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第7波(6月下旬から8月半ばまで)
当院のコロナ病棟に入院した51人の平均年齢は80.8歳(中央値83歳)
50代…2人
60代…6人
70代…12人
80代…20人
90代…10人
100代…1人
院内…20人
施設…17人
自宅…14人
ワクチン0回…5
1回…2人
2回…9人
3回…25人
4回…3人
不明…7人
認知症あり…32人(63%)
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ほとんどの場合はワクチンや治療薬に関わらず治癒します
今言われてる『コロナ死亡』数はコロナによる死亡、ではないと言えます
当院のデータは小さいですがこれが現在の典型的なコロナ病棟の姿です
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公共性の高い場所ほど私権は侵害できません
公道ではどんな衣装着ようと飲食・会話しようと自由です
コンビニでも酒・タバコ・切手などを売ってるならば公共性があるので私権の制限はできません
スーパーや百貨店など大型店舗も同じです
マスクが『お願い』であり義務ではないのはその為です
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当院のコロナ病棟は稼働率ゼロ%になりました
10月からコロナ病棟が廃止になりますので施設の軽症コロナ陽性高齢者の入院がなくなります
その分通常の入院適応の方を受け入れることができます
遅かりしとは言え正常化への一歩
病院は発熱外来も廃止し社会もコロナ対策を全て終了するべき時です
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その通りです
10月からコロナ病床の補償金が出ません
本来は一年前の10月からとされていたので丁度一年遅れました
そしてその間コロナ病棟の意義はありませんでした
金の切れ目が縁の切れ目、ということです
コロナ陽性者が増えても社会に影響がないことがやっとお上にもわかった様子ですね twitter.com/grfn15y24/stat…
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下記ツイートから3日で事態が変わりました
病床確保補助金の延長により急遽10月からもコロナ病棟を病床数を減らして維持することになりました
政治的駆け引きというよりは厚労省や政府はまだまだ本気でコロナを警戒すべきと考えているようです
でなければ弔問の外国人賓客にマスクを強要しませんね twitter.com/fhljpt/status/…
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『発熱』で受診してコロナ陽性の場合はその後重症化することはありませんが
陰性の場合、数日後に悪化再診し『白血病』・『悪性リンパ腫』・『肝膿瘍』・『髄膜炎』・『心筋梗塞』などが診断されることがあります
本来は陰性者に潜む重大な疾患を見つけ出さなければならないのですが診断が遅れます
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気道細胞を侵入・増殖・発芽の場とするウイルスが飛沫(唾液)を介して感染することはほとんどあり得ません
消化管細胞を増殖の場所とするウイルスならば飛沫感染するでしょう
専門家が根拠なくインフルなどを飛沫感染と信じてマスク推奨したのが不幸の始まりです
呼吸器のウイルスは呼吸で感染します
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他人の唾液を汚いと感じる人ほど他人にマスクさせようとします
マスク推しは不潔恐怖症です
ハグやキスなど身体接触を嫌うアジア人とマッチしていますので
マスク問題は自然科学ではなく文化人類学や心理学の扱う分野です
呼吸器感染の予防には宇宙服かN95素材で鼻穴を密閉するのが最低限必要です
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インフルエンザに感染する哺乳類はヒト・ウマ・ブタ・アザラシ・クジラ・ミンク・コウモリなど
コロナに感染するのはヒト・イヌ・ネコ・フェレット・ミンク・コウモリなど
この中で口呼吸・会話するのはヒトだけですから飛沫(唾液)を空中に放出するのはヒトだけです
会話しないコウモリが飛沫感染
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有意差があるとはどういうことか?
私たちは統計データをみるときに有意差があるかどうかを気にしますが
その基準にp値<0.05を用います
ある病気の人々を2群に分け新薬Aと従来薬Bを投与してみます
この時Aの投与で治った人が多くても
『Aの方がBよりも効果的である』とすぐには結論できません
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2022/10/27~11/27
当院発熱外来、成人のワクチン回数別人数
0回…陽性44/陰性27
1回…陽性1/陰性1
2回…陽性63/陰性51
3回…陽性169/陰性109
4回…陽性72/陰性65
5回…陽性5/陰性3
酸素必要なコロナ肺炎で外来から入院になった人もいませんし
症状とワクチン回数もほとんど関係ありません
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コロナかどうかわからないから検査する、ということは
検査しない限り症状では従来の風邪と区別できないということです
つまり風邪と考えて差し支えありません
検査してコロナとわかると怖がったり隔離したりするのは不合理です
それは理性的ではなく、コロナ『恐怖症』という強迫性障害です
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病棟では発熱者がでるたびにコロナ検査して陰性ならホッとしますが
陽性ならガックリ、予定手術も延期して患者をコロナ病棟へうつします
陽性が増えるとコロナ病床が足らず移動もできません
陽性者も特に何もせず数日で解熱して元通りになります
検査してコロナかどうか診断する意味はありません
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職員は風邪で出勤停止
入院患者は風邪で隔離
予定手術は風邪で延期
コロナ増えると
入退院を停止
救急受け入れを制限
面会中止で入院患者の衰え進行
面会を中止するなら通勤する病院職員も全員出勤停止にしなければ不合理です
コロナ禍は徹底的にrationaleに欠けている
社会はそれを知るべきです
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味噌や醤油をつくる工場で働く人は納豆を食べることを禁じられています
味噌や醤油は麹菌の働きで大豆からつくられます
ところが納豆菌は麹菌に比べて増殖力が格段に強いので工場内にわずかでも持ち込まれると大豆を独占し
味噌や醤油作りが台無しになるからです
微生物の封じ込みはできません
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納豆を食べた後でも歯を磨きうがいをしシャワーで全身を洗い
工場でマスクや手袋・防護服で全身を覆えば納豆菌が空中に出て行くのは防げるように思います
ところで食べた納豆の納豆菌は人の腸のなかで急激に増加しますがそれが体外に出て行くのは上からのゲップか下から出るガスのどちらかです
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腸内で増殖することを考えるとおそらく納豆菌は下からのルートで空中に放出されます
お尻にマスクならぬパンツを履き防護服を着てそれが封じ込められるなら納豆を食べても大丈夫でしょうが
実際には納豆菌の被害を抑えられません
生体内から放出される微生物を封じ込めることは不可能だからです
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おならの臭いを感じたときには誰かの腸内細菌と便の粒子を吸い込んでいる
というのは納豆菌の例でわかります
結局納豆菌を工場内の空気に入れないためには出入りする人に納豆を禁止するしかないわけです
ちなみにワーファリンという抗凝固(血液サラサラ)薬を飲んでいる人は納豆は一口でも禁止です
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ゲップまたはおならの中の納豆菌も制御できないのですから
呼吸のたびに放出され吸入されるエアロゾル中のウイルスを
マスクなど物理的な手段で封じ込めることはできません
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COVIDは健康な小児・成人はもとより乳幼児・施設の超高齢者・ターミナルの癌患者や透析患者にいたるまで
その病原性はインフルエンザ未満です
他のコロナ風邪と変わりません
『もしも他人に感染させたらどうしようか』などは全く気にする必要はありません
そもそも私たちはウイルスの乗り物です
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一般の人だけではなく病院職員も5回めのコロナワクチン接種数日から10日後に風邪症状出て検査すると陽性ということが目立ちます
毎日のように外来や病棟でコロナウイルスを吸入しているのにワクチン直後に発症するのは
従来の風邪と同じように免疫機能の低下が発症の契機となることを示しています
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●風邪症状や濃厚接触の職員を検査して陽性だと休ませるのでスタッが足りず入院をしぼる
●腹痛や骨折で救急搬送された患者がたまたまコロナ陽性だとうちではみないと診療拒否する(産婦人科が特にその傾向)
●予定手術の入院当日に無症状陽性だと入院させない
コロナ『対策』で自滅してます
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コロナによる医療崩壊というと
軽症者が発熱外来に詰めかけるからというイメージがありますが
『コロナとかコロナ疑いだと院内に入れたくない・診たくない・診なくてよい』
という医療者のモラル崩壊がその本質です
だから早く『コロナをやめ』て医療者の憑き物を落とさなければなりません