178
(誰のための面会か)
委員(女):彼、会いたいって泣いてましたよ
妻:子どもは会いたくないって言ってます
委員(男):俺も父親だから、会いたい気持ちはよくわかる
妻:会いたくない子に会うように言えません
委員(女):そこをうまく説得するのが親の務めじゃないの
179
このような問答は、調停の現場では日常的なものです
しかも、調停委員も調査官も、とても執拗です
181
(離婚後共同親権)
某私立校の修学旅行は国外
娘:パパ、同意してくれるかな…
母:まさかね。大丈夫よ
…
モ:外国? 女の子が外国なんて、危ないだろ!
それにそんな金あんのか?
…
母:弁護士に相談したら、もう裁判も間に合わないって
娘:そんな…
182
離婚後共同親権が導入され、モラ夫がパスポート申請に反対したらどうなるでしょうか
仮に、モの代わりに裁判所が許可できる制度にしたとしても、修学旅行に間に合うでしょうか
受験でも同じ問題が起きる可能性があります
185
(脳内血流の低下)
同居中のモラ被害、別居後のモラとの闘いなどのストレスから、意欲が低下し、思考が鈍ることがあります
顔には精神的疲れがみえます
被害妻には、このような症状の方が少なくありません
ある被害妻が測定したところ、脳内血流が正常値の3~40%
モラは猛毒です
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(「加害と赦し」)
「赦して上げようね」
大人たちは、加害児に謝罪させ、被害児に赦しを促す
加害児は辛そうに「ごめんね」と言う
心のこもっていないときもよく聞こえないときも、
大人たちは被害児に「赦し」を促す
そして、なぜか被害児にも「僕も/私も悪かった」と言わせる➡
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大人たちは「もう仲良しだよね」と宣言し、満足する
こうして、「加害と赦し」は、日本社会に浸透した
親子、夫婦、見知らぬ他人同士、そして外交関係にまで
「加害と赦し」の価値観、規範は、特に女性に強く刷り込まれてきた➡
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その結果、妻たちは、モラ(精神的虐待)を受けても、加害者を赦し、自らの落ち度まで捜す
そしてモラを耐え忍んでしまう
その結果、モラが進行し、被害妻の心身をさらに蝕む
この「加害と赦し」の規範は見直すべきと思う
被害者には、加害者を赦す義務などない➡
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(不完全生命体)
モラ夫とは、家事育児を担当してくれる妻を得られないと自らの健康もご機嫌も幸福も得られない不完全生命体です
やっぱり、育て方が間違っているのだと思います
#健全男子のススメ
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