今回の波が一番厳しいと感じています。 【良い点】 ・ワクチンを2回摂取した人は、感染しにくく重症化もしづらい 【悪い点】 ・これまでと違い緊急事態宣言下で新規陽性者数が減らない ・デルタ株の感染しやすや強毒性が思ってる以上に高い ・減る要因がない ・まだピークでないのに医療体制が厳しい
コロナ流行初期に、発熱に対して「コロナにはカロナール(アセトアミノフェン)じゃないとダメ」という噂がありましたが今では否定されています。 成人であれば市販のロキソニン(ロキソプロフェン)やイヴ(イブプロフェン)でもOKです。 またこれらの薬は解熱鎮痛薬なので、のどの痛みにも効きます。
陽性者の隔離期間は「10日間」です。 発熱やのどの痛み、咳などが出だした日を0日と数えます。昨日7/27にのどが痛くなり、今日検査で陽性となった方は、8/6まで隔離となります。その時症状が軽快していることが前提です。 濃厚接触者の隔離解除基準は変わりましたが陽性者の基準変更はありません。
昨日のニュースな会でお話ししたウレタンマスクのことがまとまってる記事です。中居さんも驚いていましたね。 お願いしたいのは、症状のある方や、医療機関へ受診されるかたは不織布マスクをつけるようにしてください。 #ニュースな会 #中居正広 huffingtonpost.jp/entry/story_jp…
発熱外来をやっていて、「症状ある人」の陽性率が30〜50%くらいになっています。知り合いの先生のところでは、90%だった日もあるとのことです。 第4波の時の大阪を上回る悲惨な状況になってしまう可能性があります。 ワクチンがまだ2回接種終えていない方は、くれぐれもご注意ください。
緊急事態宣言がでましたが一人一人が行うべき対策に変わりはありません。 ウイルスが強毒化したり易感染性をもった訳でもありません。 ・手洗い ・ソーシャルディスタンス ・マスク装着 ・3密を避ける ・具合が悪ければ休む ・生活を共にしている人以外との食事を避ける 引き続き心がけましょう。
・感染しないように、人との接触機会を減らす(飲み会やめる、対面のミーティングやめるなど) ・救急医療を受けなくて済むようにする(外での活動を控え熱中症にならないように、過度な運動やアクティビティを避けケガをしないようにする、酒を飲みすぎて急性アルコール中毒にならないようにする)
発熱外来を受診できず、薬がもらえないという方は薬局で漢方薬を買うのも選択肢です。 ・咳:麦門冬湯 ・のどの痛み:桔梗湯 ・鼻水:小青竜湯 ・体のだるさ:補中益気湯 漢方薬にも副作用はあります。症状があるときのみ、1週間程度の内服なら健康成人では内服を検討しても良いでしょう。
【会食がダメな理由】 濃厚接触者の認定は、 ・マスクを外した状態で15分程度の会話 ・密閉空間で長時間一緒にいた などを鑑みて保健所が判断します。この基準で検査を行うと、かなり高い割合で陽性となります。
Amazonなどのサイトからも購入できますので、発熱外来に受診できない方などはご検討ください。 なお、アセトアミノフェン製剤の品薄が続いているようです。子供や妊婦さんはアセトアミノフェンが使いやすいため、他の健康成人の方はロキソニンなどの購入をできたらお願いいたします。
「わたし、コロナワクチンうてますか?」 という質問を、外来で受けることが多くなってきました。「うってはいけない人」はほんの少数です。 まとめましたので、ご参考までにどうぞ。 karada-naika.com/blog/corona-va…
「死亡者数増えてないのに何が大変?」 「重症者数減ってるのに何が大変?」 このあたりの疑問が最近多いようです。 軽症→呼吸が安定している 中等症→苦しくて酸素投与が必要 重症→人工呼吸器やECMO(エクモ)を必要とし、意識はない状態 イメージと医療現場での区分の乖離が大きいためでしょう。
新しい生活様式が正しく伝わっていなかったようです。 換気は社会の窓ではなく、普通の窓をあけましょう。 twitter.com/tokio0921000/s…
緊急事態宣言により、日常生活が劇的に変わることはありません。 スーパーや病院、薬局など、生活に必要な場所は引き続き営業されますし、そこに行くことも制限はかけられまけん。 今すぐスーパーなどに駆け込み、買い込む必要はありません。
発症日を「0日」と数えることになっています。検査の陽性日ではないことに注意です。 コロナ対策の再確認でした。
【自宅療養時のポイント】 新型コロナと診断されて自宅療養となった場合の注意点が厚労省から発表になりました。 「診断はされていないけど、体調が悪い」人も同様の対応が必要です。簡単にまとめましたので、ご参考にしてください。 karada-naika.com/blog/new-coron…
内服量の目安 アセトアミノフェン→ 成人 1回300〜500mg 1日3回まで 小児 1回あたり体重×10〜15mg ロキソプロフェンやイブプロフェンなどは市販品であれば書いてある用法用量を守って飲んだ下さい。 これらは、発熱、頭痛、のどの痛み、関節痛、腰痛などに効果があります。
【10例はアナフィラキシーではない】   3月9日までに報告された17例のアナフィラキシー症例のうち、国際的分類で評価すると10例はアナフィラキシーではない、とのことです。 幅広く副反応の報告をあげ、その中身をしっかり吟味し評価することが重要ですね。 twitter.com/TF_C19vaccine/…
【そろそろマウスシールドやめませんか】 一週間以上前に西村大臣がツッコんでいますが、政治家の皆さん、そろそろやめませんか。 マウスシールドはマスクの変わりにはならないです。 msn.com/ja-jp/news/nat…
【新型コロナは環境にどのくらい残る?】 空気中:3時間 ダンボール:24時間 プラスチック・ステンレス表面:2~3日 とされています。「そこにウイルスがいること」と、「そこから感染するか」は別問題です。今わかっているのは、↑の時間だけ「ウイルスがいること」です。
【体調の悪い人は休みましょう】 手洗い、ソーシャルディスタンスなどの感染予防策の中で、日本人が最も苦手なことが「体調不良で休む」ことです。 「37.5℃以上なら休む」というルールを設けているところがあるようですが、37.4℃以下でも倦怠感、咳などがあれば休んでください。 特に今の時期は。
会話しながらの食事は、マスクを外してまさに上2つの条件に当てはまります。 これが「生活を共にしていない人との食事は避けましょう」となる理由です。
・39℃の熱が5日間続いて、食事も取れてない→軽症 ・酸素マスクをつけて、酸素を吸わないと苦しい→中等症 このままの感染状況が続くと、このような状態になったとしても入院できず、熱で意識が朦朧とし食事が取れなくても、息が苦しくて寝れなくても、自宅療養になってしまいます。
【私はコロナワクチンをうちます】 最近、友人や知り合いから、「ワクチンうつ?うったほうがいい?」という質問をよく聞かれます。その答えです。 何なら食い気味で答えます。 科学的に有効であり、有害事象もこれまでのワクチンと比べて大きな変わりなし。現在唯一と言って良い出口戦略です。
【大雨後の感染症】 洪水などで土砂が流されることにより、土の中にいた細菌などが体内に入り込んでしまうことがあります。 レプトスピラ症、レジオネラ肺炎、破傷風など、あまり聞き慣れない感染症が発生します。 予防には手洗い、マスク装着に加え、土砂を片付けるときには長袖長ズボン、長靴で。