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株式会社ポインティは同性カップルが結婚できない状況は変えるべきだと考えており、すべての人に結婚の自由を求める「MARRIAGE FOR ALL JAPAN」の活動を寄付などで応援しています。また、他にも弊社としてできることを模索していきます。
#結婚の自由をすべての人に
marriageforall.jp
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こちらの漫画に原案提供をいたしました株式会社ポインティです。
弊社は「実際にあった性愛にまつわる体験談」を投稿いただく場所として純猥談というサイトを運営し、そちらに届いた体験談のいくつかを漫画原案として提供しております。… twitter.com/i/web/status/1…
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彼女さんって言う女が嫌いです。「彼女さん重いんでしょ?」って言う女が嫌いです。「自分はそんなことしないけど」って言う女が嫌いです。「彼女さんにはバレないよ」って人の彼氏の写真をもらう女が嫌いです。声も性格も全部知らないけど、全てが嫌いです。あんたみたいな女が大嫌いです。
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「元カノは毎日電話かけないと不機嫌になる子で、とにかく大変だった」私はそうならないように、わがままも言わず、電話もほとんどしなかった。なのに付き合って1年がたった今、「元カノが忘れられないから」って彼氏は私の元からいなくなった。ああ私、もっとわがままになれば良かった。
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「倦怠期だと思う」彼氏が言った。私のことをもう好きじゃないのは薄々感じていた。まだ彼を好きな私と、私を振れない彼。結局、私が彼を振った。好きだから振ったんだよ。あなたが次に進んで幸せになるために。「優しいね」なんて言わないで。あなたの中途半端な優しさとは別物だから。
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君から連絡が来なくなって、慌ててメイクすることもなくなった。平穏な日常。依存しなくて良かった。そっちから離れてくれて良かった。でも、この淋しさの分だけ、君に夢中だった時間を実感した。悔しい。結局私、めちゃくちゃ恋してた。
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大好きだったあなた。浮気して裏切って私を散々傷つけて幸せになったあなた。もう未練はない。私にも大好きな恋人ができた。けど、あなたにつけられた傷のせいで、私は大好きな恋人すら信じられないでいるよ。結婚できて子供ができてよかったね、お幸せに。私はきっと、ずっとこのままだけど。
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来年、結婚します。誰にでも優しいあなたと違って、私だけに優しい彼です。いつ誰とでも飲みに行くあなたと違って、私と飲みに行きたいと言う彼です。一生分の恋をあなたとしたので、永遠の愛を彼に注ぎます。「幸せだ」と思いながら、1番好きだったあなたじゃなくて、2番目に好きな彼と結婚します。
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彼氏と別れた。「すき」も「かわいい」もめったに口にしてくれない彼氏だった。「いくら大好きでも、ちゃんと愛情表現してもらえないと気持ちも冷めちゃうんだよ」なんて、死んでも教えてやらない。貴方が次の子に沢山「すき」を伝えるようになってしまったら、私は惨めすぎるから。
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「君だけはない」そう言い合って、毎日通話しましたね。2人で遊びにも行きました。知ってましたか?私は貴方が初恋でした。「ない」って言うから、関係を崩すのが怖くてなにも言えませんでした。なのに偶然再会した今「本当は好きだった」なんて、やめてください。私もう、結婚したんです。
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「私、結婚したの」その一言で表情が変わったね。ずっとそばにいると思ってた?馬鹿だな。私だって幸せになりたい。愛されたい。追いかけ続けて、たまにもらえる飴に喜ぶ日々は疲れたの。今の彼には愛されてて幸せだよ。ぬるい言葉の首輪で私を繋いだこと、一生後悔して。たまに思い出してあげるから。
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多分、今の彼氏と結婚する。不満はない。優しくて、記念日には欠かさず連絡をくれて、私が忙しい時は家に来て身の回りのことをしてくれて。何より私が大好きで。こんなに良い人他にいないって思ってるけど、一つだけ気になってることがある。私、経験人数あなただけなの。結婚して、後悔しないかな。
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別にいいけどね、女の子とリプで絡んでても。気にしないけどね、女の子とライブに行ってても。未読のままのLINE。彼が新しい投稿をしたという通知。SNSで繋がってるからこそ、優先度が明らかに分かるこの感じが苦しい。彼女がしんどい時くらい、連絡返してよ。別にいいけどさ。
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デートの日、早起きして可愛い自分をつくる。寝てる彼氏の体を揺らす。夕方、メイクを落とす。今日もあなたを起こせなかったから、デートは居酒屋。帰ったら「ベッド行こうか」とすぐ眠る。4年間、変わらないあなたとの夜。呑気に眠れるあなたが羨ましい。私は今日も新しい下着を着けてるんだよ。
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顔にコンプレックスを抱えていた私。「その服可愛いね」と言われても「可愛いのは服だけで自分は...」と思うほど、卑屈になっていた。ある日、夏祭りで浴衣を着た。「浴衣可愛い?」彼氏に聞くと「浴衣もだけど、浴衣を着てる君が可愛いよ」と褒めてくれた。あの時、涙堪えられてたかな。
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初めての彼氏ができて、初めてを捧げた。痛くて最後までできないのが申し訳なかったから、繋がれたときは本当に嬉しかった。「実は初めてなのめんどくさいって思っちゃった」何度目かの行為が終わったあとの、大好きな彼氏の言葉。別れた今でも胸が痛む。私の初めてはあなたには価値がなかったんだね。
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1日1通の彼氏とのLINE。「このくらいのペースの方がちょうどいい」って友達には言ってるけど。浮気した彼氏の元カノの気持ちも、すごく分かる。だって寂しいもん。いつか元カノみたいになるんじゃないかと不安になる夜がある。だから今日も言い聞かせる。「私にはこれがちょうどいいんだ」って。
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付き合いたての頃は「会いたい」と言えば「俺も!今から行くね!」って迎えに来てくれてたのにね。1年半経った今は「それな」だけ。「今から会おう」にも「今度ね」だけでいつ会えるかは教えてくれない。私の誘いを断った夜、友達と漫喫に行ったあと家で酔い潰れてたらしいね。本当かは知らないけど。
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「俺からは絶対振らないよ」付き合って何ヶ月かしたとき、彼氏に言われた。純粋に嬉しかった。だって、お互いに初めてを捧げて、本気で結婚を考えられる人だったから。でも結局振ったじゃん、そっちから。やるせなさを噛みしめながら、彼と彼の今の恋人との仲睦まじいインスタを眺める。
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「婦人科で検査してきたんだけど、話があって」メッセージへの返信は「え?子供できた?」私、あなたにピル飲んでって言われて飲んでるんだよ。「ううん、違う。癌かもしれないって」震える手で伝えたのに。「妊娠じゃなくて良かった」その返事はあまりにも酷いと思いませんか。
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「2人で出かけない?」異性からの誘いに私が返す言葉は「すみません、彼氏がいるので」。だけどみんなに優しい私の彼氏は、誰からの誘いも断らない。ねえ、あなたが好きなのはよくご飯に誘ってくる女友達ですか?今携帯をいじりながら背中を向けられている私ですか?優しいって、なんだろうね。
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君に振られたくなくて、君の好みに合わせて可愛い女の子を演じた。大好きな読書もお菓子を食べるのもやめて、君と同じゲームを始めて。いつも笑顔を絶やさずに元気に話して、君にベタベタくっついて。そうして、君の愛で満たされたはずなのに。なんでだろう、私はどんどん空っぽになっていく。
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君と付き合ってから「太いね」と言われた脚が、「無さすぎ」と笑われた胸が、「ぐちゃぐちゃだな」と馬鹿にされた髪が、私の全部が大嫌いになった。君と別れてからは健康的な脚が、動きやすい小さな胸が、癖のあるふわふわの髪が愛おしい。自分を愛せるのは自分しかいないんだ。君がいなくても大丈夫。
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「SNSに彼女はのせない主義」付き合ってた時言ってたね。じゃあ、今隣に写ってるその子は何?私とはツーショットなんて撮らなかったよね?カメラを向けても、「写るの苦手」って顔を背けたよね?流れてきたストーリーには、嬉しそうに笑ってる君。変わったね。私じゃ君は変えられなかったみたい。
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可愛い下着に見向きもせずに「どうせ脱ぐのに」と言ってホックを外した彼氏。違う。違うんだよ。欲しかったのはそんな言葉じゃなくて、「可愛い」の一言だったのに。今日も可愛い下着を身につけて彼に会いに行く。言ってもらえるか分からない「可愛い」を期待して。