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福祉というのは
当たり前のことを剥奪されていたりもとから備わっていなかったりする人に
当たり前を届けるものだと思っているから、そこに「感謝が必要」とは思わないのです
感謝をしていただいたらそれは受け取りますが
感謝をされないことに憤る支援者に対しては「変なの」と思います
本当は
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「合理的配慮を受ける」
それを拒否する子もいます
大人が「当たり前のこと」
「恥ずかしいことじゃない」といくら話しても
「その子の属する子どもの社会」を生きるのはその子自身です
例えば
「合理的配慮はメガネをかけるのと同じ」という説明がある
これは「メガネはもはや当たり前でしょ?」の
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私の姉の部署にも障害者雇用の方がいる
相談があると言うから
「どうすればその人がうまく働いていけるか」かと思ったら
「どうすれば穏便に辞めてもらえるか」だった
話を聞くと工夫の余地はたくさんあった
伝えたけど「忙しいのにその工夫しなあかんの?」だった
就労支援をしていた時にも感じたこと