JR等には4人のボックス席があります。足元が狭く他のお客様のご迷惑になるのでその場所は私は座りません。 なので、補助席に座らせていただきます。その時盲導犬ヴィヴィッドは体が大きいので手が通路に出てしまうことがあります。少しだけ優しく見守っていただけたら嬉しいなぁ!
全盲の私はざるそばを小さな器のそばつゆに入れることがとても苦手です。練習したって無理なので、人と一緒の時は毎回お願いします。1人の時はぶっかけそばなどにします(笑) できないことを必死に頑張るよりもできないと人に伝えることって本当は大切なんですよね。そして笑顔で食べます。^_^
全盲の私をお手伝いいただく際は、肘か肩を持たせていただいて、私の少し前を歩いていただくと嬉しいです。「怪我をさせないように」と私の腕を後ろから支えられると、全盲の私が前を歩くことになり、実は不安なんです。お手伝い頂く際に知っておいて頂けると、私も200%感謝できるので嬉しいです♡
「全盲の方って、スマホの漢字変換はどうしているのですか?」と聞かれます。 実は「はし」と入力すると、「たんまつのたん(端)」、「はしおきのはし(箸)」、「ほどうきょうのはし(橋)」など、漢字の説明を読み上げてくれます。便利な機能を開発してくれたテクノロジーに、心から感謝。
盲導犬はもちろん飛行機も一緒に乗ります。 予約時に盲導犬が搭乗することを伝えてエコノミーシートの1番前を私は予約します。空港カウンターで盲導犬の登録番号と使用者の名前と盲導犬の手帳を提出し本人確認をしていただきます。 そしてヴィヴィッドは1番ゆったりといつもスヤスヤ寝ています(笑)
追加です。 私はどんな見え方をされていても全く気になりません。 そして、ヒソヒソ話をしていた人に「見えてませんよ!」 とお話しして爆笑した事は言うまでもありません♡ びっくりされていましたけどね(笑)
「盲導犬連れてるあの人。スマホ見てるけどなんで?」私に聞こえたヒソヒソ話(笑) スマホを顔の前で何かしていたら見てるように私だって思いますよ。私は全盲なので見ていたわけではなく音声を聞いていただけなんですけどね(笑) 目の情報だけでごまかされることって本当に世の中たくさんありますね
もちろん盲導犬と一緒に電車の中で座らせていただくこともあります。 しっぽは後ろ足の間に挟み込みますよ(笑)それでもヴィヴィッドは大きいので隣の人のところにちょっとだけお邪魔する時があるかもしれませんがよろしくお願いいたしまーす いつも皆様のご協力に感謝でいっぱいです。
道に迷ったら、道を聞ける人を探しますよね?でも、全盲の私は探せません。仕方なくその場で「すいません!」と叫ぶけど、周りの人は誰に言っているのか分からない。だから「助けてください」など、的確な言葉で人に伝えることが大切。 皆さんが災害で困った時も同じ。最もわかる言葉で伝えて下さい。
盲導犬に「駅まで「とお願いしても連れて行ってくれないんですよ(涙) 盲導犬は私の前を歩き安全を確認してくれます。私は記憶している目的地までの地図を頭の中で確認し盲導犬に指示を出して誘導します。2人で助け合ってやっと目的地に到着します。これからも温かい見守りよろしくお願いしまーす ♡
いつもタクシーの運転手さんに「こんなふうに盲導犬が車に乗るって知らんかった!!」と必ず言われます(笑) 確かに私も盲導犬を使用するまで知りませんでした。逆に私自身もシートの上に乗ると思っていました。でも、盲導犬は盲導犬使用者の足元に乗車をするんですよ!自家用車でも、必ず守ります。
両眼義眼の私は一筋の光も入りません。まぶたを開けても閉じても同じ真っ白の世界。でも、心によってその白さの度合いって異なるんです。ウキウキすると明るい白になりますし、ちょっとしんどいと暗くなります。これが本当の「心の眼」ですよね(笑)
雨は全盲の私の感覚を奪い取って行きます。 音と匂いと足元の感覚と後は体全体で感じる空気感で歩行していますが、大雨になる程音と匂いが雨に奪われていき、後は体で感じる空気感も無くなって行きます。足元もだんだんわからなくなり大雨の歩行は困難なので私はすっぱりあきらめます(笑)
盲導犬の多くはラブラドールです。 自分で考えて行動すると言う特性を活かし能力を伸ばす訓練を受けています。私が「進みなさい」と指示を出しても、自動車や自転車の往来で危険を察知すると自分の意思で止まるんですよね〜 そんな素晴らしい事をシレーっとやってのけるヴィヴィッドってかっこいい♡
全盲の私は声をかけていただいた時、大丈夫な時はお断りします。でも、必ず「お声掛けありがとうございます。これからもよろしくお願い致します😊」どんな時も感謝を忘れずにお伝えします。 勇気のいる声かけを次も笑顔でやっていただけるように私はバトンをつないでいきたい
3年前に全盲になった私。そんな私が今、どんな風に夢を見ていると思いますか? 実は、見えていた頃の映像が夢となり現れるのです。 残念ながら、見えなくなってからの情報はまだ夢に出て来ません。だから、私にとって「夢」は、現実では見れない思い出のPhotobookなんです。
全盲になると、片付けなんてできないと思われがちですが、実は逆なんです。なぜなら「置いた場所が分からなくなる」からなんです。 つまり、「とりあえず置いておこう」は、目が見えない人にとっては「捨てる」と同じなんですよね。 全盲になった3年前から、私は片付け名人になりました♡
@majoasami ありがとうございます。危険な時は躊躇せず「白い杖の人、盲導犬を連れている人」と大きな声で伝えてください。それ以外でもこのように言って言っていただけたらとてもわかりやすくて私は良いと思います。 でも、そんな気持ちを持っていただいていることがすごい嬉しいです。ありがとうございます
全盲のホームでの転落事故の1つに「連結部分」があります。どうして?と思われるかもしれませんが、実はドアの部分と勘違いしてしまうのです。 もし、連結部分に向かっている人を見かけたら、ひるまず声をかけていただけたら嬉しいです。
全盲の私と盲導犬はアイコンタクトが取れません。私は言葉で話しかけていますが、盲導犬はどうすると思いますか? 「おしっこ出たよ」「ここにいるよ」を、いつの頃からか私の手のひらに鼻でタッチして教えてくるようになりました。伝え方を自分で考えて試行錯誤する盲導犬って、本当に凄い♡
盲導犬は吠えない訓練をしているとよく言われますが、あまり吠えることのない犬が盲導犬になっています。 でも、家の中で私が無視すると数ヶ月に一度「わん!」とゆって自分でびっくりしています(笑)。感情を表している瞬間がたまらなくかわいい♡
視覚障害者のための点字ブロックといわれますが、地下鉄のホームで災害に遭い電気が止まると全盲の私と一緒になるんですよね。警告ブロックの丸い突起のものは危険な場所や目的地を表し、誘導ブロックの線状の突起は移動の方向を表します。知っていることで安心できるかもしれません。に挿入ポイント。
視覚障害者になりはじめの頃、父が「ここで待ってて!」と私を近くの壁に連れて行きました。目が見えなくなると壁や電柱、ポールなど何かに触れていると安心するんです。何もないと広い草原に掘り出された気分になります。安心できる壁の存在を、手探り状態で教えてくれた父に感謝です。
全盲になる前は、盲導犬は痛みに耐える訓練をしていると思っていた。でも決してそんな訓練はされておらず、私が間違えて後ろ足を踏んでしまったときなど飛び上がっておしりパンチしてくるんですよね(笑)盲導犬だって痛いものは痛い。いつもありがとうね ♡
トイレを流す際、センサー式ってありますよね?でも,センサーの場所が分からないのです。どこ?どこ?どこ?とトイレに座りながら左右のセンサーを探しまわる全盲の私。最近は、潮干狩りのアサリを探す気分で壁をタッチしています(笑) センサーの位置が統一されることを願い、今日もセンサーを探します!!