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オミクロン株は必要な人にきちんとブースター接種を行い、感染対策をすれば日本においては恐れすぎなくて良い様に思います。気を付けるべきは、重症化率が下がっても感染者数が爆発的に増えると、やはり重症者も相対的に増えてしまう事。欧米欧州の崩壊具合を見るとここがポイントの様に感じます。
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トヨタがEV車市場に本格参入。
スイスに先日滞在していた時は、ガソリンスタンドを探すのが難しい位、スイスはEV車だらけになっていた。数年したらスイスはトヨタ車で埋め尽くされるだろうね。トヨタが本気出したら欧州、欧米車は勝てないよ。
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このコロナパンデミックで再確認した事は「科学的に正しい事」を伝える重要性と、「科学的に正しい事」であっても「伝える、伝わる」事の難しさ。「科学とは別の所」に人の感情はあって、「人の行動変容」を赤の他人が行う事は「初めから困難である事」を前提に開始した方が良いのだろうなと思う。
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成田空港。私はフィンランドからの帰国なのでホテル隔離はありませんでした。空港スタッフはみな良い人できびきび動きストレスはなかったです。感謝。
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フォロワーの皆様へ。これがフランス、欧州から最後のツイートになります。沢山の励ましコメント、本当にありがとうごさいました。私は皆さんが考えている以上に皆さんのコメントに励まされ、力を頂いていました。無事に仕事を終え帰国出来るのも皆様のお陰です。これからも宜しくお願いします!
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フィンランド。脳外科で緊急手術が必要な患者の受け入れ要請。しかしICUが重症コロナで埋まっており受け入れ不可。近隣の病院も同じ状況。現在ICUを埋めている重症コロナ症例は「全員ワクチン未接種者」で半分以上若年から中年。手術室は空いていても必要な手術が出来ないこの状況、良い訳が無い。
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フィンランド。スーパーどころか、病院の売店にもお寿司が売っている。聞いてみると、ここ5年位で急激に和食の浸透、和食店も増えてきていると。勿論、少し欧州向けにアレンジしているのだけれど、和食を知ってくれる人がここでも多くて嬉しい。言葉を超える文化って大事。
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自分がもう少しで帰国するから敢えて言うけど
「帰国する在外邦人は謙虚に」
「受け入れる日本は穏やかに」
Twitterを眺めていると、ただで出してくれるお弁当に文句言ったり、入国する日本人をばい菌扱いしたりどちらも「日本人らしくない」どちらも心穏やかに。パンデミックは皆で乗り越えましょう。
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フィンランド。コロナ重症例でICUが埋まり今週から脳外科手術が大幅に制限。ワクチン接種率は国民全体の75%で、現在重症化して入院している患者のほとんどはワクチン未接種との事。緊急では無いにせよ手術が必要な患者さんが待たなくてはいけない状況は医療崩壊と言える。
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フランス、イギリスなど移民で苦しむ国。僕の友人が「植民地支配していた国はしょうがない、言語も文化も自分達が支配してその国に入れたんだから、そりゃ逆も入ってくる」と。確かに因果応報、人や国を支配した気になってもいつか自分の身に必ず返ってくる。良い事も悪い事も、いずれ必ず返ってくる。
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フィンランド語で
「Yes」は「よー」
「Hello」は「もいもい」
老若男女問わずあちこちで
「よーよー、もいもい」
言っててフィンランド人可愛すぎる。
きっとこれはムーミンが生まれた世界観。
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フィンランド。今日は「日本の手術手技と教育」について講演を頼まれ、英語で発表。彼らには興味深かった様で非常に質問が多く、結局1時間位喋り倒しだった。「日本人の技術と教育レベルの高さ」を伝えられる良い発表の機会を貰えて良かった。日本人は控えめだけどアピールする事も時には重要ですね。
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沢山、欧州の手術室で執刀、見学もしてきたけど、どこの手術室も見渡す限り日本の機材、機器だらけ。手術機材である鋏や鑷子、フレーム等にとどまらず、画像機器も日本製品で溢れている。精密機器、モノづくり、手術を含めた細かい作業は日本の十八番。この伝統、特技は大事にしたい。
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現状の日本は「世界で稀に見る状況が良い国」今は可能な限り経済活動を活発化すべき。感染対策をしながら「やりたい事」を沢山しよう。会いたい人に会おう、旅行に行こう、買い物に行こう、何でもいい。今まで我慢していた事を沢山して、使える人はお金を沢山使おう。その行動がきっと日本を助けるよ。
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コロナ、オミクロン株。
感染力、重症化が高い可能性はあり得ますが、日本は地理的有利を活かし、国境を閉じ情報を待ちましょう。いずれせよ皆さんが打ち終わっているワクチンが有効である事は間違い無いですし、基本的感染対策が重要である事は変わりありません。現状浮き足立つ必要はありません。
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日本とフィンランドで脳動脈瘤の破裂率が高いのはなぜか?実は分かっていません。人種的にも近いとは思えないし何が原因なのか?今回のフィンランド訪問の主目的はこの「なぜ?」に迫る為です。時間がかかる仕事ですが、この疑問、分野に一石を投じる事が出来れば良いなと考えてます。
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脳外科医は
「日本とフィンランドの共通点」
について、すぐにピンとくると思います。
くも膜下出血の原因になる脳動脈瘤の破裂率が世界でも飛びぬけて高いのがこの2か国です。実はフィンランド、私は仕事での訪問は今回が2回目。日本と同様にフィンランドは脳動脈瘤治療のメッカでもあります。
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コロナ、オミクロン株。
もう既に欧州には入り込んでいる。恐らく日本にも既にいるのでは。まだこの株に関しては不明な点が多く、感染、重症化リスクが明らかになるまではひとまず日本の水際対策は強固にすべき。変異株、ワクチンと薬剤で数年はいたちごっこを繰り返す事が予測される。
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コロナ南アフリカ変異株。
水際対策が大事だとは思うけど、日本に入ってくるのは時間の問題。国境を閉めたり経済止めたりする事は一時的には意味があるけど、根本的な解決には決してならない。コロナを如何に「ただの風邪」に出来るかが勝負だと思う。
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まさか
「コロナは嘘!ただの風邪!」って言っている人が
「水際対策を厳しくやれ!」なんて言ってないよね?
まさかね。
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フランスはコロナ感染が急増。ICU占有率が30%に。やはりワクチンを打っても羽目を外してはいけない。屋内マスク、ワクチンパスポート等の対策をしていたがこれらの感染対策だけでは不十分な可能性はフランスの状況を見ていると感じる。フランスは個人レベルの感染対策が甘くそこが一番の問題。
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フランスで脳外科医として働いて良かったと思うのは「日本で一生働いても執刀出来ない位の手術を経験できた」事。でも一番良かった事は世界中に真の友達が出来た事。彼らと共に働き、苦しみ、過ごした時間はプライスレス。この機会を与えてくれた全ての人に感謝。帰国し還元する事が僕の仕事だと思う。
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欧州。特に若年層、知識層、富裕層の日本への興味「日本文化、日本食、サブカルチャー等々」はこの10-20年で凄く高まっていると、皆口を揃えて言う。自分が日本にいる時は特別感は勿論無かったけど、確かに欧州に住む人が日本に行ったら「異次元、異世界感」があって感動するかもな、と確かに思う。