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4年ぶりに一般の方にも参加して頂く曳き初めです。いよいよ函谷鉾が始動します。函谷鉾は全ての山鉾に先駆け、1番最初に行います(別に1番の決まりがあるわけではありません)。曳き初めが終わると、鉾の周囲にラチを組み、駒形提灯を飾ります。
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【屋根方】
巡行の見せ場と言えば、「辻廻し」と「新町通」。道幅の狭い新町通では、今まで出番の無かった4人の屋根方が大活躍します。命綱を頼りに電柱や障害物を押しのけ、鉾の巡行を強力にサポートします。実は鉾の屋根は数十センチ、左右に動く「遊び」があります。
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【山鉾巡行(曳き子)】
鉾を曳く者を「曳き子」と呼びます。綱を曳くことに命を懸ける熱き男たちの集団です。新人は兎角、強く曳きがちで直ぐにバテテしましますが、ベテランは緩急織り交ぜ粘り強く曳きます。綱には「神様が宿る」と考えており、休憩中も綱は持ったままで道には決して置きません。
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【提灯落とし】
函谷鉾の提灯落とし、3年振りに落としました!「今年はするのか?」との、数多くの照会を頂きましたが、明確な答えは出来ず(申し訳ございません)。元々はスタッフの遊びから始まった非公式の裏行事(保存会黙認)のため、実施は現場スタッフ次第。
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四半世紀前にスタッフの遊び心から始まった提灯落とし。宵山の最後のお囃子終了と同時に行われます。今年も多くのお問合わせを頂きましたが実施を見送りました。来年こそは、の思いはあるものの、実施は現場の判断。
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宵山の鉾上のお囃子が終わりました。終曲の「若」は通常一遍で終わるところを三遍回し、納め囃子を次第に加速させ五遍回し、長笛で終わります。いつもはこのタイミングで提灯落としと観客を巻き込んでの手締めが行われますが、今年は自重しました。来年こそは熱気あふれる宵山で皆様にお目にかかりたい
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