのは1歳未満、肥満、喘息などの慢性肺疾患、神経疾患、重症心身障害、免疫不全、糖尿病などの基礎疾患などです。もちろん頻度は下がりますが、基礎疾患のないお子さんでも重症化することはあります。6/n